Ebon Praetor
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(オラクル更新に関する追記) |
Aerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録) |
||
(4人の利用者による、間の5版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Ebon Praetor}} | {{#card:Ebon Praetor}} | ||
− | |||
− | 6[[マナ]]で5/5[[トランプル]]&[[先制攻撃]]という優秀な[[ファッティ]] | + | 6[[マナ]]で5/5[[トランプル]]&[[先制攻撃]]という優秀な[[ファッティ]]。ただし[[アップキープ]]ごとに[[サイズ]]が縮むか[[クリーチャー]]を[[生け贄に捧げる]]かを要求してくる。 |
− | + | 一度でも生け贄を捧げ損ねると3/3と貧相なサイズになってしまい、先制攻撃はともかくトランプルが活用しづらくなるのが難しい。一時的に[[パワー]]を参照する[[伏魔殿/Pandemonium]]のようなカードと併用し維持することを度外視した運用も考えられるか。[[スラル]]を生け贄にした場合に強化できるというメリットがあるため、律儀に維持する[[デッキ]]を汲む場合は[[増殖槽/Breeding Pit]]あたりを一緒に使いたい。 | |
− | *[[+1/+1カウンター|+1/+1]]でない[[+X/+Yカウンター]]を2種類も使うのでややこしい。2011年時点で-2/- | + | *[[+1/+1カウンター|+1/+1]]でない[[+X/+Yカウンター]]を2種類も使うのでややこしい。2011年時点で[[-2/-2カウンター]]を使う唯一のカードであり、このようなカウンターを使うカードは今後も現れないものと思われる。 |
− | *初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[アバター]] | + | *初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[アバター]]のみであったが、[[2011年]]5月の[[オラクル]]更新でアバターから[[法務官]]に変更された。その後、2011年6月のオラクル更新で再びアバターのクリーチャー・タイプを獲得した。 |
+ | *{{Gatherer|id=1848}}は、法務官が罪人と思しきクリーチャーに裁きを下しているシーンが描かれているのだが、罪人が[[デビル]]と巨大な[[兎]]に勾引されており、[[黒]]の[[大型クリーチャー]]に似つかわしくないメルヘンチックな印象を放っている。 | ||
+ | **[[アーティスト]]である[[Randy Asplund-Faith]]の[https://www.randyasplund.com/pages/fantpg/darkJudge.html 公式サイトの解説]によれば、イラストの左側に描かれている生物は兎ではなく[[プーカ/Puca]]であるとのこと。 | ||
+ | *法務官の多くは[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]関連のカードであり、強力な性能と迫力のあるアートを備えた[[伝説のクリーチャー]]の面々にこのメルヘンチックなカードが混ざっているのはややおかしみがある。 | ||
+ | **このギャップは[[R&D Playtest cards]]の[[Who's That Praetor? (Playtest)]]でも取り上げられている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
15行: | 18行: | ||
[[Category:フォールン・エンパイアの再録禁止カード]] | [[Category:フォールン・エンパイアの再録禁止カード]] | ||
− |
2024年8月15日 (木) 07:59時点における最新版
Ebon Praetor (4)(黒)(黒)
クリーチャー — アバター(Avatar) 法務官(Praetor)
クリーチャー — アバター(Avatar) 法務官(Praetor)
トランプル、先制攻撃
あなたのアップキープの開始時に、Ebon Praetorの上に-2/-2カウンターを1個置く。
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:Ebon Praetorから-2/-2カウンターを1個取り除く。生け贄に捧げられたクリーチャーがスラル(Thrull)であるなら、Ebon Praetorの上に+1/+0カウンターを1個置く。あなたのアップキープの間にのみ、毎ターン1回のみ起動できる。
6マナで5/5トランプル&先制攻撃という優秀なファッティ。ただしアップキープごとにサイズが縮むかクリーチャーを生け贄に捧げるかを要求してくる。
一度でも生け贄を捧げ損ねると3/3と貧相なサイズになってしまい、先制攻撃はともかくトランプルが活用しづらくなるのが難しい。一時的にパワーを参照する伏魔殿/Pandemoniumのようなカードと併用し維持することを度外視した運用も考えられるか。スラルを生け贄にした場合に強化できるというメリットがあるため、律儀に維持するデッキを汲む場合は増殖槽/Breeding Pitあたりを一緒に使いたい。
- +1/+1でない+X/+Yカウンターを2種類も使うのでややこしい。2011年時点で-2/-2カウンターを使う唯一のカードであり、このようなカウンターを使うカードは今後も現れないものと思われる。
- 初出時のクリーチャー・タイプはアバターのみであったが、2011年5月のオラクル更新でアバターから法務官に変更された。その後、2011年6月のオラクル更新で再びアバターのクリーチャー・タイプを獲得した。
- イラストは、法務官が罪人と思しきクリーチャーに裁きを下しているシーンが描かれているのだが、罪人がデビルと巨大な兎に勾引されており、黒の大型クリーチャーに似つかわしくないメルヘンチックな印象を放っている。
- アーティストであるRandy Asplund-Faithの公式サイトの解説によれば、イラストの左側に描かれている生物は兎ではなくプーカ/Pucaであるとのこと。
- 法務官の多くは新ファイレクシア/New Phyrexia関連のカードであり、強力な性能と迫力のあるアートを備えた伝説のクリーチャーの面々にこのメルヘンチックなカードが混ざっているのはややおかしみがある。
- このギャップはR&D Playtest cardsのWho's That Praetor? (Playtest)でも取り上げられている。
[編集] 参考
- 漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:フォールン・エンパイア - アンコモン1
- カード個別評価:Masters Edition 2 - レア