総魔長、モータリオン/Mortarion, Daemon Primarch
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+ | 口数少なく社交性の乏しさ故に理解者は少なかったが、総主長の中でも随一の忍耐力と不屈の精神力を持ったと言われている。 | ||
+ | 誕生直後疫病に支配された惑星に送還された彼は、支配者であった義父からあらゆる武術と帝王学を学び後継を期待された。しかしモータリオンは悪政と病に苦しむ惨状を確信し、義父の元を去り民衆に尽くす。各地を開放し最後に互いの追放を賭けて義父に決闘を挑むも、異能による病に命の危機に晒されてしまう。そんな中、金色の鎧を来た偉丈夫に義父は両断される。その男こそ人類の皇帝本人であった。皇帝は自身がモータリオンを生み出した事、そして人類の未来の為に力を貸すよう頼んだ。モータリオンは義父のような悪逆から『人類を救う』という使命もあり提案には乗ったが、義父を殺めた皇帝への怨恨も決して忘れることは無かった。 | ||
+ | 帝国に回帰した後は'''デス・ガード'''/''Death Guard''と名付けた兵団を率い帝国に尽くす。デス・ガードはあらゆる病や腐敗にも対抗した戦団として功績を積み、銀河統一間近まで邁進していく。なおモータリオンは義父が持っていた異能の力を嫌悪していた為、デス・ガードでは異能の使用禁止と異能者の不採用を徹底したという。しかし帝国とモータリオンの連携そして皇帝との確執は、総主長の一人で皇帝の腹心であったホルス/Horusが人類の帝国に叛旗を翻した「[[ホルスの大逆/The Horus Heresy]]」によって終わりを迎える。'''渾沌'''/''Chaos''に魅入られた副団長ティファウス/Typhusにより、渾沌神'''ナーグル'''/''Nurgle''率いる腐敗と疫病を操る悍ましき怪物たちの陣地付近まで送還される。モータリオン含む全てのデスガードは「崩壊病」と呼ばれる生体兵器により全身があらゆる牙や触手を生やし腐敗に覆われた醜悪な肉塊と成り果てる。更に発狂するほどの苦痛によりなす術ないまま変わり果てた自身と兵団を見たモータリオンは、ナーグル神に永遠の服従を誓う事に。ここに一つの総主長の消滅と新たな'''総魔長'''/''Daemon Primarch''が誕生した。醜悪な肉塊と化した見た目とは裏腹にモータリオンはあらゆる損傷や病にも耐えうる不滅の肉体を得たのである。強大かつ不屈なる命の誕生にナーグル神と取り巻きは大層喜び家族として受け入れたという。ホルスの死亡後渾沌陣営に逃走した彼は、新たな疫病開発と生き残った総主長の崩壊を目指して潜伏している。皮肉にもかつて叛旗を翻した義父同様、「力による圧政と独裁による支配で人類を更なる境地へ至らす」のが総魔長モータリオンの最終目標である。 | ||
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*[[カード個別評価:ウォーハンマー40,000統率者デッキ]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ウォーハンマー40,000統率者デッキ]] - [[レア]] |
2024年1月28日 (日) 21:46時点における最新版
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon) 総主長(Primarch)
飛行
デスガードの総主長 ― あなたの終了ステップの開始時に、あなたは(X)を支払ってもよい。そうしたなら、威迫を持つ黒の2/2のアスタルテス(Astartes)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークンX体を生成する。Xは、このターンにあなたが失ったライフの点数以下でなければならない。
自分のターン中に失ったライフ量以下のマナを支払うことでアスタルテス・戦士・トークンを生成できる伝説のデーモン・総主長。
対戦相手によるインスタント・タイミングや誘発型能力の本体火力・ライフロスへの牽制にもなるが、基本的には他のカードとのコンボを前提とした能力。手間がかかる分1マナ2/2威迫はかなりのコスト・パフォーマンスであり、数を並べるのにも向いている。本体も5/6飛行で打点に貢献してくれる。ただし低コストとはいえマナを要求する手前、これを唱えたターンやコンボ元にマナを割いた上で仕事するのが難しいのは悩みどころ。タリスマンのようにマナ加速しながらライフを失う手段は相性が良く、構築済みデッキ「禍つ神々の力/The Ruinous Powers」にも両者が収録されている。
- 誘発型能力はあなたがそのターンにライフを失っていなくても必ず誘発する。解決時までにライフを失えばXの値を1以上に指定できる。
- 解決の手順はXの値の決定→コストの支払いのためのマナ能力の起動、になるため、上述のタリスマンやダメージランドでXの値を量増ししたい場合は解決前にマナを出しておく必要がある。
[編集] ストーリー
総魔長、モータリオン/Mortarion, Daemon Primarchはウォーハンマー40,000に登場するかつて総主長/Primarchにして現在は総魔長/Daemon Primarchの一人。 口数少なく社交性の乏しさ故に理解者は少なかったが、総主長の中でも随一の忍耐力と不屈の精神力を持ったと言われている。 誕生直後疫病に支配された惑星に送還された彼は、支配者であった義父からあらゆる武術と帝王学を学び後継を期待された。しかしモータリオンは悪政と病に苦しむ惨状を確信し、義父の元を去り民衆に尽くす。各地を開放し最後に互いの追放を賭けて義父に決闘を挑むも、異能による病に命の危機に晒されてしまう。そんな中、金色の鎧を来た偉丈夫に義父は両断される。その男こそ人類の皇帝本人であった。皇帝は自身がモータリオンを生み出した事、そして人類の未来の為に力を貸すよう頼んだ。モータリオンは義父のような悪逆から『人類を救う』という使命もあり提案には乗ったが、義父を殺めた皇帝への怨恨も決して忘れることは無かった。 帝国に回帰した後はデス・ガード/Death Guardと名付けた兵団を率い帝国に尽くす。デス・ガードはあらゆる病や腐敗にも対抗した戦団として功績を積み、銀河統一間近まで邁進していく。なおモータリオンは義父が持っていた異能の力を嫌悪していた為、デス・ガードでは異能の使用禁止と異能者の不採用を徹底したという。しかし帝国とモータリオンの連携そして皇帝との確執は、総主長の一人で皇帝の腹心であったホルス/Horusが人類の帝国に叛旗を翻した「ホルスの大逆/The Horus Heresy」によって終わりを迎える。渾沌/Chaosに魅入られた副団長ティファウス/Typhusにより、渾沌神ナーグル/Nurgle率いる腐敗と疫病を操る悍ましき怪物たちの陣地付近まで送還される。モータリオン含む全てのデスガードは「崩壊病」と呼ばれる生体兵器により全身があらゆる牙や触手を生やし腐敗に覆われた醜悪な肉塊と成り果てる。更に発狂するほどの苦痛によりなす術ないまま変わり果てた自身と兵団を見たモータリオンは、ナーグル神に永遠の服従を誓う事に。ここに一つの総主長の消滅と新たな総魔長/Daemon Primarchが誕生した。醜悪な肉塊と化した見た目とは裏腹にモータリオンはあらゆる損傷や病にも耐えうる不滅の肉体を得たのである。強大かつ不屈なる命の誕生にナーグル神と取り巻きは大層喜び家族として受け入れたという。ホルスの死亡後渾沌陣営に逃走した彼は、新たな疫病開発と生き残った総主長の崩壊を目指して潜伏している。皮肉にもかつて叛旗を翻した義父同様、「力による圧政と独裁による支配で人類を更なる境地へ至らす」のが総魔長モータリオンの最終目標である。