プロツアー「アモンケット」
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+ | スタンダード部門の初日の使用率では、[[マルドゥ機体#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期|マルドゥ機体]](26.2%)と[[霊気池の驚異#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期|ティムール霊気池]](19.6%)が前評判通りにそれぞれ1位・2位となり、さらにあまり注目されていなかった[[ゾンビ (デッキ)#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期|黒単ゾンビ]]が16.7%で3位につけた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptakh/pro-tour-amonkhet-day-one-standard-metagame-breakdown-2017-05-12 Pro Tour Amonkhet Day One Standard Metagame Breakdown]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptakh17/article/018763/ プロツアー『アモンケット』 初日スタンダード・メタゲーム・ブレイクダウン](イベントカバレージ [[Frank Karsten]]著)</ref>。 | ||
− | 2日目進出率では、霊気池の驚異とゾンビが7割を超える一方で、[[メタる|メタられ]] | + | 2日目進出率では、霊気池の驚異とゾンビが7割を超える一方で、[[メタる|メタられ]]ていたマルドゥ機体は58%に留まった<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptakh/pro-tour-amonkhet-day-two-standard-metagame-breakdown-2017-05-13 Pro Tour Amonkhet Day Two Standard Metagame Breakdown]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptakh17/article/018813/ プロツアー『アモンケット』 2日目スタンダード・メタゲーム・ブレイクダウン](同上)</ref>。霊気池の驚異とゾンビはその後も快進撃を続け、この2つでトップ8に7人を送り込む結果となった。 |
− | + | 日本からはチーム「[[Musashi]]」に所属する[[行弘賢]]と[[渡辺雄也]]がトップ8に進出し、[[プロツアー#プロツアー・チームシリーズ|プロツアー・チームシリーズ]]1位独走に貢献した。だが、黒単ゾンビを駆る[[Gerry Thompson]]が準決勝と決勝でその2人を破り、かつて[[グランプリ]]優勝を果たしたナッシュビルの地で、今度は初のプロツアー優勝を成し遂げた。 | |
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+ | *決勝トーナメントは[[プロツアー「カラデシュ」]]と[[プロツアー「霊気紛争」]]のパラマストーナメント方式から、従来の[[シングル・エリミネーション]]方式に戻された。これは、パラマストーナメントでは「トップ8に入るための[[インテンショナル・ドロー]]を減らす」という目的を十分に果たせなかったため<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/organized-play/ixalan-worlds-pro-tour-nationals-and-rptqs-2017-04-18 Ixalan, Worlds, Pro Tour, Nationals, and RPTQs]/[http://mtg-jp.com/publicity/0018681/ 『イクサラン』の発表ならびに世界選手権およびプロツアー、国別選手権、プロツアー地域予選についてのお知らせ](Organized Play 2017年4月18日 [[Helene Bergeot]]著)</ref>。 | ||
+ | *[[スーパーサンデーシリーズチャンピオンシップ]]の廃止に伴う特例処置として、同大会最後の優勝者である[[齋藤慎也]]が特別招待枠で出場した<ref>[http://coverage.mtg-jp.com/ptakh17/article/018767/ プロツアー『アモンケット』日本人プレイヤー初日成績一覧](イベントカバレージ [[金子真実]]著)</ref>(特別招待枠によるプロツアー出場者は、日本人では[[糸谷哲郎]]以来2例目)。 | ||
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2023年10月12日 (木) 23:33時点における最新版
プロツアー「アモンケット」/Pro Tour Amonkhetは、2017年にアメリカのテネシー州・ナッシュビルで開催された、スタンダードとブースター・ドラフトのプロツアー。
目次 |
[編集] 概要
スタンダード部門の初日の使用率では、マルドゥ機体(26.2%)とティムール霊気池(19.6%)が前評判通りにそれぞれ1位・2位となり、さらにあまり注目されていなかった黒単ゾンビが16.7%で3位につけた[1]。
2日目進出率では、霊気池の驚異とゾンビが7割を超える一方で、メタられていたマルドゥ機体は58%に留まった[2]。霊気池の驚異とゾンビはその後も快進撃を続け、この2つでトップ8に7人を送り込む結果となった。
日本からはチーム「Musashi」に所属する行弘賢と渡辺雄也がトップ8に進出し、プロツアー・チームシリーズ1位独走に貢献した。だが、黒単ゾンビを駆るGerry Thompsonが準決勝と決勝でその2人を破り、かつてグランプリ優勝を果たしたナッシュビルの地で、今度は初のプロツアー優勝を成し遂げた。
- 決勝トーナメントはプロツアー「カラデシュ」とプロツアー「霊気紛争」のパラマストーナメント方式から、従来のシングル・エリミネーション方式に戻された。これは、パラマストーナメントでは「トップ8に入るためのインテンショナル・ドローを減らす」という目的を十分に果たせなかったため[3]。
- スーパーサンデーシリーズチャンピオンシップの廃止に伴う特例処置として、同大会最後の優勝者である齋藤慎也が特別招待枠で出場した[4](特別招待枠によるプロツアー出場者は、日本人では糸谷哲郎以来2例目)。
[編集] 基本データ
- 日時:2017年5月12日~5月14日
- 会場:Music City Center
- フォーマット:混合
- 1日目:ブースター・ドラフト(アモンケット×3)3回戦、スタンダード(戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット)5回戦
- 2日目:ブースター・ドラフト3回戦、スタンダード5回戦
- 3日目(決勝ラウンド):スタンダード
- 参加者数:378名
[編集] 上位入賞者
順位 | プレイヤー名 | チーム | 構築の使用デッキ |
---|---|---|---|
優勝 | Gerry Thompson | Mutiny | 黒単ゾンビ |
準優勝 | 渡辺雄也 | Musashi | ティムール霊気池 |
第3位 | 行弘賢 | Musashi | 黒緑エネルギー |
第4位 | Martin Müller | Genesis | ティムール霊気池 |
第5位 | Chris Fennell | Lingering Souls | 白黒ゾンビ |
第6位 | Marc Tobiasch | Eureka | ティムール霊気池 |
第7位 | Christian Calcano | MTG Bent Card | 黒単ゾンビ |
第8位 | Eric Froehlich | Puzzle Quest | ティムール霊気池 |
[編集] 脚注
- ↑ Pro Tour Amonkhet Day One Standard Metagame Breakdown/プロツアー『アモンケット』 初日スタンダード・メタゲーム・ブレイクダウン(イベントカバレージ Frank Karsten著)
- ↑ Pro Tour Amonkhet Day Two Standard Metagame Breakdown/プロツアー『アモンケット』 2日目スタンダード・メタゲーム・ブレイクダウン(同上)
- ↑ Ixalan, Worlds, Pro Tour, Nationals, and RPTQs/『イクサラン』の発表ならびに世界選手権およびプロツアー、国別選手権、プロツアー地域予選についてのお知らせ(Organized Play 2017年4月18日 Helene Bergeot著)
- ↑ プロツアー『アモンケット』日本人プレイヤー初日成績一覧(イベントカバレージ 金子真実著)
[編集] 参考
- Thompson's Relentless Run(公式サイト、英語)
- プロツアー『アモンケット』 イベントカバレージ(mtg-jp.com)
- トーナメント記録
2017シーズン | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
世界選手権 ワールドカップ |
世界選手権 - ワールド・マジック・カップ | ||||||
国別選手権 | 日本 - イングランド - アメリカ | ||||||
プロツアー | プロツアー「霊気紛争」(ダブリン) - プロツアー「アモンケット」(ナッシュビル) - プロツアー「破滅の刻」(京都) - プロツアー「イクサラン」(アルバカーキ) | ||||||
グランプリ |
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その他 | チームシリーズ決勝 - SSSチャンピオンシップ - ヴィンテージ - レガシー - ヨーロッパヴィンテージ - ヨーロッパレガシー - Finals | ||||||
1995-1996・1996-1997・1997-1998・1998-1999・1999-2000・2000-2001・2001-2002・2002-2003・2003-2004・2004-2005・2006・ 2007・2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2020-2021・2021-2022・2022-2023・2023-2024・2024-2025 |