祝祭

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*同一ターンに3つ以上のパーマネントを戦場に出しても、[[効果]]が強力になるわけではない。あくまで「2つ出した」を閾値としているだけである。
 
*同一ターンに3つ以上のパーマネントを戦場に出しても、[[効果]]が強力になるわけではない。あくまで「2つ出した」を閾値としているだけである。
 
*祝祭が[[誘発型能力]]である場合、それは[[if節ルール]]の影響下にある。指定された[[誘発]]タイミングの時点で2つ以上のパーマネントを戦場に出していなければ、[[能力]]自体が誘発しない。
 
*祝祭が[[誘発型能力]]である場合、それは[[if節ルール]]の影響下にある。指定された[[誘発]]タイミングの時点で2つ以上のパーマネントを戦場に出していなければ、[[能力]]自体が誘発しない。
*祝祭が[[常在型能力]]である場合、それは[[スタック]]を用いず処理される。
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*祝祭が[[常在型能力]]である場合、それは[[スタック]]を用いず処理される。常在型能力の祝祭を持つパーマネントがちょうど2つ目として出る際に[[置換効果]]を適用を受けるかは、そのパーマネントが戦場に出た時とるであろう特性を参照する({{CR|614.12}})。
**例)土地でないパーマネントを戦場に出したターンに[[擬態する歓楽者、ゴドリック/Goddric, Cloaked Reveler]]を戦場に出した場合、それは最初から4/4の状態で戦場に出るため、[[ガラクの蜂起/Garruk's Uprising]]の[[誘発条件]]を満たす。
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**例1)土地でないパーマネントちょうど1つを戦場に出したターンに[[擬態する歓楽者、ゴドリック/Goddric, Cloaked Reveler]]を戦場に出した場合、それはパワー4以上のクリーチャーとして戦場に出るので[[ガラクの蜂起/Garruk's Uprising]]の[[誘発条件]]を満たす。一方、戦場に出る直前ではまだ人間であるので、戦場に出る際に機能する[[安らかに旅立つ者/Dearly Departed]]の[[置換効果]]は機能する。
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**例2)土地でないパーマネント2個以上を戦場に出したターンにゴドリックを戦場に出す場合、ドラゴンとして戦場に出ようとするので安らかに旅立つものの置換効果は受けられない。ガラクの蜂起は問題なく適用される。
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==
 
この能力は、役割・[[トークン]]がきっかけで生み出されたものである<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/wilds-story-part-1 Wilds Story, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037147/ 『森』の話 その1]([[Making Magic]] [[2023年]]8月15日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
 
この能力は、役割・[[トークン]]がきっかけで生み出されたものである<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/wilds-story-part-1 Wilds Story, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037147/ 『森』の話 その1]([[Making Magic]] [[2023年]]8月15日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。

2023年8月31日 (木) 21:44時点における版

祝祭/Celebrationエルドレインの森初出の能力語


Grand Ball Guest / 大餐会の客人 (1)(赤)
クリーチャー ― 人間(Human) 農民(Peasant)

祝祭 ― 土地でない2つ以上のパーマネントがあなたのコントロール下で戦場に出たターンの間、大餐会の客人は+1/+1の修整を受けるとともにトランプルを持つ。

2/2



Ash, Party Crasher / パーティー破り、アッシュ (赤)(白)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human) 農民(Peasant)

速攻
祝祭 ― パーティー破り、アッシュが攻撃するたび、このターンに土地でない2つ以上のパーマネントがあなたのコントロール下で戦場に出たことがある場合、パーティー破り、アッシュの上に+1/+1カウンター1個を置く。

2/2


目次

解説

このターンに2つ以上の土地でないパーマネント戦場に出していたなら機能する能力を指す。

エルドレインの森では新ファイレクシア/New Phyrexiaに勝利したエルドレイン/Eldraine住民の宴を表現している。パーマネント・カードのみがこれを扱っており、同2色の組み合わせリミテッドアーキタイプとなっている。同セットで登場した役割とのシナジーも存在し、ETBで役割を生成できるパーマネント・カードを使うことで手軽に条件を満たせる。

ルール

  • 祝祭を持つパーマネント自身や、それより前に戦場に出したパーマネントもこのターンに出ていれば数に含める。
  • この能力は、戦場に出るというイベントそのものを参照する。出したパーマネントが戦場に残っていなかったり、土地でない状態で出たパーマネントが後から土地にされた場合も数に含める。
  • 同一ターンに3つ以上のパーマネントを戦場に出しても、効果が強力になるわけではない。あくまで「2つ出した」を閾値としているだけである。
  • 祝祭が誘発型能力である場合、それはif節ルールの影響下にある。指定された誘発タイミングの時点で2つ以上のパーマネントを戦場に出していなければ、能力自体が誘発しない。
  • 祝祭が常在型能力である場合、それはスタックを用いず処理される。常在型能力の祝祭を持つパーマネントがちょうど2つ目として出る際に置換効果を適用を受けるかは、そのパーマネントが戦場に出た時とるであろう特性を参照する(CR:614.12)。

開発秘話

この能力は、役割・トークンがきっかけで生み出されたものである[1]

展望デザイン段階では名前がなく、土地でないパーマネントがあなたのコントロール下で戦場に出るたびに誘発する能力であった。しかしそのためには複数回誘発してもよい小さな効果にする必要があり、デザインの幅を狭めていた。そこでセット・デザインが現在の形に変更し、これにより多くのカードに持たせることができるようになったため能力語になった[2]

脚注

  1. Wilds Story, Part 1/『森』の話 その1Making Magic 2023年8月15日 Mark Rosewater著)
  2. Wilds Story, Part 2/『森』の話 その2(Making Magic 2023年8月21日 Mark Rosewater著)

参考

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