オーガの貧王/Ogre Slumlord

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[[オーガ]]でありながら[[ネズミ]][[接死]]を付与し、[[ネズミ]]・[[トークン]]を生み出す一風変わった[[クリーチャー]]
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[[ネズミ]][[接死]]を付与する能力に加え、[[クリーチャー]]が[[死亡]]するたびに[[ネズミ]]・[[トークン]]を生み出す能力も持つ、ネズミの[[ロード (俗称)|ロード]]的クリーチャー。
  
一般的な[[ロード]]とは異なりこれ自体が複数並んでも即座に[[戦場]]に大きな影響を与えることは無い。自前でネズミを出しておくか、他の[[トークン]]でない[[クリーチャー]][[死亡]]してはじめてこのクリーチャーの[[能力]]による恩恵を受けることが出来る。
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[[P/T]][[修整]]こそ与えないものの、接死が与える影響は生半可な[[サイズ]]修整よりもはるかに大きい。ネズミはたいてい[[小型クリーチャー|小粒]]だが接死があればどんな[[大型クリーチャー]]とも相討ちが取れるようになり、しかもそうやってクリーチャーが[[死亡]]すればするほどさらにネズミ・トークンを生み出せる。即効性こそ無いものの、ネズミを適当に[[展開]]して適当に[[戦闘]]をしているだけで[[対戦相手]]のクリーチャーだけがみるみる減っていくことになるだろう。
  
即効性は無いものの、自分のコントロールするネズミはすべて[[接死]]を持つうえ、クリーチャーが死亡すればそのぶんトークンを得ることになるので相打ち覚悟で適当に[[戦闘]]をしているだけでこちらはクリーチャーの数が減らず相手のクリーチャーだけが減って行くことになる。ネズミ・トークンのサイズが小さいという欠点は[[接死]]がある程度カバーしてくれる。
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しかしネズミは所詮ネズミであり、1/1に過ぎないので過信は禁物。対戦相手の[[フライヤー]]とすれ違いの[[ダメージレース]]になれば相当不利であるし、[[拘留の宝球/Detention Sphere]]や[[集団疾病/Illness in the Ranks]]などであっさり全滅することも珍しくない。また貧王を[[除去]]された場合には頼みの綱の接死を失い、簡単に踏み潰されてしまうことになる。このカードを中心とした[[ネズミ (デッキ)|ネズミ・デッキ]]を組むならば、それらの弱点に対するケアは必須と言える。
  
[[対戦相手]][[クリーチャー]][[トークン]]を多用しているのでない限り、真っ向勝負ではジリ貧になってしまうため少々の[[ダメージ]]なら無視してくれるようになるだろう。
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*[[対戦相手]][[クリーチャー]][[死亡]]したときにも、[[あなた]][[コントロール]]下で[[ネズミ]][[トークン]]が出る。
 
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*貧王が2枚3枚と[[戦場]]に出ていれば、ネズミが増える量も2倍3倍になる。一方で、2つ目の能力は重複しても意味がない。
ただしクリーチャー・トークンなので[[拘留の宝球/Detention Sphere]][[集団疾病/Illness in the Ranks]]を使われると、途端に戦線崩壊の危機に陥る弱みをカバーする方法は用意しておきたい。また、相手が[[飛行]]持ちがメインの場合、ブロッカーに行けるトークンを自発的に生み出せないのが厳しいところ。上を壊滅させられたら、流石にトークンが増えてもダメージレースで勝つのは難しい。
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**貧王が2枚出ていて片方が死亡した場合、もう片方の能力でトークンが出る。貧王が2枚出ていて両方同時に死亡した場合、お互いの能力でそれぞれトークンが出る([[領域変更誘発]]参照)。
 
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*[[群れネズミ/Pack Rat]]との相性も良好であるが、群れネズミが生み出すのは「[[コピー]]・トークン」であるため、それが死亡してもネズミ・トークンは出ない点に注意。
*[[群れネズミ/Pack Rat]]との相性はよい。4体ほどいれば[[対戦相手]]もさすがに無視できなくなり[[再生]]持ちでもいない限り悪循環な[[チャンプブロック]]を繰り返すはめになるだろう。
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*[[ラヴニカ・ブロック]]にも、ネズミと共棲([[サーチ]])する[[オーガ]]である[[鼠狩り/Ratcatcher]]が存在する。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ギルド門侵犯]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ギルド門侵犯]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:統率者マスターズ]] - [[レア]]

2023年7月25日 (火) 01:05時点における最新版


Ogre Slumlord / オーガの貧王 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — オーガ(Ogre) ならず者(Rogue)

他のトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、あなたは黒の1/1のネズミ(Rat)・クリーチャー・トークンを1体生成してもよい。
あなたがコントロールするネズミは接死を持つ。

3/3

ネズミ接死を付与する能力に加え、クリーチャー死亡するたびにネズミトークンを生み出す能力も持つ、ネズミのロード的クリーチャー。

P/T修整こそ与えないものの、接死が与える影響は生半可なサイズ修整よりもはるかに大きい。ネズミはたいてい小粒だが接死があればどんな大型クリーチャーとも相討ちが取れるようになり、しかもそうやってクリーチャーが死亡すればするほどさらにネズミ・トークンを生み出せる。即効性こそ無いものの、ネズミを適当に展開して適当に戦闘をしているだけで対戦相手のクリーチャーだけがみるみる減っていくことになるだろう。

しかしネズミは所詮ネズミであり、1/1に過ぎないので過信は禁物。対戦相手のフライヤーとすれ違いのダメージレースになれば相当不利であるし、拘留の宝球/Detention Sphere集団疾病/Illness in the Ranksなどであっさり全滅することも珍しくない。また貧王を除去された場合には頼みの綱の接死を失い、簡単に踏み潰されてしまうことになる。このカードを中心としたネズミ・デッキを組むならば、それらの弱点に対するケアは必須と言える。

[編集] 参考

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