アルガイヴの徴募人、ベイルド/Baird, Argivian Recruiter

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大量[[展開]]に強い[[白]][[単色]]の[[ドミナリア]]期から一転、自ら大量展開を行う[[赤白]]として再登場した[[ベイルド/Baird]]。[[パワー]]が基本の値より[[強化]]されている[[クリーチャー]]を[[コントロール]]していれば[[トークン]]を[[生成]]できる[[伝説の]][[人間]]・[[兵士]]。
 
大量[[展開]]に強い[[白]][[単色]]の[[ドミナリア]]期から一転、自ら大量展開を行う[[赤白]]として再登場した[[ベイルド/Baird]]。[[パワー]]が基本の値より[[強化]]されている[[クリーチャー]]を[[コントロール]]していれば[[トークン]]を[[生成]]できる[[伝説の]][[人間]]・[[兵士]]。
  
[[誘発条件]]を満たせさえすれば[[追加コスト]]等無しに2[[マナ]]の[[クリーチャー]]から継続的に戦力を供給できる。その誘発条件も[[+1/+1カウンター]]や[[装備品]]など、いかなる手段でもパワーに[[修整]]が入っていればよいので受けが広い。特に[[全体強化]]との相性は良好で、生成されるトークン達も強化されるため効率的に総[[打点]]を上昇させていける。
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[[誘発条件]]を満たせさえすれば[[追加コスト]]等無しに2[[マナ]]の[[クリーチャー]]から継続的に戦力を供給できる。その誘発条件も[[+1/+1カウンター]]や[[装備品]]など、いかなる手段でもパワーに[[修整]]が入っていればよく、ベイルド以外のクリーチャーが強化されていても良いので受けが広い。特に[[全体強化]]との相性は良好で、生成されるトークン達も強化されるため効率的に総[[打点]]を上昇させていける。
  
 
[[団結のドミナリア]]の[[リミテッド]]では容易にパワーを上げられる[[コモン]]の[[流動石のカヴー/Flowstone Kavu]]が良き相方となる。[[攻撃]]して生き残る算段さえあれば、[[後援]]もマナ不要で誘発条件を満たせるため便利である。また、[[レア]]との組み合わせになるが全体強化持ちの[[雄々しい古参兵/Valiant Veteran]]や[[国王ダリアン四十八世/King Darien XLVIII]]を引き当てられれば非常に強力。後者は[[背景世界]]における主なので[[ヴォーソス]]的にも美味しい組み合わせである。
 
[[団結のドミナリア]]の[[リミテッド]]では容易にパワーを上げられる[[コモン]]の[[流動石のカヴー/Flowstone Kavu]]が良き相方となる。[[攻撃]]して生き残る算段さえあれば、[[後援]]もマナ不要で誘発条件を満たせるため便利である。また、[[レア]]との組み合わせになるが全体強化持ちの[[雄々しい古参兵/Valiant Veteran]]や[[国王ダリアン四十八世/King Darien XLVIII]]を引き当てられれば非常に強力。後者は[[背景世界]]における主なので[[ヴォーソス]]的にも美味しい組み合わせである。
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*[[シヴの壊滅者/Shivan Devastator]]など基本のパワーが0で能力により強化されるクリーチャーを使えば手軽に誘発条件を満たせる。ただし、パワーに*の表記を含んでいる場合、ただ出すだけでは誘発しないので注意。詳細は下記[[#ルール|ルール]]を参照。
 
*[[シヴの壊滅者/Shivan Devastator]]など基本のパワーが0で能力により強化されるクリーチャーを使えば手軽に誘発条件を満たせる。ただし、パワーに*の表記を含んでいる場合、ただ出すだけでは誘発しないので注意。詳細は下記[[#ルール|ルール]]を参照。
  
*日本語訳では非常にわかりづらいが、[[ルール文章]]の「それ」とはパワーを参照されるクリーチャーのことを示す。
 
**しばしば誤解されるが、「それ」はベイルド'''ではない'''。ベイルドのパワーより大きいクリーチャーをコントロールすることが[[誘発条件]]'''ではない'''。
 
**以下に示す[[オラクル]]の「its」をそのまま機械的に訳してしまったことが混乱の原因と思われる({{Gatherer|id=577840|Gatherer}})。
 
::At the beginning of your end step, if you control a creature with power greater than its base power, create a 1/1 white Soldier creature token.
 
 
==ルール==
 
==ルール==
*この能力は[[if節ルール]]を採用している。[[誘発]]時と[[解決]]時の両方で条件をチェックし、解決時に条件を満たしていなければ何も起こらない。
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*「あなたがそれの基本のパワーより大きいパワーを持つクリーチャーをコントロールしている場合」とは、「[[あなた]][[コントロール]]している[[クリーチャー]]の中に、そのクリーチャーの最終的な[[パワー]]がそのクリーチャー自身の[[種類別|基本のパワー]]よりも大きいものがいる場合」という意味である。ざっくり言えば「パワーにプラス修整を受けているクリーチャーをコントロールしているなら」ということ。
*[[トークン]]は、それを[[生成]]する効果により定められた[[パワー]]が基本のパワーになる({{CR|111.3}})。
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**ベイルドのパワーより大きいクリーチャーをコントロールすることが[[誘発条件]]'''ではない'''。日本語訳では非常にわかりづらいが、この[[ルール・テキスト]]の「それ」は「パワーをチェックするそのクリーチャー」を指している。
*[[証人保護/Witness Protection]]など基本の[[パワー/タフネス]]を更新する[[効果]]([[種類別]]第7種b)を受けた場合、変更後のパワーが基本のパワーとなる。
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***{{Gatherer|id=577840|オラクル}}の「its」をそのまま機械的に訳してしまったことと、「基本のパワー」を参照する効果がまだ珍しいことが混乱の原因と思われる({{Gatherer|id=577840|Gatherer}})。
*[[特性定義能力]]によりパワーが決定されるクリーチャー(パワーに*の表記を含むもの)は、その[[能力]]で決定された数値が基本のパワーである。
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*「基本のパワー」とは、[[種類別]]7b種までの効果を適用し、7c以降の効果を無視した値を意味する。つまり、[[特性定義能力]]と「基本のパワーやタフネスを○/○にする」効果を考慮し、それ以外でパワーを変更・[[修整]]する効果は無視した値をみる。
 
**例)[[あなた]]が[[ルアダッハの女王オーリナル/Queen Allenal of Ruadach]]とベイルドのみを[[コントロール]]している場合、オーリナルの基本のパワーは「*」にあなたのクリーチャーの数が代入され2になる。これだけではベイルドの能力は誘発しないが、オーリナルに[[+1/+1カウンター]]を置けばパワーが2+1=3となり、特性定義能力で決定された基本値を上回るため誘発するようになる。
 
**例)[[あなた]]が[[ルアダッハの女王オーリナル/Queen Allenal of Ruadach]]とベイルドのみを[[コントロール]]している場合、オーリナルの基本のパワーは「*」にあなたのクリーチャーの数が代入され2になる。これだけではベイルドの能力は誘発しないが、オーリナルに[[+1/+1カウンター]]を置けばパワーが2+1=3となり、特性定義能力で決定された基本値を上回るため誘発するようになる。
 
***そのまま次の[[ターン]]を迎えた場合、トークンが増えた分を合わせてオーリナルのパワーは3(*にクリーチャー数3を代入)+1(+1/+1カウンターによる修整)=4になっているので、再び基本のパワーを越えているため誘発条件になれる。
 
***そのまま次の[[ターン]]を迎えた場合、トークンが増えた分を合わせてオーリナルのパワーは3(*にクリーチャー数3を代入)+1(+1/+1カウンターによる修整)=4になっているので、再び基本のパワーを越えているため誘発条件になれる。
*パワーが0と印刷されており、特性定義能力以外でパワーに[[修整]]を得られるクリーチャーも存在するが([[魅知子の肖像/Portrait of Michiko]]など)、それは基本のパワー自体を変更しているわけではないため基本の値を0として扱う。
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**[[トークン]]は、それを[[生成]]する効果により定められた値を印刷されている値とみなす({{CR|111.3}})。
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**印刷されているパワーが0で、特性定義能力でない能力でパワーが変動するクリーチャーの場合([[魅知子の肖像/Portrait of Michiko]]など)、基本のパワーはそういった能力による修整は考慮しないので0である。
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*この能力は[[if節ルール]]を採用している。[[誘発]]時と[[解決]]時の両方で条件をチェックし、解決時に条件を満たしていなければ何も起こらない。
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==関連カード==
 
==関連カード==
 
{{キャラクターを表すカード/ベイルド}}
 
{{キャラクターを表すカード/ベイルド}}

2022年11月6日 (日) 00:54時点における最新版


Baird, Argivian Recruiter / アルガイヴの徴募人、ベイルド (赤)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)

あなたの終了ステップの開始時に、あなたがそれの基本のパワーより大きいパワーを持つクリーチャーをコントロールしている場合、白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークン1体を生成する。

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大量展開に強い単色ドミナリア期から一転、自ら大量展開を行う赤白として再登場したベイルド/Bairdパワーが基本の値より強化されているクリーチャーコントロールしていればトークン生成できる伝説の人間兵士

誘発条件を満たせさえすれば追加コスト等無しに2マナクリーチャーから継続的に戦力を供給できる。その誘発条件も+1/+1カウンター装備品など、いかなる手段でもパワーに修整が入っていればよく、ベイルド以外のクリーチャーが強化されていても良いので受けが広い。特に全体強化との相性は良好で、生成されるトークン達も強化されるため効率的に総打点を上昇させていける。

団結のドミナリアリミテッドでは容易にパワーを上げられるコモン流動石のカヴー/Flowstone Kavuが良き相方となる。攻撃して生き残る算段さえあれば、後援もマナ不要で誘発条件を満たせるため便利である。また、レアとの組み合わせになるが全体強化持ちの雄々しい古参兵/Valiant Veteran国王ダリアン四十八世/King Darien XLVIIIを引き当てられれば非常に強力。後者は背景世界における主なのでヴォーソス的にも美味しい組み合わせである。

  • シヴの壊滅者/Shivan Devastatorなど基本のパワーが0で能力により強化されるクリーチャーを使えば手軽に誘発条件を満たせる。ただし、パワーに*の表記を含んでいる場合、ただ出すだけでは誘発しないので注意。詳細は下記ルールを参照。

[編集] ルール

  • 「あなたがそれの基本のパワーより大きいパワーを持つクリーチャーをコントロールしている場合」とは、「あなたコントロールしているクリーチャーの中に、そのクリーチャーの最終的なパワーがそのクリーチャー自身の基本のパワーよりも大きいものがいる場合」という意味である。ざっくり言えば「パワーにプラス修整を受けているクリーチャーをコントロールしているなら」ということ。
    • ベイルドのパワーより大きいクリーチャーをコントロールすることが誘発条件ではない。日本語訳では非常にわかりづらいが、このルール・テキストの「それ」は「パワーをチェックするそのクリーチャー」を指している。
      • オラクルの「its」をそのまま機械的に訳してしまったことと、「基本のパワー」を参照する効果がまだ珍しいことが混乱の原因と思われる(Gatherer)。
  • 「基本のパワー」とは、種類別7b種までの効果を適用し、7c以降の効果を無視した値を意味する。つまり、特性定義能力と「基本のパワーやタフネスを○/○にする」効果を考慮し、それ以外でパワーを変更・修整する効果は無視した値をみる。
    • 例)あなたルアダッハの女王オーリナル/Queen Allenal of Ruadachとベイルドのみをコントロールしている場合、オーリナルの基本のパワーは「*」にあなたのクリーチャーの数が代入され2になる。これだけではベイルドの能力は誘発しないが、オーリナルに+1/+1カウンターを置けばパワーが2+1=3となり、特性定義能力で決定された基本値を上回るため誘発するようになる。
      • そのまま次のターンを迎えた場合、トークンが増えた分を合わせてオーリナルのパワーは3(*にクリーチャー数3を代入)+1(+1/+1カウンターによる修整)=4になっているので、再び基本のパワーを越えているため誘発条件になれる。
    • トークンは、それを生成する効果により定められた値を印刷されている値とみなす(CR:111.3)。
    • 印刷されているパワーが0で、特性定義能力でない能力でパワーが変動するクリーチャーの場合(魅知子の肖像/Portrait of Michikoなど)、基本のパワーはそういった能力による修整は考慮しないので0である。
  • この能力はif節ルールを採用している。誘発時と解決時の両方で条件をチェックし、解決時に条件を満たしていなければ何も起こらない。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

団結のドミナリア色マナ・シンボルを1つずつ持つ2色のアンコモン伝説のクリーチャーサイクル

[編集] ストーリー

新ファイレクシア/New Phyrexiaの脅威に対抗すべく、連合に忠誠を誓うベイルド/Baird。情熱的な激励で兵を募る。

恐怖が臆病者を生むのではない。恐怖に屈したとき臆病者が生まれるのだ。さあ、剣を取って戦え!

詳細はベイルド/Bairdを参照。

[編集] 参考

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