汚損破/Vandalblast
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[[単体除去]]としても[[溶解/Smelt]]に近い性能があり、[[対戦相手]]が複数の[[アーティファクト]]を並べている場合は超過によって[[アドバンテージ]]が取れる、柔軟性の高いアーティファクト除去。ただし[[ソーサリー]]ゆえの融通の利かなさ、特に[[装備品]]や[[魔鍵]]などに対して[[テンポ]]を取れない点は無視できないデメリットである。 | [[単体除去]]としても[[溶解/Smelt]]に近い性能があり、[[対戦相手]]が複数の[[アーティファクト]]を並べている場合は超過によって[[アドバンテージ]]が取れる、柔軟性の高いアーティファクト除去。ただし[[ソーサリー]]ゆえの融通の利かなさ、特に[[装備品]]や[[魔鍵]]などに対して[[テンポ]]を取れない点は無視できないデメリットである。 | ||
− | [[スタンダード]]では使いやすい複数除去である[[古えの遺恨/Ancient Grudge]]の存在が逆風だが、アーティファクトを多用する[[デッキ]]が流行すれば、[[緑]]を含まない[[デッキ]]では出番もあるだろう。 | + | 登場時の[[スタンダード]]では使いやすい複数除去である[[古えの遺恨/Ancient Grudge]]の存在が逆風だが、アーティファクトを多用する[[デッキ]]が流行すれば、[[緑]]を含まない[[デッキ]]では出番もあるだろう。 |
[[リミテッド]]でも魔鍵や[[護民官のサーベル/Civic Saber]]など優秀なアーティファクトの対策となるため、あって損はない[[カード]]。 | [[リミテッド]]でも魔鍵や[[護民官のサーベル/Civic Saber]]など優秀なアーティファクトの対策となるため、あって損はない[[カード]]。 | ||
[[モダン]]でも[[親和 (デッキ)#モダン|親和]]への有効な解答となるため、[[サイドボード]]に採用されることは多い。 | [[モダン]]でも[[親和 (デッキ)#モダン|親和]]への有効な解答となるため、[[サイドボード]]に採用されることは多い。 | ||
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*超過の元となった[[The Great Designer Search]]での[[Kenneth Nagle]]の提出デザインの中の1枚、'''分散的カビ'''/''Dispersive Mold''によく似ている。そちらは[[緑]]([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/211a On the Origin of Scavenge and Overload]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/003795/ 活用と超過の起源])。 | *超過の元となった[[The Great Designer Search]]での[[Kenneth Nagle]]の提出デザインの中の1枚、'''分散的カビ'''/''Dispersive Mold''によく似ている。そちらは[[緑]]([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/211a On the Origin of Scavenge and Overload]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/003795/ 活用と超過の起源])。 |
2014年3月31日 (月) 19:46時点における版
Vandalblast / 汚損破 (赤)
ソーサリー
ソーサリー
あなたがコントロールしていないアーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
超過(4)(赤)(あなたはこの呪文をその超過コストで唱えてもよい。そうしたなら、あなたがコントロールしていない各アーティファクトをそれぞれ破壊する。)
単体除去としても溶解/Smeltに近い性能があり、対戦相手が複数のアーティファクトを並べている場合は超過によってアドバンテージが取れる、柔軟性の高いアーティファクト除去。ただしソーサリーゆえの融通の利かなさ、特に装備品や魔鍵などに対してテンポを取れない点は無視できないデメリットである。
登場時のスタンダードでは使いやすい複数除去である古えの遺恨/Ancient Grudgeの存在が逆風だが、アーティファクトを多用するデッキが流行すれば、緑を含まないデッキでは出番もあるだろう。
リミテッドでも魔鍵や護民官のサーベル/Civic Saberなど優秀なアーティファクトの対策となるため、あって損はないカード。
モダンでも親和への有効な解答となるため、サイドボードに採用されることは多い。
統率者戦では多人数戦でアーティファクトを多用する環境という性質上、超過コストの重さは気になるものの極めて強力。
- 超過の元となったThe Great Designer SearchでのKenneth Nagleの提出デザインの中の1枚、分散的カビ/Dispersive Moldによく似ている。そちらは緑(On the Origin of Scavenge and Overload/活用と超過の起源)。
- 同じイゼット団/The Izzetのアーティファクト除去、破壊放題/Shattering Spreeにも近いものがある。
- Vandalは芸術作品や公共物、自然景観をみだりに破壊する野蛮人という意味。これには物理的な破壊だけでなく落書きなども含まれるため、「公共物を汚損する人」という訳も確かに辞書にはある。とはいえ、アーティファクトの破壊という効果や石像を爆破しているイラストを考えれば、このカードでは単に外観を汚くするだけの行為は明らかに意図しておらず、「汚損」という訳は不適切であると思われる。