スネーク・タン
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(→サンプルレシピ) |
|||
(3人の利用者による、間の5版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | + | '''スネーク・タン'''(''Snake Tongue'')は、[[青赤緑]]の3[[色]]で構成される、[[グッドスタッフ]]のようななんとも分類しにくい[[デッキ]]。[[インベイジョン・ブロック構築]]の[[BBB]]から派生し、[[インベイジョン・ブロック]]+[[オデッセイ・ブロック]]の[[スタンダード]]で使用された。 | |
− | [[ | + | 主な戦績は[[日本選手権02]]九州予選7位通過など。[[デッキ]]名は[[神秘の蛇/Mystic Snake]]と[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]の英語[[カード名|名]]から。略して「'''蛇舌'''」とも言われる。 |
− | + | ||
− | + | ==概要== | |
{{#card:Mystic Snake}} | {{#card:Mystic Snake}} | ||
− | |||
{{#card:Flametongue Kavu}} | {{#card:Flametongue Kavu}} | ||
− | + | 基本理念は多[[アドバンテージ]]の獲得である。[[獣群の呼び声/Call of the Herd]]や[[嘘か真か/Fact or Fiction]]といったアドバンテージそのものな[[カード]]を投入、さらには[[排撃/Repulse]]で[[187クリーチャー]]を使い回したりと、正にアドバンテージの塊のような[[デッキ]]となった。モノによっては[[シヴのワーム/Shivan Wurm]]まで入れて、再利用にこだわるタイプも存在する。 | |
− | + | ||
− | + | [[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]と[[打ち消す|カウンター]]の両輪を確立し、さらに[[ウルザの激怒/Urza's Rage]]や[[火+氷/Fire+Ice]]によって直接[[火力]]も可能という器用さが特徴。[[トレンチ]]より地上戦に強い(かつちょっと安い)のが強みだったが、高速化する[[ステロイド/スタンダード/オデッセイ・ブロック期|ステロイド]]を抑止しきることができず、また、当初頭角を現してはいなかった[[黒コントロール#オデッセイ・ブロック期|黒コントロール]]に対しても絶対的に不利であったため、衰退していった。 | |
− | + | ||
− | [[ | + | *[[色事故]]が起きやすいのが難点なので[[土地]]枚数の調整に注意したい。 |
− | + | ||
− | + | ||
==サンプルレシピ== | ==サンプルレシピ== | ||
− | |||
− | |||
*備考 | *備考 | ||
− | **[[日本選手権02 | + | **[[日本選手権02]]九州予選 第7位 |
− | + | ||
**使用者:[[平林和哉]] | **使用者:[[平林和哉]] | ||
− | *フォーマット | + | *[[フォーマット]] |
**[[スタンダード]]([[第7版]]+[[インベイジョン・ブロック]]+[[オデッセイ]]) | **[[スタンダード]]([[第7版]]+[[インベイジョン・ブロック]]+[[オデッセイ]]) | ||
− | |||
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;" | {| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;" | ||
− | |||
− | |||
|- | |- | ||
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60) | !colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60) | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background:#ffddee"|クリーチャー (11) | + | !colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (11) |
|- | |- | ||
|4||[[熊人間/Werebear]] | |4||[[熊人間/Werebear]] | ||
44行: | 33行: | ||
|3||[[神秘の蛇/Mystic Snake]] | |3||[[神秘の蛇/Mystic Snake]] | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background:#eeddff"|呪文 (25) | + | !colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (25) |
|- | |- | ||
|2||[[撹乱/Disrupt]] | |2||[[撹乱/Disrupt]] | ||
60行: | 49行: | ||
|4||[[火+氷/Fire+Ice]] | |4||[[火+氷/Fire+Ice]] | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background:#ddffee"|土地 (24) | + | !colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (24) |
|- | |- | ||
|9||[[島/Island]] | |9||[[島/Island]] | ||
76行: | 65行: | ||
|3||[[モスファイアの谷/Mossfire Valley]] | |3||[[モスファイアの谷/Mossfire Valley]] | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background:#ddeeff"|サイドボード | + | !colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード |
|- | |- | ||
|1||[[撹乱/Disrupt]] | |1||[[撹乱/Disrupt]] | ||
90行: | 79行: | ||
|3||[[ジャングルの障壁/Jungle Barrier]] | |3||[[ジャングルの障壁/Jungle Barrier]] | ||
|} | |} | ||
+ | |||
+ | *平林氏は、後半戦闘に貢献できる[[熊人間/Werebear]]を[[マナ・クリーチャー]]として採用したのが特徴であると述べている。下記リンクを参照のこと。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | * | + | *[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/jpstrategy/20020427a Regionals Deck Analysis – BBB](サイドボードオンライン 文:[[平林和哉]]) |
*[[BBB]] | *[[BBB]] | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
+ | |||
+ | [[Category:青赤緑デッキ|すねいくたん]] | ||
+ | [[Category:クロック・パーミッションデッキ|すねいくたん]] | ||
+ | [[Category:ビート・コントロールデッキ|すねいくたん]] | ||
+ | [[Category:青赤緑クロック・パーミッションデッキ|すねいくたん]] | ||
+ | [[Category:青赤緑ビート・コントロールデッキ|すねいくたん]] | ||
+ | [[Category:インベイジョン・ブロックを含むスタンダードデッキ|すねいくたん]] | ||
+ | [[Category:オデッセイ・ブロックを含むスタンダードデッキ|すねいくたん]] |
2013年6月16日 (日) 04:37時点における最新版
スネーク・タン(Snake Tongue)は、青赤緑の3色で構成される、グッドスタッフのようななんとも分類しにくいデッキ。インベイジョン・ブロック構築のBBBから派生し、インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロックのスタンダードで使用された。
主な戦績は日本選手権02九州予選7位通過など。デッキ名は神秘の蛇/Mystic Snakeと火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuの英語名から。略して「蛇舌」とも言われる。
[編集] 概要
Flametongue Kavu / 火炎舌のカヴー (3)(赤)
クリーチャー — カヴー(Kavu)
クリーチャー — カヴー(Kavu)
火炎舌のカヴーが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。火炎舌のカヴーは、それに4点のダメージを与える。
4/2基本理念は多アドバンテージの獲得である。獣群の呼び声/Call of the Herdや嘘か真か/Fact or Fictionといったアドバンテージそのものなカードを投入、さらには排撃/Repulseで187クリーチャーを使い回したりと、正にアドバンテージの塊のようなデッキとなった。モノによってはシヴのワーム/Shivan Wurmまで入れて、再利用にこだわるタイプも存在する。
ビートダウンとカウンターの両輪を確立し、さらにウルザの激怒/Urza's Rageや火+氷/Fire+Iceによって直接火力も可能という器用さが特徴。トレンチより地上戦に強い(かつちょっと安い)のが強みだったが、高速化するステロイドを抑止しきることができず、また、当初頭角を現してはいなかった黒コントロールに対しても絶対的に不利であったため、衰退していった。
[編集] サンプルレシピ
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (11) | |
4 | 熊人間/Werebear |
4 | 火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu |
3 | 神秘の蛇/Mystic Snake |
呪文 (25) | |
2 | 撹乱/Disrupt |
4 | 対抗呪文/Counterspell |
4 | 排撃/Repulse |
4 | 嘘か真か/Fact or Fiction |
3 | ウルザの激怒/Urza's Rage |
4 | 獣群の呼び声/Call of the Herd |
4 | 火+氷/Fire+Ice |
土地 (24) | |
9 | 島/Island |
1 | 森/Forest |
4 | ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast |
2 | シヴの浅瀬/Shivan Reef |
2 | カープルーザンの森/Karplusan Forest |
3 | シヴのオアシス/Shivan Oasis |
3 | モスファイアの谷/Mossfire Valley |
サイドボード | |
1 | 撹乱/Disrupt |
4 | 反論/Gainsay |
2 | 地震/Earthquake |
4 | たい肥/Compost |
1 | 熊の谷/Bearscape |
3 | ジャングルの障壁/Jungle Barrier |
- 平林氏は、後半戦闘に貢献できる熊人間/Werebearをマナ・クリーチャーとして採用したのが特徴であると述べている。下記リンクを参照のこと。
[編集] 参考
- Regionals Deck Analysis – BBB(サイドボードオンライン 文:平林和哉)
- BBB
- デッキ集