反逆の行動/Act of Treason
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2013年1月21日 (月) 15:33時点における版
Act of Treason / 反逆の行動 (2)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。(このターン、それは攻撃したり(T)したりできる。)
脅しつけ/Threatenのほぼ同型再版である一時的なコントロール奪取呪文。
脅しつけと同じように、一時的にクリーチャーを排除して逆に利用するという使い方がよい。生け贄に捧げる手段を用意できるとさらに強力。リミテッドでは投げ飛ばし/Flingがコモンに収録されているので有用。
構築では、ゼンディカーの反逆の印/Mark of Mutinyとスロットを争うことになる。生け贄に捧げることを前提に運用したり、そのターンで決めるために大型クリーチャーを奪ったりするには反逆の印が勝るが、こちらにはタフネスが上がらない=火力による自殺が容易という強みがある。
ゼンディカー・ブロック期のスタンダードでは、ヴァラクートが同系対策にサイドボードに置いていることがある。タフネス6の原始のタイタン/Primeval Titanを奪った時、こちらは3点火力2発(溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacleの誘発型能力や稲妻/Lightning Bolt)で処理できるが、反逆の印ではそうはいかないのだ。
- 些細な違いではあるが、コントロール奪取とアンタップの順番が脅しつけとは逆になっている。例えば、催眠の宝珠/Mesmeric Orbが戦場にあるならば、どちらのライブラリーが削られるかが異なる。
- 反逆の印/Mark of Mutinyとは効果も日本語名もよく似ているが、英語名はあまり似ていない。
- 基本セット2010ではアンコモンだったが、基本セット2011からはコモンで収録されている。これにより、同じ系統の中で唯一Pauperで利用可能になった。
- のちにイニストラードで、同じくコモンの亜種として裏切りの血/Traitorous Bloodが登場している。