陣営セット
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陣営セット/Faction setとは、フレイバーとメカニズムの両面で定義された複数の陣営(組織)を持ち、その陣営の関係性をテーマとして作られたカード・セットを指す開発部用語。マジック:ザ・ギャザリングのフレイバーやメカニズムはカラーパイと深い関連を持つことから、陣営は色の組み合わせで区切られる場合が多い。
概要
[編集]初の陣営セットはフォールン・エンパイアだが、現代的な陣営セットの仕組みが再構築されたのはラヴニカ・ブロックである。ラヴニカ・ブロックでは2色の組み合わせにギルド/Guildという概念を割り当て、それぞれの特徴を分けた。
クリーチャー・タイプを軸としたタイプ的セットは陣営セットとは別と見做されることが多いが、イクサラン・ブロックのように双方の特徴を併せ持つセットも存在する。
陣営セットの特徴として固有メカニズムや透かしが挙げられる。
固有メカニズムとはキーワード能力や能力語で、所持するのはその陣営に属するカードに限定される。例えば召集はセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveに割り当てられたメカニズムである。また陣営用メカニズムであればデザイン領域の狭い能力も使用しやすい。例として居住が挙げられる。
透かしはゲームルール上の意味は無いが、単色のカードも含めてどの陣営に属するカードなのかを示す。
- 陣営セット以外のセットでも、デザイン手法が応用されることはよくある。例えば指針アンコモンやドラフト・アーキタイプは陣営メカニズムを一般化したものと言える。カルドハイムのように共通メカニズムは薄いがフレイバー的には陣営セットに近いものも存在する。
- ミラディンの傷跡ブロックは陣営セットとしてはやや特殊。ストーリーは2陣営の対立がテーマで、所属を示す透かしが使われており、金属術と感染という各陣営専用の能力もあり、どちらかに寄せた方がブースター・ドラフトでも有利だが、色の組み合わせで分かれているわけではないという独特な立ち位置になっている。最終的な開封比(両陣営のカードの出やすさ)も異なる。
- 陣営の中ではクリーチャー・タイプも統一されることが多い。ラヴニカ/Ravnicaではスフィンクスはほぼアゾリウス評議会/The Azorius Senateに属するし、デビルはラクドス教団/The Cult of Rakdos専用である。