本文へ移動 ナビゲーションへ移動 検索へ移動

残骸の漂着/Settle the Wreckage

提供: MTG Wiki
Settle the Wreckage / 残骸の漂着 (2)(白)(白)
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールしているすべての攻撃クリーチャーを追放する。そのプレイヤーは「自分のライブラリーからその数に等しい枚数の基本土地カードを探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。

攻撃クリーチャーに対する全体除去。ただし、流刑への道/Path to Exileのように基本土地を与える代償がある。

クリーチャーを対象に取らず、破壊ではなく追放するため、破壊不能や呪禁を初めとするほとんど全ての除去耐性を無視できる。白では貴重なインスタントの全体除去で、ソーサリーによる除去が利かない機体やミシュラランドへの対抗策としても有用。同数の基本土地を与えてしまうのは決して無視できないデメリットだが、純粋なアグロ戦略相手なら4ターン目以降に基本土地を3、4枚与えてもマナを使うあてがないことも多い。

イクサラン登場時のスタンダードでは青白副陽で燻蒸/Fumigateと併用される。青のパーミッション戦略との相性の良さに加え、ラムナプ・レッドの強力な速攻クリーチャー群を対処できることが評価されている。ドミナリア期になると赤単アグロや鉄葉ストンピィなどの高速デッキがより勢いを見せるようになり、青白コントロール等では燻蒸より優先されるコントロールデッキのメイン全体除去となっている。一方で豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plentyというアンチカードの登場や、アグロデッキも火による戦い/Fight with Fireなど延ばされたマナの使い道を用意するなど対策も進み、ローテーション後は浄化の輝き/Cleansing Novaが優先されたり散らされて採用される場合が多い。

リミテッドでも強力。相手の攻撃に依存するためシステムクリーチャーなどを能動的に対処できないのはネックだが、相手のアタッカーを複数処理することが比較的たやすいので、レア相応の活躍は期待できる。対戦相手の総攻撃に合わせることができれば勝ちと言える性能だが、白マナ2つを含む4マナを構えた時点でこれを予想されうるので、うまく相手の裏をかいていきたい。

イクサランではボムレアの殺戮の暴君/Carnage Tyrantを処理できるのも地味ながら嬉しい。

ホビット環境では青緑に上陸アーキタイプが割り当てられているが、アーキタイプの完成度が低いため、シンダリンの領主、スランドゥイル/Thranduil, Sindarin Liegeやスランドゥイルの隊/Thranduil's Companyが居座ってでもいない限りやはり強く使える。アグロをさばく必要に迫られる白青で強力なのはもちろん、アグロの赤白でも差し合いを制するのに有効なので、色の組み合わせを選ばず採用できる。

  • 自軍の攻撃時に使ってマナ加速を行うこともできる。ただしタイミングが限られているため、流刑への道のように他の除去に対応してディスアドバンテージを軽減する器用な動きは難しい。

ルール

[編集]
  • 「その数に等しい枚数」とあるが、ちょうどその枚数を探すことは要求されていない。「探す」のルールにより、戦場に出す基本土地の枚数が追放されたクリーチャーの数を下回っていても構わない。
    • 対象となったプレイヤーは「0枚の基本土地カードを探す」ことで、ライブラリーを切り直したり、ライブラリーから探すことによって誘発する能力を誘発させたりしてもよい。
  • 攻撃クリーチャーの一部が置換効果で他の領域に移動したり、追放領域でクリーチャーでなくなっていたりしても、「追放したクリーチャーの数」に数える。
  • 戦闘フェイズ以外に唱えても構わないし、アクティブ・プレイヤー以外を対象にして唱えても構わない。もちろんその場合は攻撃クリーチャーが存在しないので、何も追放されない。

開発秘話

[編集]

当初このカードはエンチャントで、クリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それに流刑への道を行う無慈悲/No Mercyの亜種だった。しかしこれは単純に楽しくないだけでなく、ライブラリーを何度も切り直す必要があるという深刻な問題を抱えていたため、1ターン限りのインスタントにすることとなった。また、自分に打つことで大規模なマナ加速が可能な点は白の役割を逸脱するのではないかという懸念もあったが、トークンデッキがこれによるマナ加速を手に入れても特徴と呼べる範囲であるとして、許容された。

  • 最初の文は単に「攻撃クリーチャーをすべて追放する」としてもよいように見えるが、あえてプレイヤーを対象に取る書式にしたのはテキストの簡素化が目的である[1]。

ストーリー

[編集]

「ホビットの冒険」第14章「火と水/Fire and Water」の一幕(イラスト)。

下腹を守っていた黄金の鎧の穴を黒い矢/The Black Arrowに貫かれスマウグ/Smaugは絶命した。落下したスマウグの死骸はエスガロス/Esgarothを圧し潰した。

しゅうしゅうという音、渦巻く風の音、ついで静けさが訪れました。これがスマウグの最期、エスガロスの終わりでした。

脚注

[編集]

参考

[編集]