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止められぬ斬鬼/Unstoppable Slasher

提供: MTG Wiki
Unstoppable Slasher / 止められぬ斬鬼 (2)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 暗殺者(Assassin)
接死
止められぬ斬鬼がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分のライフの端数を切り上げた半分に等しい点数のライフを失う。
止められぬ斬鬼が死亡したとき、これの上にカウンターが無かった場合、これをタップ状態かつ麻痺(stun)カウンター2個が置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
2/3

サボタージュ能力として、戦闘ダメージを与えた対戦相手のライフを半減させるゾンビ・暗殺者。

数字上のパワーはマナ総量に対して低いが、実質的な打点は大きい。「与えてから半減」のため、これ単独でトドメを刺すにはこれの攻撃で残りライフが1以下になる必要があるが、例えば2人対戦の初期ライフからなら1回殴るだけで9点まで(3回通せば20点)削れると考えれば爆発力の高さは分かるだろう。

問題は如何にして攻撃を通すか。マナレシオとしては3マナにして2/3と低く、回避能力も無い。接死も持つので先制攻撃や二段攻撃、破壊不能を持つクリーチャー以外ならブロックされても相討ちに持ち込めるとはいえ、それだけだと容易に1:1交換で終わってしまう。これをカバーするのが自身をリアニメイトする誘発型能力で、カウンターが乗っていない状態で死亡する場合はタップインかつ麻痺カウンターまで乗ってしまうが自動で戦場に復帰できる。パワーの低さを逆手にとって(赤と絡めて)アンブロッカブルに仕立て上げて通すという方法もある。

アンタップ可能になるまでは長いものの、麻痺カウンターさえ無くなれば何度でも復帰するうえ、接死かつ強烈なサボタージュ能力ゆえに「アンタップする頃には役立たず」ということにはなりにくい。対戦相手としては問題の先送りも覚悟で麻痺カウンターを乗せて放置するか、手数を割いて2:1交換で処理するかを強いられる。

アンタップを待たないために明滅などでカウンターを取り除くのも手だろう。そうした運用においては使い減りしない生け贄としての活用も考慮できなくはない。

ライフを失う点数を倍以上にする能力を持つカードと組み合わせると、一度の攻撃でライフを削り切る即死コンボになる。特にアクロゾズの放血者/Bloodletter of Aclazotzとの組み合わせが有名で、登場時のスタンダードやパイオニアでは、このコンボを組み込んだデーモンデッキに採用される。3→4とマナカーブに沿って展開できるためゲームの早い段階から狙えるコンボで、それゆえ対戦相手に対処を強要し、ゲームの主導権を握りやすくなる。

リミテッドは黒のカードの中でもトップクラスに優秀なレア。戦慄予示にフォーカスしたカード・セットにおいては2/3接死というだけでもかなりの存在感であり、アタッカーとしてもブロッカーも対処を要求できる性能でありながら復活できるのがシンプルながら強力。特定のアーキタイプと噛み合う効果でこそないが、黒が弱めのカードプールで色の組み合わせを選ばない点はむしろ評価の余地がある。ブースター・ドラフトでこれに遭遇した際は黒のカードを集中的にピックしていき住み分けを狙う方針に切り替えてもいいだろう。タッチするほど突出したカードではないので、住み分けが成功した卓なら少々遅めに流してもらえる可能性も高い。なお、画面の中への幽閉/Trapped in the Screenや声も出せない/Unable to Screamなど復活を阻止できるコモンの除去も少なくないので、相手が除去を温存していそうな場面では他のアクションを優先することも考えたい。

  • ダスクモーン:戦慄の館版のイラストが勘違いされやすく、「丸ノコで地面を滑走する生首」に見える。イラストをよく見ると、奥に胴体やハサミ状の左手が見える。

関連カード

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ウルヴァリン

脚注

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参考

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