執拗なX-ATM092/Relentless X-ATM092
アーティファクト クリーチャー — ロボット(Robot) 蜘蛛(Spider)
このクリーチャーは3体以上のクリーチャーにしかブロックされない。
(8):あなたの墓地にあるこのカードを、タップ状態かつ最終(finality)カウンター1個が置かれた状態で戦場に戻す。(最終カウンターが置かれているクリーチャーが死亡するなら、代わりにそれを追放する。)
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威迫の強化版という趣の回避能力を持つロボット・蜘蛛のアーティファクト・クリーチャー。8マナ支払うと墓地から戦場に戻すことも可能。
多くのブロッカーを要求する上に、本人のサイズも大きいのは評価できる。
リミテッドでは無色のアンコモン相応以上の高評価は難しい。大量のブロッカーを要求するクリーチャーはある程度相手のライフを削った状況で輝くが、前のめりなデッキであれば8マナを捻出する前にゲームを畳みに行くのが望ましく、自身の性質と起動型能力の重さが一貫していない。またFINAL FANTASYにはバラムのアルケオダイノス/Balamb T-Rexaurなど基本土地タイプのタイプ・サイクリングを持つコモンのクリーチャーのサイクルが存在するため、攻撃的なデッキのマナフラッド受けとしてはそちらに軍配が上がってしまう。
それらと差別化するならやはり8マナで復活できる点を活かしたいところだが、長期戦を志向するデッキではフィニッシャーのため3色目をタッチするという選択肢も生じてくるため、このカードより多少色の合わないカードが優先されることも少なくない。このクリーチャーを後腐れなく処理できる除去としてはコモンに限っても白聖石/White Auracite・祈り子の間での捕縛/Stuck in Summoner's Sanctum・メテオストライク/Suplexなどが存在するため、そもそも再利用前提での採用自体が危うい。無色のコモンの鉄巨人/Iron Giantよりはさすがに強力ではあるが、他の数多のカードを差し置いてこのカードを採用するのは非常に難しい。
強いて利点を述べるなら、前述の評価の低さを逆手に取りブースター・ドラフトの後半でもピックできることだろう。例えば消去法的に黒緑を組む流れになった際には低くない点数をつけられる。墓地肥やし手段が多く短期決戦を目指さない黒緑では自然に墓地に落ちてくれることを期待しやすく、豊富な除去でボード・コントロールを徹底したうえでのフィニッシャーとして一定の評価ができる。
構築ではより確実なフィニッシャー級を期待されるマナ域。巨大なアーティファクト・クリーチャーである点を活用できそうなデッキもこれと言って無いので、基本的に候補外だろう。
- 同様の回避能力を持つカードについてはGorilla Berserkersを参照。
ストーリー
[編集]X-ATM092/X-ATM092は『FFVIII』に登場するモンスター。
ガルバディア軍が運用している蜘蛛型の無人機動兵器で、ブラック・ウィドウ(黒後家蜘蛛)の通称を持つ。攻撃手段として巨大なアームとレーザーを搭載しているが、最大の売りは耐久力の高さ。一度半壊させられても、自動で修復されてカード名の通り執拗に敵を追跡する。
作中では序盤のドールにおけるSeeD選考実地試験の中でスコール/Squallたちに差し向けられる。この時スコールたちには撤退指示が出ており、時間制限がある中でこのタフな兵器と戦闘する羽目になる。シナリオとしては最低限の迎撃だけしながら指定された地点まで逃げ切るのが通常のルートで、この場合は揚陸艇に搭載された機関銃の掃射により完全に破壊される。製品版だと撃ったのはキスティス/Quistisで、体験版では無名の男性兵士が射撃し、そこで体験版が終了する。
タフな上に何度も再生するので慣れていないと難易度は高いが、自動修復機能が追いつかないぐらいまで完全に破壊すると逃走の必要無く機能停止する。必然的に時間がかかるので試験における行動力の評価は落ちやすいが、討伐によるボーナスが大量に入るので結果としては高ランクになりやすい。撤退の途中にある建物の中に入るとやり過ごすことも可能で、こちらの場合は海岸に到着すると既に破壊されている(破壊したのが誰かは不明)。当然ながら撤退指示を無視した挙句、こんな怪物を友軍に押しつけたことになるので評価は大幅に落ちる。