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エムラクール/Emrakul

提供: MTG Wiki

エムラクール/Emrakulはゼンディカー・ブロックで初登場したキャラクター。カードとしてはエルドラージ覚醒の引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornが初出。

解説

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エルドラージの巨人/Eldrazi Titanの中でも最大にして最も恐るべき存在。女性(イラスト)。それは具現化した荒廃であり、そびえ立つ場所には静寂の恐怖が巻き起こる。それは感情や物質を超えた虚無の霊気/Aetherであり、それのみが恐怖を成している。その霊気の影響は、ときに生物・ときに非生物の存在すら歪ませ、狂気とともにやがて血族へと変質させる。

ゼンディカー/Zendikarのマーフォーク/Merfolkの崇める風の女神エメリア/Emeria(エム/Em)とコー/Korの崇める風の女神カムサ/Kamsaの元型であり、未知の力によって重力を歪め大地から浮かび上がっている。異質ながら、明確な知性と個我とを備える。

エムラクールの血族たちは格子状組織、不快を引き起こす左右非対称性、先に節くれだった指の痕跡が残る触手という特徴を持つ。特にそのクジラの髭か石灰質化した植物の細胞壁の類のような格子状組織は最も特徴的で、まるで中に見えない生き物でも飼っているかのようにエルドラージ自身の動きとは独立して呼吸する。幾人かのマーフォークの学者は、その器官によってエムラクールの血族はその他の血族よりも強く重力を歪めるのだと推測している。

エムラクールの血族たちは深い青と皮のような黄土色と鮮明な紅紫色を混ぜ合わせた異世界の色彩を身に帯びている。この奇怪な配色は多くのエルドラージにとっても普遍的で、かつての霊気的形態がゼンディカーの光を非自然的に反射していると考えられているがエムラクールの血族は特にその色彩が顕著である。

エムラクールの血族の落とし子は二本の小さな足で動き回り、そして親と同じように奇怪な色彩と格子状組織を持つ。

  • 心情風景で他者と対話する際は、先述した女神エメリアの姿を取ることもある。その容姿は長い黒髪と灰色の瞳を持つ女性である。

経歴

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ドローンと落とし子の群れから辛くもケフ砦を守り切ったギデオン・ジュラ/Gideon Juraとゼンディカー人の抵抗軍の前に出現し、ゼンディカー・ブロックの物語を締めくくった。

エムラクールはこの数ヶ月、姿を見せていない。ゼンディカーを去ったのかどうかはストーリー終盤まで不明であったが、最終的にウギンの調査によってすでにゼンディカーを去っていたことが判明した。

ソリン・マルコフ/Sorin Markovへの復讐を目論むナヒリ/Nahiriの呼びかけによって、イニストラード/Innistradに現れる。イニストラードの生物はエムラクールの影響で異形の怪物へと変質していった。この事件は、後に大患期/The Travailsと呼ばれるようになる。

約束されし終末/The Promised End

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イニストラード中の生物を変異させ、血族のエルドラージとして羽化させたエムラクールはついにスレイベン/Thrabenに降り立った。プレインズウォーカー6人と聖トラフト騎士団/The Order of Saint Traftの連合軍を圧倒し、さらにリリアナ/Lilianaの操るゾンビさえも変容させるエムラクールだったが、最終的にタミヨウ/Tamiyoが解き放った強大な魔力の援護を受けたジェイス/Jaceが、エムラクールをイニストラードの月へ封印することに成功する。

一時歓喜に沸くゲートウォッチ/The Gatewatchの面々だったが、タミヨウが語る真相は違うものだった。エムラクールがタミヨウの精神を乗っ取り、未知の呪文を唱えて異常なマナを与え、自らを月に封印させたのだと。「私達は本当に勝利したのでしょうか?」 タミヨウのその問いかけにジェイスは言葉を返せなかった。

『これは何もかも間違い。私は不完全で、足りなくて、始まったばかり。不毛の怨嗟ではなくて、花が咲くべき。土は受け入れてくれない。私の時じゃない。今はまだ』―――脳裏でエメリアの言葉がこだまする。ジェイスは寒気を覚え、忌まわしい月から眼をそらし、忘却を求めてその日の寝床を探しに向かった。

知識の試練/Trial of Knowledgeに挑んだニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneの前にエメリアとしての姿で現れニッサに接触。ボーラスの企てを暗示し阻止する事を示唆するような発言をし、力線を操る力を通じて神々の精神に渦巻くボーラスの毒を発見する手助けを行った。ただし、本物かニッサの記憶から造られた幻であるかは不明瞭である。

タム/Tamがイニストラードの月へと精神の糸を伸ばしたことを感知し、彼女の精神を月の牢獄へと引きずりこんだ。エメリアの姿で現れた彼女は、タムに向けて自身の存在意義と、美味を味わうため断食の最中にいることを語った。彼女はタムから漂う別の多元宇宙の匂いに興味を示し、その存在を喰らうため在り処を聞き出そうとするが、逃げられてしまった。

やがて模倣宇宙と多元宇宙の融合が始まると、タムは模倣宇宙を食べてもらうようエムラクールに祈った。エムラクールは彼女の招待を受け入れ、模倣宇宙の次元を吸い込み始めると、二つの世界は切り離されていった。いずれ彼女は模倣宇宙のすべてを喰らいつくすのだろうと、タムは感じていた。

登場

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登場カード

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エムラクールの血族

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エルドラージ覚醒
エムラクールの手/Hand of Emrakul、エムラクールの孵化者/Emrakul's Hatcher、巣の侵略者/Nest Invader
戦乱のゼンディカー
エムラクールの名残/Vestige of Emrakul
異界月
収録されているエルドラージ・クリーチャーはすべてエムラクールの血族である。
統率者マスターズ統率者デッキ
忠誠の剝ぎ取り/Flayer of Loyalties
モダンホライゾン3
日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale、堕落した多相の戦士/Corrupted Shapeshifter、溺墓潜み/Drownyard Lurker、エムラクールの伝達者/Emrakul's Messenger、噴火するヌルカイト、ヘリガスト/Herigast, Erupting Nullkite、絶望運びのコアトル/Hope-Ender Coatl、虚構漂い/Nulldrifter、まき散らす菌糸生物/Sowing Mycospawn、噛み付く虚空袋/Snapping Voidcraw、多産攻撃の司令官/Spawn-Gang Commander、捻じくれた謎守り/Twisted Riddlekeeper、虚空襲い/Voidpouncer、歪んだ大牙獣/Warped Tusker、のたうつ蛹/Writhing Chrysalis、ウンパスの逸脱者/Wumpus Aberration
モダンホライゾン3統率者デッキ
天使の逸脱者/Angelic Aberration、転置のビヒモス/Inversion Behemoth、変異した信者/Mutated Cultist
久遠の終端
反因果の残留/Anticausal Vestige(ジャパン・ショーケース版)
エルドラージ覚醒
エムラクールの手/Hand of Emrakul、エムラクールの孵化者/Emrakul's Hatcher
戦乱のゼンディカー
エムラクールの名残/Vestige of Emrakul
異界月
エムラクールの加護/Boon of Emrakul、エムラクールの囁き/Whispers of Emrakul、エムラクールの伝導者/Conduit of Emrakul、エムラクールの福音者/Emrakul's Evangel、エムラクールの影響/Emrakul's Influence、エムラクールのオーロラ/Aurora of Emrakul
モダンホライゾン3
エムラクールの伝達者/Emrakul's Messenger
エルドラージ覚醒
マーフォークの空偵者/Merfolk Skyscout
戦乱のゼンディカー
雲マンタ/Cloud Manta、エムラクールの名残/Vestige of Emrakul、見捨てられた神々の神殿/Shrine of the Forsaken Gods
異界月
消えゆく光、ブルーナ/Bruna, the Fading Light、折れた刃、ギセラ/Gisela, the Broken Blade、巡礼者の守護霊/Guardian of Pilgrims、久遠の闇からの誘引/Coax from the Blind Eternities、歓喜する信者/Exultant Cultist、月への封印/Imprisoned in the Moon、エムラクールの加護/Boon of Emrakul、不気味な吸血鬼/Weirded Vampire、異世界の発露/Otherworldly Outburst、節くれ木のドライアド/Gnarlwood Dryad、過去との取り組み/Grapple with the Past、ケッシグをうろつくもの/Kessig Prowler、蔓延するもの/Permeating Mass、捕食/Prey Upon
Secret Lair Drop Series: We Hope You Like Squirrels
リスの群れ/Squirrel Mob
Secret Lair Drop Series: Angels: They're Just Like Us but Cooler and with Wings
悪夢の声、ブリセラ/Brisela, Voice of Nightmares
モダンホライゾン3
エムラクールの伝達者/Emrakul's Messenger

イラストに登場するエムラクールあるいはエムラクールの血族

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エルドラージ覚醒
エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription、走り回る侵略/Skittering Invasion、英雄の時/Time of Heroes、重力の変容/Gravitational Shift、弱者の消耗/Consume the Meek、消耗の蒸気/Consuming Vapors、炎の斬りつけ/Flame Slash、熱光線/Heat Ray、世界大戦/World at War、重大な落下/Momentous Fall、面晶体のマトリックス/Hedron Matrix、補強された防壁/Reinforced Bulwark
マジック・オリジン
ニッサの天啓/Nissa's Revelation
戦乱のゼンディカー
氷の猛進/Rush of Ice、確実な一撃/Sure Strike、垂直落下/Plummet
異界月
久遠の闇からの誘引/Coax from the Blind Eternities、月への封印/Imprisoned in the Moon、ハンウィアーの要塞/Hanweir Battlements
消えゆく光、ブルーナ/Bruna, the Fading Light(触手)折れた刃、ギセラ/Gisela, the Broken Blade(触手)
アルティメットマスターズ
裂け目の突破/Through the Breach
Secret Lair Drop Series: Showcase: Strixhaven
全ては塵/All Is Dust
Secret Lair Drop Series: Li'l Walkers
月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage
Unfinity
プライズウォール/Prize Wall(ぬいぐるみ)
統率者マスターズ統率者デッキ
エルドラージ覚醒/Rise of the Eldrazi
モダンホライゾン3
沼(フルアート版)、恐ろしい襲撃/Horrific Assault
Mystery Booster 2
The Heron Moon (Playtest)
リアリティ・フラクチャー
遍在/Omnipresence

登場作品・登場記事

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ゼンディカー・ブロック
統率者2014
マジック・オリジン
戦乱のゼンディカー・ブロック
イニストラードを覆う影ブロック
アモンケット・ブロック
イニストラード:真夜中の狩り
リアリティ・フラクチャー

参考

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