邪悪の使者/Foul Emissary
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ETB能力で自然との融和/Commune with Natureに近いクリーチャー・カードの濾過ができるクリーチャー。現出中に生け贄に捧げると3/2トークンのおまけがついてくる。
基本的に序盤はチャンプブロッカーとして立たせておいて、現出カードを出せるようになったら3/2に変換するという使い方になるだろう。3マナと少々重いが、何かしら後続を確保してくれるのでデッキの潤滑油となってくれるし、自身の能力で現出持ちクリーチャーを引いてくることもできる。マナレシオの悪さは気になるので、再利用するなどクリーチャーであることを活かしたいところ。
登場時点のスタンダードでは集合した中隊/Collected Companyから捲れると凄まじい勢いでデッキを掘り進めてくれるため、現出カードを一枚も採用していないにもかかわらずバント・カンパニーに採用されることもあり、世界選手権16では4枚積みされているリストも見られた。
- 2番目の能力は何によって生け贄に捧げられるかは問わない。
- 現出を持つ呪文のマナ・コストを支払う際にアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarを起動して邪悪の使者を生け贄に捧げても誘発する。それどころか、現出コストで唱えたかどうかもチェックしない。
- 現出を考慮しないなら、約6年後のニューカペナの街角で登場した温かい歓迎/Warm Welcomeは同じく3マナだがインスタントで濾過しつつ1/1の市民・トークンを生成する形で、めくる枚数が5枚になっている(ライブラリーの一番下に送る順番は無作為)。
[編集] 参考
- The M-Files: Eldritch Moon, Part 2/Mファイル『異界月』編・パート2(Latest Developments 2016年7月29日 Sam Stoddard著)
- カード個別評価:異界月 - アンコモン