英雄
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英雄/Heroはカード・タイプの1つ。チャレンジ・デッキに挑む場合に用いる英雄カード/Hero Card専用のカード・タイプ。
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Spear of the General / 将軍の槍英雄 アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+0の修整を受けるとともに先制攻撃を持つ。
装備(2)
アーティスト:Chuck Lukacs
[編集] 概要
各英雄カードのみがこのタイプを持つ。通常のマジックでは使用できず、総合ルール上も定義されていない。テーロス・ブロックの各ゲームデーにて挑戦できる特殊ゲーム、チャレンジ・デッキに挑む場合に限り使用できる。
裏面にはプレインズウォーカーポイントの実績を獲得できるプロダクトコードと案内が記載されている。もちろん、通常のカードとしては扱われず、デッキに入れることもできない。
[編集] ルール
- 英雄カードはパーマネントとして扱う。
- 他のパーマネント・タイプを併せ持つもの(英雄・アーティファクト)も存在する。
- それらの日本語版カードではタイプ行に「英雄のアーティファクト」と印刷されているが、本来ならばアーティファクト・クリーチャーなどと同様に「英雄・アーティファクト」と表記されるのが正しい。(「伝説の」のような)「英雄の」という特殊タイプを持ったアーティファクトではない。
- チャレンジ・デッキに挑む各プレイヤーは、それぞれのチャレンジ・デッキで規定された枚数以下の英雄カードを戦場に出した状態でゲームを開始してもよい。
- 「英雄の道」よくある質問集の日本語訳では統率領域を用いるかのように解説されているが、これは誤訳である。統率にパーマネントが置かれることはない(CR:408.1)。
- 英雄はルール上で定義されたカード・タイプではない。そのため何らかの効果でカード・タイプを選ぶ場合、英雄を選択することはできない。
[編集] 神殺しを鍛えよ
ニクスへの旅のプレリリース・トーナメントでは、参加者はそれぞれが手にした英雄・アーティファクトを強化する「神殺しを鍛えよ/Forge a Godslayer」のクエストに挑むことができる(参考)。
英雄・アーティファクトにはいずれも文章欄に空白があり(カード画像)、クエストを通して獲得することができる強化ステッカーを貼り付けることで能力を追加することができる。強化ステッカーを獲得するには、各マッチにつき1枚配布される部材ステッカーを3枚集めて交換する必要がある。これら部材ステッカーは3種類存在し(「精霊の石」「霊気の霧」「ニクスの破片」)、それぞれ配布数に上限があり、なおかつマッチ勝利者へ優先的に配布された。
揃えた部材 | 追加効果 |
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精霊の石x3 | 装備しているクリーチャーは二段攻撃を持つ。 |
霊気の霧x3 | 装備しているクリーチャーがダメージを与えるたび、土地を2つ対象とし、それらをアンタップする。 |
ニクスの破片x3 | 装備しているクリーチャーは警戒を持つとともに、各戦闘でさらに1体のクリーチャーをブロックできる。 |
精霊の石x2 霊気の霧x1 | 装備しているクリーチャーがダメージを与えるたび、その上に+1/+1カウンターを1個置く。 |
霊気の霧x2 ニクスの破片x1 | 装備しているクリーチャーがダメージを与えるたび、占術1を行う。 |
ニクスの破片x2 精霊の石x1 | 装備しているクリーチャーはプロテクション(エンチャント)を持つ。 |
精霊の石x1 霊気の霧x1 ニクスの破片x1 | 装備しているクリーチャーがダメージを与えるたび、白の1/1の兵士・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。 |
[編集] 入手方法・その他
- 英雄カードは市販されない。テーロス・ブロックの各エキスパンションのプレリリース・トーナメント、発売記念週末、およびゲームデーへの参加者のみが入手するチャンスを得る。
- 無条件に入手できるものもあれば、条件を満たさなければ入手できないものもある(パズル・ポスターに正解する、チャレンジ・デッキに勝利する、など)。
- カジュアルプレイの場で使用するのも面白い。ヴァンガード戦のように、通常とは一味違ったマジックが楽しめる。
[編集] 該当カード
- 神々の軍勢
- プレリリース・トーナメント
- 発売記念週末
- ゲームデー
- ニクスへの旅
- プレリリース・トーナメント
- 発売記念週末
- ゲームデー