浅瀬の海賊/Reef Pirates

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対戦相手にダメージを与えるたびにカードを1枚切削するゾンビ・海賊。

ライブラリー破壊カードとしては、まずは対戦相手にダメージを与える必要があり（つまり通常なら攻撃を通す必要があり）、その上削る枚数も1枚だけなので、石臼/Millstoneなどの直接的なものと比べると性能は低い。戦闘ダメージに限らないため錬金術の研究/Hermetic Studyなどでティム化して使う手もあるが、やはり手間に見合うとは言えない。平凡なサイズで能力がほとんど役に立たず、逆に墓地利用の手助けをしてしまうリスクも考えると、ライブラリー破壊を狙わないデッキに入れるのも厳しい。マジック黎明期の「ライブラリーが削れるリスク」の誤認識がうかがえるカードである。

• ライブラリー破壊面においては、のちに多数のカードに効率面で抜かれている。中でも戦闘ダメージ誘発のレイヴンギルドの師匠/Raven Guild Masterは著しい。サイズや戦闘ダメージ限定という違いこそあれ、ほとんど立場がない。
• 当初はクリーチャー・タイプは船であったが、2007年9月サブタイプ変更でゾンビ・海賊に変更された（船はアン・ゲームを除き廃止）。カード名と設定に合わせた変更である。

[編集] ストーリー

浅瀬の海賊/Reef Piratesは、ウルグローサ/Ulgrothaの岩礁地帯（reef）に出没する海賊（イラスト）。頭目の名はZeki（ゼキー）、船員は死人のゾンビである。

[編集] 参考

• ライブラリー破壊カード
• 背景世界/ストーリー用語
• カード個別評価：ホームランド - コモン（2種類）
• カード個別評価：第５版 - コモン