リリアナの憤り/Liliana's Indignation

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Liliana's Indignation / リリアナの憤り (X)(黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。カードをX枚切削する。そのプレイヤーは、これによりあなたの墓地に置かれたクリーチャー・カード1枚につき2点のライフを失う。


Xの値に応じてあなたライブラリー削り、その中のクリーチャーカードの枚数に応じて対象プレイヤーライフ失わせるという呪文。変則的なX火力ともいえる。

単純に考えると、デッキの半分がクリーチャー・カードなら、墓地に置かれるクリーチャー・カードの枚数の期待値はX/2で、対象の失うライフの期待値はXとなり、猛火/Blaze並みのコスト・パフォーマンスとなる。ただしこれはあくまでも期待値で、実際にはクリーチャー・カードの枚数が足りずライフを削り切れない可能性も高い。また墓地を肥やすカードとしてみた場合、効率があまり良くない。クリーチャーを多めに採用し墓地を活用するデッキでライフロスと墓地肥しの両方のために使うのが有効だろうか。

[編集] ストーリー

イニストラード/Innistradに滞在中のリリアナ・ヴェス/Liliana Vessの元にジェイス・ベレレン/Jace Belerenが現れ、ソリン・マルコフ/Sorin Markovを探すための協力を依頼する。だがソリンの強大さと危険さを熟知しているリリアナは拒絶し、ジェイスは単身で捜索に出る。

 数日後ジェイスはリリアナの元を再び訪れるが、精神が不安定な状態であった。ジェイスはネファリア/Nephaliaで目撃した溺墓天使の狂乱についてリリアナの仕業だと決めつけ責め立て、身に覚えのないことで責められたリリアナは憤る。

「ねぇ、ジェイス。何日か前に私のところに来て手伝って欲しいと言ったわね。それが、今度は批難するってわけ?」

[編集] 参考

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