ケデレクトの寄生魔/Kederekt Parasite
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Kederekt Parasite / ケデレクトの寄生魔 (黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)
クリーチャー — ホラー(Horror)
対戦相手1人がカードを1枚引くたび、あなたが赤のパーマネントをコントロールしている場合、あなたは「ケデレクトの寄生魔はそのプレイヤーに1点のダメージを与える」ことを選んでもよい。
1/1条件付きで機能する地獄界の夢/Underworld Dreamsの能力を内蔵したクリーチャー。
自身が黒マナ1つのみと非常に軽く、ゲームの早い段階から確実にクロックを刻んでくれる。クリーチャーであるため、自分で殴りに行くこともできる。
しかし、ダメージを与える条件として、赤のパーマネントをコントロールしている必要があるため、1ターン目に戦場に出せたとしても即座に能力を発揮するのは難しい。また、地獄界の夢と違ってクリーチャーである上にタフネスも1しかないため、除去に対して非常に弱くなってしまったという欠点もある。
- ゲーム開始時に戦場に出せる赤の力線や赤の0マナクリーチャーであるKobolds of Kher Keepなどが初期手札にあれば、1ターン目から能力を発揮できる。
- 黒単色デッキでも混成カードを使えば容易に条件を満たせる。悪意に満ちた幻視/Spiteful Visionsはドロー加速と地獄界の夢の効果を併せ持ち、相性がよい。
[編集] ストーリー
ケデレクトの寄生魔/Kederekt Parasiteは死滅都市/Necropolisのケデレクト/Kederektの名を冠する、グリクシス/Grixisのホラー。思いにふける者の思考を嗅ぎ取ると、腹を空かせたこの寄生魔の胃袋は酸で満たされ、脳味噌の味のことしか頭に無くなる。
- "寄生魔"という字面、地獄界の夢と同じくドロー(知識)に反応して生命を害する能力、1/1という最小レベルのサイズ…といった要因から、精神に干渉する小型の生物を想像するかもしれないが、イラストを見る限りではなかなかにマッシヴで、鋭利な突起を幾つも生やした剣呑な体躯をしている。犠牲者のものと思しき頭蓋骨がいくつも描かれているあたり、フレイバー・テキストの「脳味噌の味」というのは、夢や精神ではなく物理的に人間の脳を食らっているようだ。
ふとした考えの匂いがそれの飢えに火をつけるとき、その口は酸と脳味噌の味で満たされる。