Soldevi Adnate

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[[Sacrifice]]に似た[[タップ能力]]を持つ[[クリーチャー]]。一部のクリーチャーを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]][[黒マナ]]生産を行える。生け贄に捧げられるのは「[[黒]]もしくは[[アーティファクト]]」のみと、[[恐怖/Terror]]などで知られる「黒が[[除去]]しづらい」条件となっている。
一部のクリーチャーを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げて]][[マナ]]生産を行える。
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[[生け贄]]にできるのが『[[黒]]もしくは[[アーティファクト]]』という、[[恐怖/Terror]]などで知られる『黒が[[除去]]しづらい』条件なのが興味深い。
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[[マナ加速]]として十分有効な[[カード]]ではあるが、[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]を擁する黒には少々やりすぎ感があり、当初はあまり実用はされていなかった。
  
[[リミテッド]]ならばかなり使い易い[[マナ加速]]になる。
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[[リミテッド]]ならば、かなり使いやすいマナ加速になる。また、[[統率者戦]]でもマナ総量の大きいクリーチャーを運用しやすいため見られる。
  
*自分自身もクリーチャーなので、自分を糧にして黒マナ2つを出すこともできる。そのためよく考えると、[[Basal Thrull]]の『[[色拘束]]が弱く、かつ自分以外もマナに変えることができる』[[上位互換]]クリーチャーである。
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*自分自身もクリーチャーなので、自分を糧にして黒マナ2つを出すこともできる。そのため、[[色拘束]]が弱く、かつ自分以外も[[マナ]]に変えることができる[[Basal Thrull]]の[[上位互換]]である。
*顔に刺青をいれフードをかぶった男性と女性の2種類の[[]]があるが、この2つは左右が繋がっている。
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*一時期、1999年7月の[[オラクル]]更新で、黒マナが[[マナ・シンボル]]から単語(black mana)による表現に変更され、[[臨機応変/Sleight of Mind]]などで色を書き換えることが可能となっていた。臨機応変と[[色マナ]]の相互作用を認めない現在のテンプレート方針から、2011年7月のオラクル更新で、黒マナはマナ・シンボルによる表現に戻され、色の書き換えは不可能となった。
 
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*[[2007年9月サブタイプ変更]][[人間]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。
==参考==
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*顔に刺青をいれフードをかぶった男性と女性の2種類の[[絵|イラスト]]があるが、この2つは左右が繋がっている。({{Gatherer|id=3090|左側(女性)のイラスト}}、{{Gatherer|id=3091|右側(男性)のイラスト}})
*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[コモン]]1 (2種類)
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==ストーリー==
 
==ストーリー==
[[ソルデヴ/Soldev]]の地下に潜む機械崇拝者集団。
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'''Soldevi Adnate'''は、[[ソルデヴ/Soldev]]の地下に潜む機械崇拝者集団。機械の設計図のような刺青を彫り、皮膚を切り刻み金属の部品を縫い付けている。Adnateとは、conjoined(結合する者、連接する者)ぐらいの意。その名の通り、機械との融合を望んでいるようである。
機械の設計図のような刺青を彫り、皮膚を切り刻み金属の部品を縫い付けている。
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Adnateとは、conjoined(結合する者、連接する者)ぐらいの意。その名の通り、機械との融合を望んでいるようである。
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[[ソリン/Sorine|遺物嫌いのソリン]]らはその危険性について警告するが、[[アーカム・ダグスン/Arcum Dagsson]]にとって彼らは下らない“都市伝説”に過ぎなかった。
  
[[ソリン/Sorine|ソルデヴの異端者、遺物嫌いのソリン]]らはその危険性について警告するが、[[アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson#ストーリー|アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson]]にとって彼らは下らない”都市伝説”に過ぎなかった。
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Adnateたちの暗躍による、[[Phyrexian War Beast|ファイレクシアの機械生物]]の暴動によってソルデヴは崩壊する。だが、同時に彼らも崇拝対象である機械生物たちに無残に蹴散らされ、踏み潰されて壊滅してしまう。
  
Adnateたちの暗躍による、[[Phyrexian War Beast|ファイレクシアの機械生物]]の暴動によってソルデヴは崩壊する。
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===登場作品===
が、同時に彼らも崇拝対象である機械生物たちに無残に蹴散らされ、踏み潰されて壊滅してしまう。
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*[[The Shattered Alliance]] (小説)
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/144 Two Adnates] ([[WotC]]、英語)
 
*[[アライアンス]]
 
*[[アライアンス]]
 
*[[ソルデヴ/Soldev]]
 
*[[ソルデヴ/Soldev]]
*[[The Shattered Alliance]](小説)
 
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
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*[[カード個別評価:アライアンス]] - [[コモン]]1(2種類)

2022年10月17日 (月) 14:50時点における最新版


Soldevi Adnate (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

(T),黒のクリーチャー1体かアーティファクト・クリーチャー1体を生け贄に捧げる:生け贄に捧げられたクリーチャーのマナ総量に等しい量の(黒)を加える。

1/2

Sacrificeに似たタップ能力を持つクリーチャー。一部のクリーチャーを生け贄に捧げ黒マナ生産を行える。生け贄に捧げられるのは「もしくはアーティファクト」のみと、恐怖/Terrorなどで知られる「黒が除去しづらい」条件となっている。

マナ加速として十分有効なカードではあるが、暗黒の儀式/Dark Ritualを擁する黒には少々やりすぎ感があり、当初はあまり実用はされていなかった。

リミテッドならば、かなり使いやすいマナ加速になる。また、統率者戦でもマナ総量の大きいクリーチャーを運用しやすいため見られる。

[編集] ストーリー

Soldevi Adnateは、ソルデヴ/Soldevの地下に潜む機械崇拝者集団。機械の設計図のような刺青を彫り、皮膚を切り刻み金属の部品を縫い付けている。Adnateとは、conjoined(結合する者、連接する者)ぐらいの意。その名の通り、機械との融合を望んでいるようである。

遺物嫌いのソリンらはその危険性について警告するが、アーカム・ダグスン/Arcum Dagssonにとって彼らは下らない“都市伝説”に過ぎなかった。

Adnateたちの暗躍による、ファイレクシアの機械生物の暴動によってソルデヴは崩壊する。だが、同時に彼らも崇拝対象である機械生物たちに無残に蹴散らされ、踏み潰されて壊滅してしまう。

[編集] 登場作品

[編集] 参考

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