象牙の塔/Ivory Tower

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(http://mjmj.info/data/obsolete/BnR.txt を反映)
 
(7人の利用者による、間の8版が非表示)
3行: 3行:
 
逆[[黒の万力/Black Vise]]とも言える、[[手札]]の枚数に応じて[[ライフ]]を[[回復]]する[[アーティファクト]]。
 
逆[[黒の万力/Black Vise]]とも言える、[[手札]]の枚数に応じて[[ライフ]]を[[回復]]する[[アーティファクト]]。
  
手札を溜める[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]で使うとライフがどんどん上がっていく。[[スライ]]などの速攻[[デッキ]]では、20点のライフを[[削る]]ことを基準にしているので、対処できなければまさしくお手上げ状態になる。
+
手札を溜める[[コントロールデッキ]]で使うとライフがどんどん上がっていく。[[スライ]]などの速攻[[デッキ]]では、20点のライフを[[削る]]ことを基準にしているので、対処できなければまさしくお手上げ状態になる。
  
[[黒]]に多いライフを[[リソース]]とする[[引く|ドロー]]・[[カード]]とは互いに強い[[シナジー]]を持ち、特に[[ネクロポーテンス/Necropotence]]との相性は抜群。[[Zuran Orb]]とともに、当時の[[ネクロディスク]]の強さを支えた。
+
[[黒]]に多いライフを[[リソース]]とする[[引く|ドロー]]・[[カード]]とは互いに強い[[シナジー]]を持ち、特に[[ネクロポーテンス/Necropotence]]との相性は抜群。[[ズアーの宝珠/Zuran Orb]]とともに、当時の[[ネクロディスク]]の強さを支えた。
  
 +
*[[第5版]]では「[[スタンダード]]環境で[[禁止カード|禁止]]になった[[カード]]は除外する」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。
 
*亜種として[[象牙の鶴の根付/Ivory Crane Netsuke]]や[[ヴェンセールの日誌/Venser's Journal]]がある。
 
*亜種として[[象牙の鶴の根付/Ivory Crane Netsuke]]や[[ヴェンセールの日誌/Venser's Journal]]がある。
 
*[[From the Vault:Relics]]に{{Gatherer|id=212639|新規イラスト}}で収録された。
 
*[[From the Vault:Relics]]に{{Gatherer|id=212639|新規イラスト}}で収録された。
1997年1月1日より[[スタンダード]]で禁止カード、1997年7月1日より[[エクステンデッド]]でも禁止カードに指定された。1994年5月2日より[[ヴィンテージ]][[制限カード]]に指定されていたが、1999年10月1日に制限解除される。
+
 
 +
[[スタンダード]]では[[1995年]]1月10日の制定当初より[[制限カード]]であり、[[1997年]]1月1日からは[[禁止カード]]に指定。1997年7月1日より[[エクステンデッド]]でも禁止カードに指定された。[[1994年]]5月2日より[[タイプ1]](現[[ヴィンテージ]])で制限カードに指定されていたが、[[1999年]]10月1日に制限解除される。
 +
*実は黒の万力よりもスタンダードでの制限カード指定が1年も早い。黎明期においてはライフ回復が重視されていた証左とも言える。
 +
==ストーリー==
 +
'''象牙の塔'''/''Ivory Tower''は[[テリシア/Terisiare]]の[[テリシア市/Terisia City]]に建てられた({{Gatherer|id=1009}}、{{Gatherer|id=212639}})。象牙の塔のthe archimandrite(大院長)の下、[[兄弟戦争/Brothers' War]]時代には[[ウルザ/Urza]]と[[ミシュラ/Mishra]]のどちらにも属さない「第三の道/The Third Path」勢力の本拠地となった。
 +
;登場作品
 +
*Blood and Sand(コミック。[[Urza-Mishra War on the World of MAGIC: the Gathering]] Vol.2)
 +
*[[The Brothers' War]](小説)
 +
{{フレイバーテキスト|象牙の塔の住人たちは、何にも増して学識を重んじ、知識のために力を犠牲にする者に褒美を与える。}}
 +
*一般的には象牙の塔は「俗世間を離れて静かに芸術を楽しむ境地。あるいは、学者の現実離れした学究生活や閉鎖的な研究室」を意味する。
  
 
==参考==
 
==参考==
15行: 25行:
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[アンコモン]]3
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[アンコモン]]3
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[レア]]
+
*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:兄弟戦争旧枠版アーティファクト]] - [[アンコモン]]
 
*[[From the Vault:Relics]]
 
*[[From the Vault:Relics]]

2023年1月9日 (月) 00:35時点における最新版


Ivory Tower / 象牙の塔 (1)
アーティファクト

あなたのアップキープの開始時に、あなたはX点のライフを得る。Xは、あなたの手札のカードの枚数から4を引いた点数である。


黒の万力/Black Viseとも言える、手札の枚数に応じてライフ回復するアーティファクト

手札を溜めるコントロールデッキで使うとライフがどんどん上がっていく。スライなどの速攻デッキでは、20点のライフを削ることを基準にしているので、対処できなければまさしくお手上げ状態になる。

に多いライフをリソースとするドローカードとは互いに強いシナジーを持ち、特にネクロポーテンス/Necropotenceとの相性は抜群。ズアーの宝珠/Zuran Orbとともに、当時のネクロディスクの強さを支えた。

スタンダードでは1995年1月10日の制定当初より制限カードであり、1997年1月1日からは禁止カードに指定。1997年7月1日よりエクステンデッドでも禁止カードに指定された。1994年5月2日よりタイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードに指定されていたが、1999年10月1日に制限解除される。

  • 実は黒の万力よりもスタンダードでの制限カード指定が1年も早い。黎明期においてはライフ回復が重視されていた証左とも言える。

[編集] ストーリー

象牙の塔/Ivory Towerテリシア/Terisiareテリシア市/Terisia Cityに建てられた(イラストイラスト)。象牙の塔のthe archimandrite(大院長)の下、兄弟戦争/Brothers' War時代にはウルザ/Urzaミシュラ/Mishraのどちらにも属さない「第三の道/The Third Path」勢力の本拠地となった。

登場作品
象牙の塔の住人たちは、何にも増して学識を重んじ、知識のために力を犠牲にする者に褒美を与える。
  • 一般的には象牙の塔は「俗世間を離れて静かに芸術を楽しむ境地。あるいは、学者の現実離れした学究生活や閉鎖的な研究室」を意味する。

[編集] 参考

QR Code.gif