結核/Phthisis

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Phthisis / 結核 (3)(黒)(黒)(黒)(黒)
ソーサリー

クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それのコントローラーは、そのパワーにそのタフネスを加えた点数に等しい点数のライフを失う。
待機5 ― (1)(黒)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(1)(黒)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが5個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)


待機持ち除去呪文。オマケとして除去したクリーチャーパワー+タフネスぶんコントローラーライフ失わせる

単体除去にしてはあまりにひどいマナ・コストである。かといって待機を選べばコストは格安なものの、5ターンは遅すぎる。その間危険なクリーチャーを野放しにしておくわけにもいくまい。都合よくファッティを除去できればいいが、どうにも欲をかきすぎている感がある。

除去としてならクリーチャーを足止めする手段を持ったコントロールデッキで用いる手段が考えられる。対戦相手大型を使うデッキならもっと簡単で、普通の除去としてではなく、待機しつつ展開を牽制する目的で使うのが有効だろう。強力なライフロスを空振りさせないためにも、できれば相手のギックスのかぎ爪/Claws of Gixのようなカードは事前に処理しておくのが理想。

[編集] ストーリー

マジック:ザ・ギャザリングのストーリーにおける結核/Phthisisは現実世界の結核とは異なる病気である。小説The Thranによると、古代のスラン帝国で流行した悪疫でありパワーストーン/Powerstoneの放射に長期間晒されることで発症する。

このカードのイラストでは時の裂け目/Riftから衰弱した獣が出現している。裂け目を通り抜け過去が現在に現れるという時のらせんの設定を考慮するに、スラン時代の“結核”にかかった古代の獣と考えられる。

  • 「Phthisis」とは、「肺結核(tuberculosis。consumptionとも)」を意味する医学用語で、タイシスやティシスぐらいに発音される(頭のphの音が省略されない場合ファイシスくらい)。元は「腐敗」「死」を意味する古代ギリシア語。

[編集] 参考

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