審問官の隊長/Inquisitor Captain

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(3人の利用者による、間の7版が非表示)
3行: 3行:
 
|コスト=(3)(白)
 
|コスト=(3)(白)
 
|タイプ=クリーチャー — 人間(Human)・クレリック(Cleric)
 
|タイプ=クリーチャー — 人間(Human)・クレリック(Cleric)
|カードテキスト=警戒<br>審問官の隊長が戦場に出たとき、あなたの墓地や手札やライブラリーにありマナ総量が3以下であるクリーチャー・カードの総数が20枚以上である場合、マナ総量が3以下であるクリーチャー・カード2枚を抽出する。そのうち1枚を戦場に出し、残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。
+
|カードテキスト=警戒<br>審問官の隊長が戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていてかつあなたの墓地や手札やライブラリーにありマナ総量が3以下であるクリーチャー・カードの総数が20枚以上である場合、マナ総量が3以下であるクリーチャー・カード2枚を抽出する。そのうち1枚を戦場に出し、残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。
 
|PT=3/3
 
|PT=3/3
 +
|Gathererid=548234
 
|アーティスト=Monztre
 
|アーティスト=Monztre
 
|背景=arena
 
|背景=arena
 
}}
 
}}
  
[[ETB]]で[[ライブラリー]]から[[マナ総量]]3以下の[[クリーチャー]]を[[抽出]]し、[[戦場]]に呼び出す[[人間]]・[[クレリック]]。ただしライブラリー・[[手札]]・[[墓地]]に3マナ以下のクリーチャーが20枚以上あるのが条件。
+
[[唱える|唱えられる]]と[[ETB]]で[[ライブラリー]]から[[マナ総量]]3以下の[[クリーチャー]]を[[抽出]]し、[[戦場]]に呼び出す[[人間]]・[[クレリック]]。ただしライブラリー・[[手札]]・[[墓地]]に3[[マナ]]以下のクリーチャーが20枚以上あるのが条件。
  
クリーチャーを一気に2枚展開できるため、素早く[[ボード・アドバンテージ]]を稼ぐことができる強力なカード。本人も3/3[[警戒]]とそこそこの[[サイズ]]なので、仮に軽いカードしか抽出されなくても大きな損はしにくい。戦場に出すクリーチャーは2枚から選べるため、ある程度状況に応じた選択が可能なのも利点。
+
クリーチャーを一気に2枚展開できるため、素早く[[ボード・アドバンテージ]]を稼ぐことができる強力な[[カード]]。本人も3/3[[警戒]]と3マナ相当のスペックはあるので、仮に[[軽い]]カードしか抽出されなくても大きな損はしにくい。[[戦場に出す]]クリーチャーは2枚から選べるため、ある程度状況に応じた選択が可能なのも利点。
  
注意点は「ライブラリー・手札・墓地に3マナ以下のクリーチャーが20枚以上」という条件。戦場と[[追放]]領域は枚数カウントに含まれないため、仮に該当カードを20枚以上デッキに採用していても、戦場にクリーチャーが並んでいたり追放されていたりすると不発に終わってしまう。条件を満たすためのカードは余裕を持って多めに採用しておきたい。[[サイドボード|サイドボーディング]]の際の枚数管理にも注意。
+
注意点は「ライブラリー・手札・墓地に3マナ以下のクリーチャーが20枚以上」という条件。戦場と[[追放]]領域は枚数カウントに含まれないため、仮に該当カードを20枚以上デッキに採用していても、戦場にクリーチャーが並んでいたり追放されていたりすると不発に終わってしまう可能性もある。条件を満たすためのカードは余裕を持って多めに採用しておきたい。[[サイドボード|サイドボーディング]]の際の枚数管理にも注意。
 +
 
 +
登場時の[[アルケミー]]では主に[[クレリック_(デッキ)|白黒クレリック]]で採用されており、クリーチャー同士の[[シナジー]]で戦う同[[デッキ]]を[[スタンダード]]に比べ大きく強化した立役者と言える。これ自身もクレリックであり[[部族_(俗称)|部族]]シナジーを受けられる点も強み。
 +
 
 +
*これ自身を3マナ相当と考えると、「4マナで3マナ以下のクリーチャーを2体展開する」という効果は、[[色]]や[[カード・タイプ]]こそ違うが[[集合した中隊/Collected Company]]を彷彿とさせる。あちらも有効活用するためには[[土地]]でないカードの大部分をクリーチャーにする必要があった。
 +
*あくまで条件はクリーチャー・カード枚数の絶対値であるため、デッキ枚数を多くすることでクリーチャー比率を減らしながら運用することも可能となる。[[ヒストリック]]なら[[空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad]]が存在するためデッキ枚数を増やすデメリットをカバーしやすいが、[[明滅]]してもこれの[[能力]]は再[[誘発]]しないことに注意。
 +
*一度抽出で[[手札に加える|手札に加えて]]から戦場に出すという挙動のため、[[風化したルーン石/Weathered Runestone]]の影響を受けない。
 +
==[[再調整]]==
 +
実装時のテキストは以下の通り。
 +
{{カードテキスト
 +
|カード名=Inquisitor Captain / 審問官の隊長
 +
|コスト=(3)(白)
 +
|タイプ=クリーチャー — 人間(Human)・クレリック(Cleric)
 +
|カードテキスト=警戒<br>審問官の隊長が戦場に出たとき、あなたの墓地や手札やライブラリーにありマナ総量が3以下であるクリーチャー・カードの総数が20枚以上である場合、マナ総量が3以下であるクリーチャー・カード2枚を抽出する。そのうち1枚を戦場に出し、残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。
 +
|PT=3/3
 +
|背景=old
 +
}}
  
*「4マナで3マナ以下のクリーチャーを2体展開する」という効果は、[[]][[カードタイプ]]こそ違うが[[集合した中隊/Collected Company]]を彷彿とさせる。
+
[[2022年]]1月27日の再調整で、[[誘発条件]]に「あなたがこれを唱えていた場合」が追加される下方修正を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/alchemy-rebalancing-january-27-2022 Alchemy Rebalancing for January 27, 2022]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035749/ 2022年1月27日 アルケミー再調整告知][[Daily MTG]] 2022年1月25日)</ref>。
*[[玻璃池のミミック/Glasspool Mimic]]が抽出された場合、このカードを[[コピー]]して戦場に出すことで連続して効果が誘発する[[コンボ]]となる。
+
  
 +
[[玻璃池のミミック/Glasspool Mimic]](やヒストリックでの[[魂寄せ/Soulherder]])が抽出されることで連続して効果が誘発する[[コンボ]]が存在しており、[[地上]]を容易に制圧してしまえることが問題視されていたことによる変更である。
 +
==脚注==
 +
<references />
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[聖戦士/Cathar#審問官/Inquisitor|審問官/Inquisitor]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[レア]]

2022年1月28日 (金) 00:42時点における最新版


MTGアリーナ専用カード

Inquisitor Captain / 審問官の隊長 (3)(白)
クリーチャー — 人間(Human)・クレリック(Cleric)

警戒
審問官の隊長が戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていてかつあなたの墓地や手札やライブラリーにありマナ総量が3以下であるクリーチャー・カードの総数が20枚以上である場合、マナ総量が3以下であるクリーチャー・カード2枚を抽出する。そのうち1枚を戦場に出し、残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。

3/3

アーティスト:Monztre


唱えられるETBライブラリーからマナ総量3以下のクリーチャー抽出し、戦場に呼び出す人間クレリック。ただしライブラリー・手札墓地に3マナ以下のクリーチャーが20枚以上あるのが条件。

クリーチャーを一気に2枚展開できるため、素早くボード・アドバンテージを稼ぐことができる強力なカード。本人も3/3警戒と3マナ相当のスペックはあるので、仮に軽いカードしか抽出されなくても大きな損はしにくい。戦場に出すクリーチャーは2枚から選べるため、ある程度状況に応じた選択が可能なのも利点。

注意点は「ライブラリー・手札・墓地に3マナ以下のクリーチャーが20枚以上」という条件。戦場と追放領域は枚数カウントに含まれないため、仮に該当カードを20枚以上デッキに採用していても、戦場にクリーチャーが並んでいたり追放されていたりすると不発に終わってしまう可能性もある。条件を満たすためのカードは余裕を持って多めに採用しておきたい。サイドボーディングの際の枚数管理にも注意。

登場時のアルケミーでは主に白黒クレリックで採用されており、クリーチャー同士のシナジーで戦う同デッキスタンダードに比べ大きく強化した立役者と言える。これ自身もクレリックであり部族シナジーを受けられる点も強み。

[編集] 再調整

実装時のテキストは以下の通り。


旧オラクル

Inquisitor Captain / 審問官の隊長 (3)(白)
クリーチャー — 人間(Human)・クレリック(Cleric)

警戒
審問官の隊長が戦場に出たとき、あなたの墓地や手札やライブラリーにありマナ総量が3以下であるクリーチャー・カードの総数が20枚以上である場合、マナ総量が3以下であるクリーチャー・カード2枚を抽出する。そのうち1枚を戦場に出し、残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。

3/3


2022年1月27日の再調整で、誘発条件に「あなたがこれを唱えていた場合」が追加される下方修正を受けた[1]

玻璃池のミミック/Glasspool Mimic(やヒストリックでの魂寄せ/Soulherder)が抽出されることで連続して効果が誘発するコンボが存在しており、地上を容易に制圧してしまえることが問題視されていたことによる変更である。

[編集] 脚注

  1. Alchemy Rebalancing for January 27, 2022/2022年1月27日 アルケミー再調整告知Daily MTG 2022年1月25日)

[編集] 参考

QR Code.gif