バジリスク

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=バジリスク/Basilisk=
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'''バジリスク'''/''Basilisk''は[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。
 
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[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。石化させる能力を持つ爬虫類のことで、[[色]]はいずれも[[緑]]を含んでいる。
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<!-- ↑「色はいずれも緑」とあった:間違いではないですが、誤解の余地がないよう細かく。
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 ミラージュの[[岩バジリスク/Rock Basilisk]]が赤とのマルチカラーなので。 -->
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数は少ないが、[[マジック]]初期から存在しており、現在でも時々新しく登場している。
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{{#card:Thicket Basilisk}}
 
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すべてのバジリスクは、条件を満たした[[クリーチャー]][[破壊]]する[[能力]]を持つ。
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初出は[[リミテッド・エディション]][[茂みのバジリスク/Thicket Basilisk]]。茂みのバジリスクは[[基本セット]]で[[第6版]]まで皆勤であり、緑が苦手な[[クリーチャー]][[除去]]を補う能力を持ち存在感はあったものの、[[基本セット2012]][[大いなるバジリスク/Greater Basilisk]]を最後に新規[[カード]]は登場していない。しかし背景設定ではたびたび存在を言及され、[[イラスト]]に登場することもある。
その条件とは
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*そのバジリスクが[[ダメージ]](または[[戦闘ダメージ]])を与えたクリーチャー
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*そのバジリスクが[[ブロック]]した[[攻撃クリーチャー]]
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*そのバジリスクをブロックした[[ブロック・クリーチャー]]
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のいずれか(もしくは複数)。つまり、「触れた」相手を石にする(破壊する)のだ。
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[[]]かそれを含む[[多色]]に存在する。
破壊するタイミングは、条件を満たしたら即座であるものと戦闘終了時であるのもの2つのパターンがある。
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珍しく緑に認められているクリーチャー[[除去]]であり、俗に「バジリスク能力」とも呼ばれる。
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*[[未来予知]]で、これに分類される能力のうち「クリーチャーにダメージを与えたとき即座に破壊する」ものが[[接死]]として[[キーワード能力]]となった。
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<!-- ただし、それ以前にこれと同じ能力を持っていたのは[[残酷な詐欺師/Cruel Deceiver]]のみである。 -->
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*この能力の効果を受けたクリーチャーが一緒に[[致死ダメージ]]を受けていた場合、そのクリーチャーが生延びるためには致死ダメージによる破壊とこの能力の[[効果]]による破壊の両方に対して[[再生]]する必要がある。
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*バジリスク以外にもバジリスク能力を持つものがいる。<br/ >[[Infernal Medusa]][[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]][[毒素スリヴァー/Toxin Sliver]]など、特に[[]]に多い。<br/ >もちろん、[[色の役割]]が変更されたわけではなく、緑と黒が共通に持っているというだけ。緑も黒も、昔から今に至るまでこのような能力が登場し続けている。
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すべてのバジリスクは[[戦闘]]中、[[ブロック (ルール用語)|ブロック]][[戦闘ダメージ]]で接したクリーチャーを除去する[[能力]]を持つ。これは[[格闘]]が登場する以前の緑の[[色の役割]]としては珍しく認められているクリーチャー除去であり、俗に「[[バジリスク能力]]」とも呼ばれた。バジリスクは複雑な能力で混乱を招きやすいためか、[[接死]]制定後に新たに登場したバジリスクは接死をもつだけになった。
**このことから作られたカードが[[ゴルゴンの凝視/Gaze of the Gorgon]]
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*同じような能力を有するクリーチャー・タイプには他に[[コカトリス]]や[[黒]]の[[ゴルゴン]]がいる。
**元祖は緑の方([[茂みのバジリスク/Thicket Basilisk]])。他にも[[コカトリス/Cockatrice]]がいる。
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**緑は相手を石化させてしまう能力、黒は相手を疫病に侵したりする能力ということなのだろう。
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*[[構築]]ではクリーチャー・タイプとしてより[[バジリスクの首輪/Basilisk Collar]]の方が有名。
**[[寄せ餌/Lure]]との相性は抜群で、古くからセットで使われていた。
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*[[テーロス・ブロック]]では背景設定で紹介されたが<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/planeswalkers-guide-theros-part-3-2013-09-04 Planeswalker's Guide to Theros, Part 3]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/023525/ プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その3](Feature 2013年9月4日)</ref>、クリーチャーとしてカード化される事は無かった([[食餌の時間/Time to Feed]]の[[絵|イラスト]]に登場するのみ)。
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*[[アモンケット]]でも[[ロナスの勇者/Champion of Rhonas]]の{{Gatherer|id=426861}}と[[フレイバー・テキスト]]に登場しているのみで、カード化はされなかった。
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*[[Wikipedia:ja:バジリスク|バジリスク]]とは接触や視線によって石化させる魔力あるいは致死性の毒を持つ[[トカゲ]]のような空想上の生き物。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[サブタイプ:Basilisk|バジリスク(Basilisk)で検索]]
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<references />
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*{{WHISPER検索/サブタイプ|Basilisk|バジリスク(Basilisk)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
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[[Category:クリーチャー・タイプ|はしりすく]]

2017年4月21日 (金) 11:47時点における版

バジリスク/Basiliskクリーチャー・タイプの1つ。


Thicket Basilisk / 茂みのバジリスク (3)(緑)(緑)
クリーチャー — バジリスク(Basilisk)

茂みのバジリスクが壁(Wall)でないクリーチャーをブロックするか、壁でないクリーチャーによってブロックされた状態になるたび、戦闘終了時にそのクリーチャーを破壊する。

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Lowland Basilisk / 低地のバジリスク (2)(緑)
クリーチャー — バジリスク(Basilisk)

低地のバジリスクがクリーチャーにダメージを与えるたび、戦闘終了時にそのクリーチャーを破壊する。

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Turntimber Basilisk / 変わり樹のバジリスク (1)(緑)(緑)
クリーチャー — バジリスク(Basilisk)

接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えたら、それだけで破壊する。)
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、クリーチャー1体を対象とする。あなたは「このターン、それは可能ならば変わり樹のバジリスクをブロックする」ことを選んでもよい。

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初出はリミテッド・エディション茂みのバジリスク/Thicket Basilisk。茂みのバジリスクは基本セット第6版まで皆勤であり、緑が苦手なクリーチャー除去を補う能力を持ち存在感はあったものの、基本セット2012大いなるバジリスク/Greater Basiliskを最後に新規カードは登場していない。しかし背景設定ではたびたび存在を言及され、イラストに登場することもある。

かそれを含む多色に存在する。

すべてのバジリスクは戦闘中、ブロック戦闘ダメージで接したクリーチャーを除去する能力を持つ。これは格闘が登場する以前の緑の色の役割としては珍しく認められているクリーチャー除去であり、俗に「バジリスク能力」とも呼ばれた。バジリスクは複雑な能力で混乱を招きやすいためか、接死制定後に新たに登場したバジリスクは接死をもつだけになった。

参考

  1. Planeswalker's Guide to Theros, Part 3/プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その3(Feature 2013年9月4日)
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