ダブルシンボル

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'''ダブルシンボル'''(''Double Symbol'')は、ある[[カード]]の[[マナ・コスト]]に含まれる単一の[[色マナ]]が2つであること。また、その[[カード]]。
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'''ダブルシンボル'''(''CC''<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/beyond-basics/cc-problem-2017-01-12 CC THE PROBLEM?]/[https://mtg-jp.com/reading/bb/0018238/ ダブルシンボル、その問題とは?]([[Beyond the Basics]] [[2017年]]1月12日 [[Gavin Verhey]]著)</ref>,まれに''Double-Symbol''<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-academy/seven-steps-better-mana-base-2007-03-03 SEVEN STEPS TO A BETTER MANA BASE]([[Magic Academy]] [[2007年]]3月3日 [[Jeff Cunningham]]著)</ref>や''Double mana-symbol''<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/deaths-door-part-2-2020-01-06 AT DEATH'S DOOR, PART 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033613/ 死の扉にて その2]([[Making Magic]] [[2020年]]1月6日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>、あるいは[[色]]の名前とともに''Double white-symbol''などとも)は、ある[[カード]]の[[マナ・コスト]]に含まれる単一の[[色マナ]]が2つであること。また、その[[カード]]。
  
 
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*ゲームバランス上の観点から、特定の種類の[[効果]]を扱うカードはダブルシンボル以上の色拘束になるようにデザインされることが多い。例えば[[確定カウンター]]や[[全体除去]]などが顕著。
 
*ゲームバランス上の観点から、特定の種類の[[効果]]を扱うカードはダブルシンボル以上の色拘束になるようにデザインされることが多い。例えば[[確定カウンター]]や[[全体除去]]などが顕著。
 
*基本的に[[単色]]のカードに対して用いられる表現であり、同じ色マナを2つ含んでいても[[多色カード]]にはあまり用いられない。つまり「[[蝕み/Undermine]](コストは[[青マナ|(青)]](青)[[黒マナ|(黒)]])はダブルシンボルなので、~」とはあまり言わない。
 
*基本的に[[単色]]のカードに対して用いられる表現であり、同じ色マナを2つ含んでいても[[多色カード]]にはあまり用いられない。つまり「[[蝕み/Undermine]](コストは[[青マナ|(青)]](青)[[黒マナ|(黒)]])はダブルシンボルなので、~」とはあまり言わない。
*2色についてそれぞれダブルシンボル、計4つの色マナ・シンボルを含むカード(例えば[[白マナ|(白)]](白)(青)(青)を含む[[不可解なるイスペリア/Isperia the Inscrutable]]など)もあるが、これといって定着している名称はない。
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*2色についてそれぞれダブルシンボル、計4つの[[色マナ・シンボル]]を含むカード(例えば[[白マナ|(白)]](白)(青)(青)を含む[[不可解なるイスペリア/Isperia the Inscrutable]]など)もあるが、これといって定着している名称はない。
 
*上述したシングルシンボルとダブルシンボルの[[カードパワー]]差に関しては、例外も多い。例えば[[哀悼のスラル/Mourning Thrull]]はシングルシンボルかつ2マナなのに、ダブルシンボルで3マナの[[エル・ハジャジ/El-Hajjaj]]を上回る性能を持っている。こういった例は、特に互いの登場時期に差があると多く見られる。
 
*上述したシングルシンボルとダブルシンボルの[[カードパワー]]差に関しては、例外も多い。例えば[[哀悼のスラル/Mourning Thrull]]はシングルシンボルかつ2マナなのに、ダブルシンボルで3マナの[[エル・ハジャジ/El-Hajjaj]]を上回る性能を持っている。こういった例は、特に互いの登場時期に差があると多く見られる。
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==脚注==
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==参考==
 
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2022年4月26日 (火) 09:17時点における最新版

ダブルシンボルCC[1],まれにDouble-Symbol[2]Double mana-symbol[3]、あるいはの名前とともにDouble white-symbolなどとも)は、あるカードマナ・コストに含まれる単一の色マナが2つであること。また、そのカード


Serra Angel / セラの天使 (3)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

飛行、警戒

4/4


Counterspell / 対抗呪文 (青)(青)
インスタント

呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


シングルシンボルのカードより唱えにくいため、同じマナ総量でも、ダブルシンボルのカードの方がシングルシンボルのものより基本的に強力になるようデザインされている。例えばマナ漏出/Mana Leak対抗呪文/Counterspell石の雨/Stone Rain略奪/Pillageなどが一例。色拘束の項も参照。

多色デッキにこのような呪文を多く入れる場合、色事故のリスクが上がる。多色土地を使う、土地を多めに入れる、マナ・アーティファクトマナ・クリーチャーを使うなど、マナ基盤に配慮したデッキ構築が求められる。

[編集] 脚注

  1. CC THE PROBLEM?/ダブルシンボル、その問題とは?Beyond the Basics 2017年1月12日 Gavin Verhey著)
  2. SEVEN STEPS TO A BETTER MANA BASEMagic Academy 2007年3月3日 Jeff Cunningham著)
  3. AT DEATH'S DOOR, PART 2/死の扉にて その2Making Magic 2020年1月6日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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