クレンコ/Krenko

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まだ若いが高いカリスマ性を持ち、アジク/Azzikやポンドル/Pondl、その他大勢のゴブリンから慕われている。彼らを養うため(もっとも、クレンコ自身も楽しんでやっていることだが)、[[ラザーヴ/Lazav|タズ/Taz]]と名乗る男から盗みや破壊工作などの仕事を引き受けている。
 
まだ若いが高いカリスマ性を持ち、アジク/Azzikやポンドル/Pondl、その他大勢のゴブリンから慕われている。彼らを養うため(もっとも、クレンコ自身も楽しんでやっていることだが)、[[ラザーヴ/Lazav|タズ/Taz]]と名乗る男から盗みや破壊工作などの仕事を引き受けている。
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経緯は不明だが、[[カルロフ邸殺人事件]]の時期には[[テイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)|カルロフ/Karlov]]家から借金をしていた。
  
 
==経歴==
 
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[[永遠衆/Eternal#灯争大戦|戦慄衆/Dreadhorde]]の侵略が進む中、配下のゴブリン達とともに住人が避難した住居に侵入、火事場泥棒をしていた({{Gatherer|id=554695}})。
 
[[永遠衆/Eternal#灯争大戦|戦慄衆/Dreadhorde]]の侵略が進む中、配下のゴブリン達とともに住人が避難した住居に侵入、火事場泥棒をしていた({{Gatherer|id=554695}})。
 
{{フレイバーテキスト|「人々が逃げた後、敵が到着する前――つかみ取りタイムだ。」}}
 
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===[[カルロフ邸殺人事件]]===
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[[ゼガーナ/Zegana]]、[[テイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)|テイサ・カルロフ/Teysa Karlov]]といったラヴニカの重鎮が次々と殺害される中、クレンコは次の犠牲者は自分ではないかという恐怖に憑りつかれる。クレンコは上流階級との繋がりがある[[カイロックス/Kylox]]を拉致し、事件について問いただそうとするも、彼は何も知らない様子であった。そのうえ何者かがクレンコを暗殺しようと刺客を送り、カイロックスは巻き添えで死亡してしまう。
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後日、[[アルキスト・プロフト/Alquist Proft]]はクレンコを含めた事件関係者を集め、連続殺人事件の真実についての推理を語る。暴露された[[トロスターニ/Trostani|真犯人]]は、何故クレンコを狙ったかを語る。曰く、彼は[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]侵攻時に火事場泥棒をし、盗品を法外な価格で売りさばいていたと。そしてその結果、何千もの人々が生活必需品が手に入らず亡くなったのだと。クレンコはファイレクシアから物を奪おうとした手下も大勢死んだのだと反論するが、真犯人は聞く耳を持たなかった。その後に起きた一騒動が収束すると、クレンコはオレリアに逮捕された。真犯人の喚きはクレンコに有罪判決を下す証拠としては不十分、そうオレリアは気づくかもしれないが、それは後々の問題だ。
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===登場カード===
 
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====[[フレイバー・テキスト]]に登場====
 
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;灯争大戦
 
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:ブリキ通りの重鎮、クレンコ/Krenko, Tin Street Kingpin
 
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:クレンコの命令/Krenko's Command
  
===登場作品・登場記事===
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/krenko-mob-boss-2012-07-18 Krenko, Mob Boss]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0004364/ 群衆の親分、クレンコ](Uncharted Realms [[2012年]]7月18日 [[Jenna Helland]]著)
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;[[カルロフ邸殺人事件]]
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/epic-experiment-2012-09-10 Epic Experiment]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0004372/ 世紀の実験](Uncharted Realms 2012年9月12日 Jenna Helland著)
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:[[関係者の集合/Assemble the Players]](通常版/[[ショーケース]]版共通)
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/azorius-ten-most-wanted-2012-10-29 The Azorius Ten Most Wanted]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0004378/ アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人](Uncharted Realms 2012年10月31日 Jenna Helland著)
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;[[Ravnica: Cluedo Edition]]
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/limits-2015-07-15 Limits]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0015302/ 限界点](Uncharted Realms [[2015年]]7月15日 [[Ari Levitch]]著)
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:クレンコの命令/Krenko's Command
  
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===登場作品・登場記事===
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;[[基本セット2013]]
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/krenko-mob-boss-2012-07-18 Krenko, Mob Boss]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0004364/ 群衆の親分、クレンコ](Uncharted Realms [[2012年]]7月18日 [[Jenna Helland]]著)
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;[[ラヴニカへの回帰ブロック]]
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*[https://web.archive.org/web/20210418114116/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/epic-experiment-2012-09-10 Epic Experiment(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0004372/ 世紀の実験](Uncharted Realms 2012年9月12日 Jenna Helland著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/azorius-ten-most-wanted-2012-10-29 The Azorius Ten Most Wanted]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0004378/ アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人](Uncharted Realms 2012年10月31日 Jenna Helland著)
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;[[マジック・オリジン]]
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/limits-2015-07-15 Limits]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0015302/ 限界点](Uncharted Realms [[2015年]]7月15日 [[Ari Levitch]]著)
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;[[カルロフ邸殺人事件]]
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-1-ghosts-of-our-past Murders at Karlov Manor | Episode 1: Ghosts of Our Past]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037450/ 第1話 過去の幽霊](Magic Story [[2023年]]12月5日 [[Seanan McGuire]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-6-explosions-of-genius Murders at Karlov Manor | Episode 6: Explosions of Genius]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037505/ 第6話 天才炸裂](Magic Story [[2024年]]1月12日 Seanan McGuire著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-8-gods-of-chaos Murders at Karlov Manor | Episode 8: Gods of Chaos]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037507/ 第8話 混沌の神々](Magic Story 2024年1月16日 Seanan McGuire著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-9-beauty-in-destruction Murders at Karlov Manor | Episode 9: Beauty in Destruction]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037508/ 第9話 破壊の中の美](Magic Story 2024年1月17日 Seanan McGuire著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-10-roots-of-decay Murders at Karlov Manor | Episode 10: Roots of Decay]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037518/ 第10話 腐朽の根](Magic Story 2024年1月18日 Seanan McGuire著)
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2024年1月26日 (金) 04:58時点における最新版

クレンコ/Krenko基本セット初出のキャラクター。カードとしては基本セット2013群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Bossが初出。

目次

[編集] 解説

ラヴニカ/Ravnicaで活動するゴブリン/Goblinの犯罪組織の首領。男性(イラスト)。

まだ若いが高いカリスマ性を持ち、アジク/Azzikやポンドル/Pondl、その他大勢のゴブリンから慕われている。彼らを養うため(もっとも、クレンコ自身も楽しんでやっていることだが)、タズ/Tazと名乗る男から盗みや破壊工作などの仕事を引き受けている。

経緯は不明だが、カルロフ邸殺人事件の時期にはカルロフ/Karlov家から借金をしていた。

[編集] 経歴

[編集] 群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss

クレンコはタズから3度目となる仕事の依頼を受けていた。タズはぶかぶかの皮膚を被った不気味な男だが、一介のゴブリンをここまで信頼してくれる者などそうはおらず、クレンコ自身彼のことを気に入っているのも確かだった。クレンコは悩んだが、最終的にその仕事を引き受けた。

クレンコはボロス軍/Boros Legionの本拠地であるサンホーム/Sunhomeに、ゴブリンの整備班の新入りとして潜入した。オレリア/Aureliaが新たなギルド指導者となり、現指導者のフェザー/Featherは追放すると宣言したことで、サンホームはいつになく騒々しかった――つまり、後は背中をちょっと押してやればよい。彼は放火と爆弾で混乱を引き起こし、誰にも見咎められることなくフェザーの居室へと侵入した。そしてタズから預かった輝くナイフでフェザーを閉じ込めていた魔法の球を破壊すると、その翼から羽根を引き抜いた。部屋に衛兵が駆けつけてきたが、彼は逃走を試みたフェザーが自分を攻撃してきたと主張し、彼らがフェザーを取り押さえているうちに素早くその場を後にした。

その後、会員制の展望デッキ「万年紀/The Millennial」にて、クレンコはタズにフェザーの羽根が入った木箱を渡した。タズは彼の働きを認め、オルゾフ組/The Orzhov Syndicateが管理するフェザーの金庫の鍵を渡し、正規の報酬に加えてその金庫の金も自由にしてよいと言った。そしてタズは彼に4度目の仕事を依頼した――オルゾヴァ/Orzhovaにあるちょっとしたものを手に入れてきてほしいと。

[編集] 世紀の実験/Epic Experiment

クレンコとタズが地底街で会談している最中、イゼット団/The Izzet Leagueトレンズ/Trenzが「空間的外部フラクタル化装置/The Spatial Ectofractalyzer」の実験に失敗し、偶然にも地底街からオルゾヴァに繋がるポータルが作り出された。

[編集] アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人/The Azorius Ten Most Wanted

クレンコはポータルを用いてオルゾヴァに潜り込み、閉会中の幽霊議員/The Ghost Councilの領域に侵入したが、最終的に大図書館/The Grand Libraryに追い詰められ、スラルを人質に取った。しかし誰もスラルの命など気にしていないことが明らかになると、彼は衛兵を攻撃し、スラルを焼夷弾代わりに使用して逃走した。幽霊議員は彼を窃盗のかどで告訴したが、具体的に何を盗んだのかは明らかにしていない。

[編集] 限界点/Limits

ブリキ通り/Tin Streetの小路にて、破砕団の兄弟/The Shattergang Brothersの一員であるダーギグ/Dargigが何者かに殺害された。噂によれば、それは武器の取引で交渉が決裂したクレンコの仕業ということだった。これをきっかけに破砕団の兄弟とクレンコのギャング団の間で抗争が勃発し、大勢のゴブリンが死亡した。

彼らはどのギルド/Guildの庇護下にもない門なし/The gatelessであり、このまま抗争が続けば死者は増え続ける一方だろう。それを見過ごせなかったギデオン・ジュラ/Gideon Juraは、クレンコが万年紀にある同名の高級料理店「万年紀/The Millennial」に通い詰めていることを突き止めた。彼はナイフで二度刺されながらもクレンコを捕らえ、ボロスに引き渡した。しかしその場に投げ込まれたのは、クレンコを渡さなければボロスを敵と見なすという、破砕団の兄弟からの脅迫状だった。

[編集] 灯争大戦

戦慄衆/Dreadhordeの侵略が進む中、配下のゴブリン達とともに住人が避難した住居に侵入、火事場泥棒をしていた(イラスト)。

「人々が逃げた後、敵が到着する前――つかみ取りタイムだ。」

[編集] カルロフ邸殺人事件

ゼガーナ/Zeganaテイサ・カルロフ/Teysa Karlovといったラヴニカの重鎮が次々と殺害される中、クレンコは次の犠牲者は自分ではないかという恐怖に憑りつかれる。クレンコは上流階級との繋がりがあるカイロックス/Kyloxを拉致し、事件について問いただそうとするも、彼は何も知らない様子であった。そのうえ何者かがクレンコを暗殺しようと刺客を送り、カイロックスは巻き添えで死亡してしまう。

後日、アルキスト・プロフト/Alquist Proftはクレンコを含めた事件関係者を集め、連続殺人事件の真実についての推理を語る。暴露された真犯人は、何故クレンコを狙ったかを語る。曰く、彼は新ファイレクシア/New Phyrexia侵攻時に火事場泥棒をし、盗品を法外な価格で売りさばいていたと。そしてその結果、何千もの人々が生活必需品が手に入らず亡くなったのだと。クレンコはファイレクシアから物を奪おうとした手下も大勢死んだのだと反論するが、真犯人は聞く耳を持たなかった。その後に起きた一騒動が収束すると、クレンコはオレリアに逮捕された。真犯人の喚きはクレンコに有罪判決を下す証拠としては不十分、そうオレリアは気づくかもしれないが、それは後々の問題だ。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

基本セット2013
クレンコの命令/Krenko's Command
基本セット2015
クレンコの処罰者/Krenko's Enforcer
カルロフ邸殺人事件
クレンコの轟音砕き/Krenko's Buzzcrusher

[編集] フレイバー・テキストに登場

基本セット2013
熱情/Fervor
ラヴニカの献身
槍播き/Spear Spewer
灯争大戦
ブリキ通りの重鎮、クレンコ/Krenko, Tin Street Kingpin
ラヴニカ・リマスター
クレンコの命令/Krenko's Command

[編集] イラストに登場

カルロフ邸殺人事件
関係者の集合/Assemble the Players(通常版/ショーケース版共通)
Ravnica: Cluedo Edition
クレンコの命令/Krenko's Command

[編集] 登場作品・登場記事

基本セット2013
ラヴニカへの回帰ブロック
マジック・オリジン
カルロフ邸殺人事件

[編集] 参考

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