サイ甲虫の暴走/Crash of Rhino Beetles

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Crash of Rhino Beetles / サイ甲虫の暴走 (4)(緑)
クリーチャー — 昆虫(Insect)

トランプル
あなたが土地を10個以上コントロールしているかぎり、サイ甲虫の暴走は+10/+10の修整を受ける。

5/5

トランプルに加え、10個以上の土地コントロールしていると3倍のサイズに膨れ上がる昆虫

能力森生まれのビヒモス/Woodborn Behemoth上位種と言える。条件こそ更に厳しくなったものの、15/15トランプルという尋常でないサイズは脅威。また強化前の時点でも、シングルシンボルの5マナ5/5トランプルでデメリットを持たないクリーチャーは、単色としては実は初であり、暴走するサイ/Stampeding Rhino巨大イボイノシシ/Giant Warthog巨大百足/Colossapedeなど多くのクリーチャーの上位互換。条件達成までの間でも戦力としては充分なスペックである。

除去耐性の低さは欠点であるが、強化後のサイズならば生き残れた場合のリターンは非常に大きく、火力などではまず除去されないため5マナのクリーチャーとしては然程致命的ではない。最大の弱点は強化条件の厳しさであり、普通に毎ターン土地を置いていたのでは効果的な盤面にはまず間に合わないだろう。10マナのクリーチャーと違ってマナ・クリーチャーマナ・アーティファクトによるマナ加速でも意味がないため、必然的に不屈の自然/Rampant Growth系統の土地サーチカードや、踏査/Explorationなど追加で土地をプレイできるカード等に頼らざるを得ない。それ故、活用するにはある程度の専用構築が求められるカードである。

エターナルにおいては5マナが重い上、条件達成が殊更に厳しいため活躍は厳しい。主な活躍の場は統率者戦であり、迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seekingを始めとした優秀な統率者のバックアップを受けられるため相対的に使いやすい。一方、初期ライフ総量が40であるため15/15のサイズによる決定力がやや落ちてしまうことには注意。

  • カード名で「サイ甲虫」と訳されている"Rhino Beetle"とは"Rhinoceros Beetle"の省略形であり、いわゆる「カブトムシ」のことである。おそらく英語名がサイの暴走/Crash of Rhinos由来と判断し、日本語名でも繋がりを分かりやすくするためにこの訳にしたのだろう。

[編集] 参考

QR Code.gif