黄金の玉座/The Golden Throne
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クリーチャーを生け贄に捧げることで3マナを生む伝説のマナ・アーティファクト。1回だけ敗北を置換する能力も備えている。
基本性能はアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarの調整板。生み出せるマナが増え、色マナを自由な組み合わせで出せるようになった代わり、タップ・シンボルが起動コストに含まれるため、アンタップ手段を併用しなければ使えるのは1ターンに1回。またこれ自体も1マナ分重くなったことで、コンボ用の使い方が難しくなっている。
やはりここは色マナを出せる点に着目し、色拘束の強いカードと併用したいところだが、統率者戦はハイランダーのため、これ自体を引けなかったり、除去されてしまった場合に事故を回避するのが難しくなる。無難にマナ加速に使っても悪い訳では無いので、過度に依存せずに構築した方がよいだろう。
敗北を回避する置換能力については、置換するとこれ自体が追放されてしまうため、使い回しは基本的に不可能。敗北条件はライフによるものかどうかを問わず、その場合も残りライフは1点になる。
ストーリー
黄金の玉座/The Golden Throneはウォーハンマー40,000に登場する生命維持装置。総主長/Primarchの一人であるホルス/Horusが人類の帝国に叛旗を翻した「ホルスの大逆/The Horus Heresy」と後世に呼ばれる叛乱の終局において、ホルスとの一騎討ちにより致命傷を負い死を待つばかりであった人類の帝国の皇帝が接続され、意識のないまま命を永らえている。黄金の玉座を稼働させ続けるため、毎日4,000人の帝国臣民の命が捧げられている。黄金の玉座の機能は永い時を経て徐々に衰えており、いずれ黄金の玉座の機能が停止し皇帝が崩御すれば、皇帝が絶大な超能力で抑え込んでいた混沌の力に人類の帝国は飲み込まれ終焉を迎える(と、信じられている)。