鏡の間+砕けた世界/Mirror Room+Fractured Realm
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エンチャント — 部屋(Room)
あなたがこのドアを開放したとき、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。他のクリーチャー・タイプに加えて反射(Reflection)であることを除き、それのコピーであるトークン1体を生成する。
(どちらの半分でも唱えることができる。そのドアは戦場で開放される。閉鎖されているドアのマナ・コストを支払って、それを開放してもよい。これはソーサリーとして扱う。)
エンチャント — 部屋(Room)
あなたがコントロールしているパーマネントの誘発型能力1つが誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。
(どちらの半分でも唱えることができる。そのドアは戦場で開放される。閉鎖されているドアのマナ・コストを支払って、それを開放してもよい。これはソーサリーとして扱う。)
鏡の間/Mirror Roomは自分のクリーチャーのコピー。反射のクリーチャー・タイプが付属し、これ自身がコピーになる訳ではないが性能としては鏡像/Mirror Imageと同等。他のドアがある分で機能的には上位互換に近いが、一般的にはエンチャントよりもクリーチャー・カードの方がリアニメイトしやすく、バウンスへの耐性の違いもあるので実用上はどちらが上とも言い難い。
砕けた世界/Fractured Realmはパーマネントの誘発型能力を追加で誘発させる。こちらはコピーではなく実際にそのパーマネントに追加の誘発を行わせており、誘発型能力の発生源はそのパーマネント。利用手段としてはストリオン共鳴体/Strionic Resonatorなどと同様。
いずれも単独では機能しないので、活躍の是非は強力なクリーチャーと誘発型能力を利用できているかどうか次第。マナ・コストの都合で順序が難しいが、誘発型能力を持つクリーチャーと併用し、砕けた世界を開放してから鏡の間を開放すると最大限まで活用できる。
登場時点では目立った活躍は無いものの、誘発型能力の追加についてはスタンダードの範囲にはヴァントレスの幻視/Vantress Visions程度でライバルが少ない。今後の研究次第では一線級に躍り出る可能性もあるだろう。
- 鏡の間の能力についてはコピー・トークンを生成する効果、コピー可能な値を参照。
- 反射であることはコピー効果の一部でありトークンのコピー可能な値になる。
- 誘発型能力とは、「~~したとき/When ~~」「~~するたび/Whenever ~~」「~~の開始(終了)時に/at the beginning(end) of ~」と書かれた能力である。「~~が戦場に出るに際し/As ~~ enters (the battlefield)」「~~は+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る/~~ enters (the battlefield) with +1/+1 counter」などと書かれた能力は誘発型能力ではなく常在型能力であり影響を受けない。その他の基本的なルールについては誘発型能力#追加で誘発するを参照。
- 誘発型能力を追加で誘発させるカードが登場してから、誘発する発生源の性質も誘発イベントも限定せず追加で誘発させるのは砕けた世界が初。
関連カード
サイクル
- 人形作家の店+陶磁器ギャラリー/Dollmaker's Shop+Porcelain Gallery
- 鏡の間+砕けた世界/Mirror Room+Fractured Realm
- 葬儀場+復活の間/Funeral Room+Awakening Hall
- 黒焦げのホワイエ+歪んだ空間/Charred Foyer+Warped Space
- 収納室+忘れられた地下室/Walk-In Closet+Forgotten Cellar