迷いし者の祭壇/Altar of the Lost
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Altar of the Lost / 迷いし者の祭壇 (3)
アーティファクト
アーティファクト
迷いし者の祭壇はタップ状態で戦場に出る。
(T):好きな色の組み合わせのマナ2点を加える。これらのマナは、いずれかの墓地にあるフラッシュバックを持つ呪文を唱えるためにのみ支払うことができる。
ほぼフラッシュバック・コスト専用のマナ・アーティファクト。
マナ加速としては摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone相当で、さらにマナの色を自由に選べるようになっている。ここまでなら強力なのだが、実際にはマナの使い道が厳しく制限されており、普通のデッキでは使うことができない。
構築でこれを使うのは、主に燃え立つ復讐/Burning Vengeanceや死者の秘密/Secrets of the Deadを中心とするフラッシュバックデッキになるだろう。瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageや熟慮/Think Twice、禁忌の錬金術/Forbidden Alchemyを入れただけのコントロールデッキでは事故要因になりかねず、清純のタリスマン/Pristine Talismanなど普通のマナ・アーティファクトを使う方が無難。
リミテッドでは上記のフラッシュバックデッキの他、フラッシュバック・コストの重い蜘蛛の発生/Spider Spawningや禁忌の錬金術を抱え、それらをある程度安定して墓地に置くことのできる墓地肥やし系のデッキであれば、それなりに機能する可能性もある。
- 墓地のフラッシュバック呪文を、フラッシュバックを用いずに唱える場合にもこのマナを使うことができる。これを可能にするカードとしては、梅澤俊郎/Toshiro Umezawa、ブージーアムの輪/Bosium Strip、ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willなどが挙げられる。
- 「いずれかの墓地」と書いてあるので紛らわしいが、このカードがあるからといって対戦相手の墓地のフラッシュバック呪文を唱えられるようになるわけではない。何らかの効果によって相手の墓地のフラッシュバック呪文を唱えられるのであれば、このマナを使うことができるというだけである。
参考
- 壁紙・待受 - Wayback Machine(2022年6月29日アーカイブ分)Daily MTG、Magic Arcana 画像はwizards.com内に残存
- Back at the Altar - Wayback Machine(2022年8月7日アーカイブ分)Daily MTG、Limited Information、2012年1月10日、文:Steve Sadin、英語
- The 100 Worst Magic: The Gathering Cards Of All Time 第83位
- マナ能力を持つアーティファクト・カード
- カード個別評価:闇の隆盛 - アンコモン