救世主、アーモント卿/Syr Armont, the Redeemer
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
救世主、アーモント卿が戦場に出たとき、あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー1体を対象とする。怪物(Monster)・役割(Role)トークン1つをそれについた状態で生成する。(あなたがコントロールしている役割がすでにそれについていたなら、その役割を墓地に置く。エンチャントしているクリーチャーは+1/+1の修整を受けトランプルを持つ。)
あなたがコントロールしていてオーラ(Aura)がついているすべてのクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
怪物の役割を味方に付与し、オーラがついたクリーチャーをさらに強化する伝説の人間・騎士。
ETBの役割を乗せられるのであれば、実質的に5マナで合計6/6相当。乗せたのが小型クリーチャーでも中堅クリーチャー程度のサイズになり、元がファッティであればトランプルも合わせてフィニッシャー級の活躍をさせることも可能。リミテッドではカードとして存在し、味方につける意味のあるオーラがおとぎ話の枠以外には獣の血筋/Bestial Bloodlineしか存在しないため、基本的には役割を中心としたピックを狙いたい。
構築においては、強化の条件が同じで3マナも軽い歴史に刻む物語/A Tale for the Agesが存在。こちらの長所は自力で役割を乗せられる点、これ自身が中堅クリーチャーである点。エンチャントよりも除去されやすいのは短所ではあるが、これ自身が条件を満たせれば更なる盤面の補強に繋がるので、併用する形での採用ならば十分に視野に入るだろう。
関連カード
サイクル
エルドレインの森の2色の伝説のクリーチャーサイクル。稀少度はアンコモン。リミテッドの指針アンコモンでもあり、それぞれの2色のアーキタイプと童話に対応している。
- 麻痺海溝のシャレー/Sharae of Numbing Depths(白青、相手クリーチャーのタップ、雪の女王)
- 悪夢に追われる者、ネヴァ/Neva, Stalked by Nightmares(白黒、協約、白雪姫)
- 夢見る決闘者、オビラ/Obyra, Dreaming Duelist(青黒、フェアリー、眠れる森の美女)
- 見習い魔術師、ジョハン/Johann, Apprentice Sorcerer(青赤、スペル、魔法使いの弟子)
- 大群の笛吹き、トーテンタンズ/Totentanz, Swarm Piper(黒赤、ネズミ、ハーメルンの笛吹き男)
- 甘歯村の断罪人、グレタ/Greta, Sweettooth Scourge(黒緑、食物、ヘンゼルとグレーテル)
- 勇敢な追跡者、ルビー/Ruby, Daring Tracker(赤緑、パワー4以上、赤ずきん)
- パーティー破り、アッシュ/Ash, Party Crasher(赤白、祝祭、シンデレラ)
- 救世主、アーモント卿/Syr Armont, the Redeemer(緑白、オーラ、美女と野獣)
- 度胸ある冒険者、トロヤン/Troyan, Gutsy Explorer(緑青、マナ総量5以上、ジャックと豆の木)
ストーリー
アーモント/Armontはエルドレイン/Eldraineの人間/Human。女性(イラスト)。
王国/The Realmにおいて、彼女はその美貌とアーデンベイル/Ardenvaleへの献身で広く知られていた。新ファイレクシア/New Phyrexiaとの戦いが終結した後、彼女は疲弊した王国を癒す方法を求め、中隊を引き連れて僻境/The Wildsへと探索行に出た。だが彼女達が目にしたのは、赤歯砦/Redtooth Keepとそこに住まう呪われたエルフ/Elf達であった。
多くの者には恐ろしい怪物としか映らない人狐/Werefox化したエルフ達だが、彼女の目には救いを求める弱者に見えた。すぐさま、彼女と一行の目的は、エルフの呪いを解くための魔法の花――月明かりに咲く神秘的な薔薇[1]――を探すことへと変わった。
- モチーフは、フランスの童話『美女と野獣』の主人公であるラ・ベル(「美しい」という意味のあだ名。本名不明)。父が呪われた城から薔薇を摘み取ってしまったため、城の野獣から代償として共に住むことを要求される。
フレイバー・テキストに登場
イラストに登場
登場記事・登場作品
- Ten Stories Tall/全高10話(Making Magic 2023年9月25日 Mark Rosewater著)
- MTGアリーナの豆知識(エルドレインの森期)
- 『エルドレインの森』ワールドガイド展示資料(30th Anniversary CELEBRATION TOKYO、英語)