動物学者、ベニー・ブラックス/Bennie Bracks, Zoologist

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召集を持つ伝説のエルフ・ドルイド。トークンを生成したターンの終了ステップに1枚ドローできる。

召集も含め、トークンを多用するデッキに向いている。盤面を横に広げながらカード・アドバンテージを得られる優秀なシステムクリーチャー。伝説のクリーチャーなので統率者にも指定できるが、固有色は白だけなのが玉に瑕。

対戦相手のターンであれ、トークンが生成できればカードを引ける。トークンの種類も選ばないため、条件を満たすのもそう難しくない。一方で分かりやすくアドバンテージを稼ぎ続ける性質から標的にされやすく、除去耐性も持たない為に場持ちは劣悪。これが採用できるリーガルではタフネス2はあまりにも頼りない。長期的に戦場に残って、初めて大きなアドバンテージに繋がることから、呪禁を与える装備品やオーラなどでしっかり守ってやりたい。

ストーリー

ベニー・ブラックス/Bennie Bracksは、ニューカペナ/New Capennaに住むエルフ/Elfの動物学者。男性（イラスト）。

ニューカペナの高名な動物学者となる以前のベニーは、メッツィオ/The Mezzioの常に薄暗い屋根の上で鳩を飼う子供だった。高街/Park Heightsの下にあるその場所で、都市の鉄と潤滑油に囲まれながら、ベニーは緑豊かな生きた世界を夢見ていた。彼の鳩小屋は控えめなもので、限られた予算しかない愛好家の目で管理されていた。その鳩たちは、最初は好奇心からだったが、やがて彼の脱出口になった。非公認の展覧会や取引を通して、ベニーは公認の野外展示会を行えるようになり、そこで彼の鳩たちは――この都市の鳩の中でも独特だったため――高街の商人や飼育員の注目を集めるようになった。だがその誰も、流行発信力においてジェトミア/Jetmirの養女ジニー・フェイ/Jinnie Fayには及ばなかった。ジニーが一筆書くと、称賛のレビューの数々がそれに続き、ベニーと鳩たちは成功を収めた。

ベニーは正式に舞台座一家/The Cabarettiに所属しているわけではないが、舞台座が珍しく美しい生き物を求める際には、彼が第一候補の取引相手だ。ベニーはもはや単なる都会の鳥の専門家ではなく、あらゆる種類の外来の高価なペットに手を伸ばしている。ミニチュア哺乳類、太古の爬虫類、遥か彼方の海から来た魚類――ベニーはそれらすべての世話をしている。ロッコ/Roccoの厨房に行く運命を持つものさえも。

登場作品・登場記事

• The Legends You'll Find in Streets of New Capenna/『ニューカペナの街角』の伝説たち（Feature 2022年4月22日 Miguel Lopez, Ari Zirulnik, and Grace Fong著）

参考

• カード個別評価：ニューカペナの街角統率者デッキ - 神話レア（ブースターパック限定カード）