乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil
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伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental)
乱動の座、オムナスが戦場に出たとき、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤー1つを対象とする。これはそれに、あなたがコントロールしているエレメンタル(Elemental)の総数に等しい点数のダメージを与える。
上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコントロールしているエレメンタル1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターを1個置く。あなたが8つ以上の土地をコントロールしているなら、カード1枚を引く。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤー1つを対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
緑→赤緑ときて今度は緑青赤の3色となった3枚目のオムナス/Omnath。怒りの座、オムナス/Omnath, Locus of Rage同様、エレメンタル関連の2つの能力を持つ。
まずETB能力で自分がコントロールするエレメンタルの数に等しい点数の火力を放つことができる。自身を数えるので、解決前に除去されなければ1点は与えられる。収録されている基本セット2020のエレメンタルは数を並べることに適した傾向を持つため大ダメージを狙える場面も珍しくはなく、安定性こそ低いが役に立つ場面は多いだろう。
もう1つは、上陸でエレメンタル1体に+1/+1カウンターを置き、さらに土地が8つ以上ならカードを引くことができる誘発型能力。継続的に誘発でき、単純な戦力増強から終盤での息切れ防止もこなす強力な能力であり、自身のサイズを上げて火力に対する除去耐性を高め、この能力でアドバンテージを取りやすくすることもできる。発現する浅瀬/Risen Reefとのシナジーは強く、ひとたび並べばあとは後続のエレメンタルを出すだけで膨大なアドバンテージを獲得しうる。
スタンダードでは世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldや炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flameをこのカードの相方に据えたエレメンタルデッキが考案されている[1]。
- 土地を8つ以上コントロールしているかは、能力の解決時に参照される。
- 解決時に対象に選んだエレメンタルが不正な対象になっていたなら、能力は立ち消え条件を満たしていてもカードを引くことは無い。
- 初出時は上陸を用いたルール・テキストではなかったが、Unfinity発売に伴うオラクル更新により、上陸を用いた表記に変更された[2]。
関連カード
- マナの座、オムナス/Omnath, Locus of Mana
- 怒りの座、オムナス/Omnath, Locus of Rage
- 乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil
- 創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation
- 万物の座、オムナス/Omnath, Locus of All
サイクル
基本セット2020の楔3色の伝説のクリーチャーサイクル。いずれも神話レア。
- 隠された手、ケシス/Kethis, the Hidden Hand(白黒緑)
- 風の憤怒、カイカ/Kykar, Wind's Fury(青赤白)
- 冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated(黒緑青)
- 天頂の探求者、カーリア/Kaalia, Zenith Seeker(赤白黒)
- 乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil(緑青赤)
ストーリー
詳細はオムナス/Omnathを参照。
脚注
- ↑ エレメンタルのデッキ案(スタンダード) 岩SHOWの「デイリー・デッキ」(マジック日本公式サイト 2019年7月9日)
- ↑ Unfinity Update Bulletin/『Unfinity』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(News 2022年10月18日 Jess Dunks著)