キテオンの不正規軍/Kytheon's Irregulars
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クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
高名1(このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、これが高名でない場合、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。これは高名になる。)
(白)(白):クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
4マナ4/3に高名1、さらに白マナ2つで使えるタッパー能力付きのクリーチャー。
高名達成時には5/4になるそのサイズだけでも十分だが、さらに能力でブロッカーを排除したり攻撃を妨害したりできる。起動に自身のタップを要求しないタッパーは珍しく、白マナの続く限り起動する事ができるうえに能力を使いつつ自身も攻撃やブロックに参加できるという器用さを持つ。高名を達成するための状況を自力で作り出せるため、単体でも自己完結したような強さを発揮する。
使えるマナの量が伸びるほど制圧力も増していくため、中盤以降に膠着状態から相手クリーチャーを複数体タップしてフルアタックで勝負を決めにいくフィニッシャーとしての役割を果たすこともできるなど、その場の状況に応じた活躍が期待できる柔軟性を持っている。
能力が機能しだしたら手がつけられないため、リミテッドでは非常に強力。スタンダード構築では能力を万全に機能させるためにも白単色デッキでの使用が望ましい。大量の白マナを確保できるニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyxとは共存期間が短いのが残念。
- プロツアー「戦乱のゼンディカー」地域予選におけるトップ16賞品のプレイマットの絵柄にこのイラストが起用されている(参考)。
ストーリー
キテオンの不正規軍/Kytheon's Irregularsは、アクロス/Akrosの外国人居住区/The Foreigners' Quarterの若者たちで構成される私設組織(イラスト)。外国人居住区を密輸や脅迫に利用しようとする悪人たちを排除し、生きるため、あるいは仲間やその家族を生かすために盗みも行う。彼らなりの正義に基づいて活動しているが、法を犯すことも辞さないその性格上、逮捕されて牢獄行きとなる者も多い。
リーダーのキテオン・イオラ/Kytheon Ioraは、少なくとも13歳以前から彼らを率いている。当然年上の者も多いが、皆キテオンに対する忠義は厚い。
アクロスがハーピー、サイクロプス、エレボスの巨人に立て続けに襲われたとき、彼らはキテオンとともに勇敢に戦い、アクロスを防衛することに成功した。しかしキテオンがエレボス/Erebosそのものに逆らったために4人が命を落とし、これが彼のプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを点らせることとなった。
- 名前が判明しているメンバーはドラサス/Drasus、オレクソ/Olexo、エピコス/Epikos、ゼノン/Zenonの4人。