焚火/Campfire
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繰り返しライフを提供してくれるアーティファクト。追放することで統率の灯台/Command Beaconに似た統率者の回収とライブラリー修復が行える。
ライフ回復を行うアーティファクトカードとしては、効率的には設置に1マナ、起動に1マナで2点というのは悪くはない。とはいえ対戦相手と初期ライフが多く、統率者ダメージのルールも存在する統率者戦ではライフ回復の価値は相対的に落ちるし、袋だたきに遭っているような状況では毎ターン起動して徐々にライフ・アドバンテージを得るような余裕はあるまい。マナがかかるためテンポが悪くなるのも残念。後述する2つ目の起動型能力を主軸に考え、こちらはそれまでの繋ぎと考えたほうがいいだろう。
2マナ+追放で統率領域か墓地から統率者を手札に加えることができる。統率の灯台と同様、基本的には「手札を経由させることで、統率者に蓄積した統率者税を一度だけ無視して唱える」という一種のコスト減少カードとして使用することになる。統率の灯台や過去の類似カードと異なり、背景選択/背景などで複数の統率者を使用していてもそのすべてを回収できるので、上手く使えた場合のテンポ・アドバンテージは大きい。ライブラリー修復も兼ねているのでライブラリーアウト対策になるほか、手札自体が増えることなども活用できる。
構築で使うのであればより汎用性に勝る回復手段やマナ加速手段があるだろうが、リミテッドではキーカードの統率者を繰り返し唱えさせられ、統率者税が重くなってしまった状況などを打開できる。ライフの獲得も微量かつテンポが悪くなるとはいえ有益に働く機会も少なくない。ただし単体ではカード・アドバンテージを失ってしまうことは確かなので、堕落者、アスタリオン/Astarion, the Decadentなどのライフ回復を参照するカードやアーティファクトを参照するカードなどと併用するのがベター。
- ライフ回復+ライブラリー修復という骨格は不死の霊薬/Elixir of Immortalityにも似ているが、こちらは追放されてしまうためこれ1枚で延々と修復を行うことはできない。