沼地の蚊/Swamp Mosquito
提供:MTG Wiki
Swamp Mosquito / 沼地の蚊 (1)(黒)
クリーチャー — 昆虫(Insect)
クリーチャー — 昆虫(Insect)
飛行
沼地の蚊が攻撃してブロックされないたび、防御プレイヤーは毒(poison)カウンターを1個得る。
毒カウンター対応のクリーチャー。攻撃が通れば、防御プレイヤーに毒カウンター1個を与えられる。
誘発条件ゆえに毒カウンターを置くには攻撃するしかなく、炎の鞭/Fire Whipとのギミックは使えない。しかし、他の毒対応クリーチャーに比べると軽めであり、飛行という回避能力も持っているため、早期に唱えて以後ちくちくと毒を置いていくような嫌らしさはあった。
10回攻撃が通れば勝ち、という観点で見れば「2マナの2/1飛行」に近く、他の毒クリーチャーと比べてもそれなりに強い。しかし、パワー0なので対クリーチャーではまったく役に立たないのが致命的と言える。1/1クリーチャーにも一方的に負けてしまうし、極楽鳥/Birds of Paradiseにも止められてしまう。
カジュアルプレイ向けの、炎の鞭コンボを使わないような毒デッキを組むなら選択の余地はある(当時は毒クリーチャー自体が少なかったため、考慮しないわけにはいかなかったのも確かであるが)。いずれにせよ、この当時の黒の序盤にはいわゆるA定食やトーラックへの賛歌/Hymn to Tourachのような強烈なものがあったので、トーナメントレベルかというとちょっと無謀。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。これに伴いクリーチャー・タイプが蚊(Mosquito)から昆虫に変更された。これによって蚊のクリーチャー・タイプも廃止となった。
- 類似クリーチャーにスークアタの暗殺者/Suq'Ata Assassinがいる。そちらは3マナダブルシンボルと重い反面、パワー1になっていて、飛行の代わりに畏怖を持っている。黒の防御円/Circle of Protection: Blackに耐性があるのも同様。
- ミラディンの傷跡で、使い勝手が向上した疫病のとげ刺し/Plague Stingerが登場。そちらは、クリーチャー相手にも有効で、炎の鞭とのギミックも使える。反面、攻撃が通っただけではカウンターが乗らないので軽減に弱く、パワーを上げてもプレイヤーのライフを減らせない。
関連カード
- Swamp+Mosquito(ジョークカード)