スケイルベインの精鋭/Scalebane's Elite
提供:MTG Wiki
プロテクション(黒)を持つカードの中ではそこそこ大きいサイズを持つクリーチャー。だが正直なところコストに見合っているとは言いがたい。時代が違うといえばそれまでだが、後世の幻影のケンタウロス/Phantom Centaurと見比べるとかなりさびしい物がある。同じプロテクション(黒)なら、疾風のデルヴィッシュ/Whirling Dervishや、白騎士/White Knightなど小型ながら優秀なものがたくさんいたのも厳しいところ。
しかし、ミラージュ・ブロック内であれば、多色であるデメリットを甘受しても利用価値はそれなりに高く(他にライバルもいない)、ミラージュ・ブロック構築では白緑ビートダウンに黒い大型クリーチャーへの対策として採用された。
- ハルマゲドン系デッキで対黒用のサイドボード要員として使われないことも無かった。
- Magic Onlineでのビジョンズのリリースに伴う2006年1月のオラクル更新で人間のクリーチャー・タイプを獲得した。
ストーリー
スケイルベインの精鋭/Scalebane's Eliteとは、マンガラ/Mangara救出作戦、Lion's Eye Quest(ライオンの瞳作戦)に際して、ラシーダ/Rashida自らが選抜した3人の戦士Kulinda(クリンダ)、Jerran(ジェラン)、Forena(フォリナ)のこと。
イラストに描かれている女性1人と男性2人が彼らと推測される。3人の性別は、ジェランが男性であること以外明言されていないため、語尾が-aで終わる女性風の名前ではあるがクリンダとフォリナのいずれかが男性と思われる。
ラシーダ軍最高の戦士たちであり、彼女に絶対の忠誠を捧げる。ジャムーラ/Jamuraa中でも、勇敢さ、頑強さ、技量においてこの若き戦士たちに並ぶ者はほとんどいない。
ドラゴンの鱗鎧(dragonscale armor)を着込み、その他に魔法の防御で守りを固めている。ジョルレイル/Jolrael宮殿での激闘でクリンダとジェランは負傷しているが、使命を果たして全員生還した。
- 掌編Scalebane's Eliteはフォリナの語るライオンの瞳作戦の物語である。
登場
- Scalebane's Elite(Encyclopedia Dominiaの掌編)
- Scalebane's Elite(Encyclopedia Dominiaの見出し語)