シュタルンハイム/Starnheim
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- イストフェル/Istfell(白青、スピリット)
- カーフェル/Karfell(青黒、ゾンビ)
- イマースターム/Immersturm(黒赤、デーモン)
- ノットヴォルド/Gnottvold(赤緑、トロール)
- ブレタガルド/Bretagard(緑白、人間)
- シュタルンハイム/Starnheim(白黒、天使)
- セルトランド/Surtland(青赤、巨人)
- スケムファー/Skemfar(黒緑、エルフ)
- アクスガルド/Axgard(赤白、ドワーフ)
- リトヤラ/Littjara(緑青、多相の戦士)
シュタルンハイム/Starnheimは、カルドハイム/Kaldheimを構成する領界/Realmの一つ。主要種族は戦乙女/Valkyrieで、色は白黒[1]。
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解説
世界樹/The World Treeの頂にある高き領界/Realmがシュタルンハイム、戦乙女/Valkyrieと栄誉ある死者が住まう場所だ。彫刻の施された長艇が鏡面のような黒い湖を音もなく漂い、中央の建造物へ辿り着く――世界樹の生きた枝で編み上げられた、洞窟のような戦乙女の聖堂/The Hall of the Valkyriesへと。神秘的な記号、シュタルンハイムの光/The Light of Starnheimは天頂で太陽のように輝き、その光は世界樹を流れ下ってすべての領界に送られる。
戦乙女の聖堂/The Hall of the Valkyries
古く、精巧で、魔法が脈打つ、シュタルンハイムの中心にある大聖堂は、見る者に畏敬の念を抱かせる。湖から伸びる世界樹の最上部の枝で編み上げられたこの戦乙女の聖堂/The Hall of the Valkyriesは、水面に浮かんでいるようだ。内部では、舞い上がる雲が天井を成し、下層の領界における紛争の総量に応じて、白から灰色、そして雷雲の黒へと変化する。この大聖堂は、これまでに生まれたすべての相応しき者が卓に着き、永遠の宴を共にすることができるだけの広さがある――どれほど多くの新たな魂が来ようとも、聖堂が満員になったように感じることはなく、蜂蜜酒が尽きることもない。
定命の生を終えた後、この大聖堂で永遠の宴を過ごす英雄を戦乙女は選ぶ。最も勇敢な魂だけが、すなわち壮大な偉業を為し勇気ある死を遂げた者だけが、そのような栄誉ある地位を得ることができる。
戦乙女の聖堂に迎え入れられた者には皆、語り手の才能が与えられる。そのため、永遠の宴ではいつでも英雄譚が語られている。定命の魂それぞれに、生前の偉大な勝利を語り、祝う機会がある。これらの物語は必ず英雄的だ。時にはひどく悲劇的なこともあるが、それが呼び起こした強い感情はすぐに過ぎ去ってしまう。シュタルンハイムの栄光に、悲しみの居場所はないのだ。
ヴァルクマー/Valkmir
この領界の滑らかで平らな水面は、鏡面のような黒い湖に見えるが、実のところ、その「水」は水などではない。最初の英雄譚/The First Sagaは、それをヴァルクマー/Valkmirと呼ぶ。世界の創造中に命を落とした、最初の戦乙女の血であると。すべての戦乙女はこの湖から生まれる。ヴァルクマーの強大な魔法は、それを振るう者によって、癒しにも滅びにもなる。
イェッタの船着き場/The Yetta Docks
木造の船渠網、イェッタの船着き場/The Yetta Docksは戦乙女の聖堂を取り囲み、星界の怪物/Cosmos monsterの彫刻で飾られている。この船着き場の近くには十二隻の長艇が漂っている。現在の統治者の神々、スコーティ/The Skotiのそれぞれに一隻ずつ用意されたものだ。その高い地位にもかかわらず、神でさえも終わりを迎えた後の永遠の宴の席を保証されていない。いくつかの古の英雄譚によれば、相応しくない神はシュタルンハイムに辿り着くとこの船に乗せられて漂流し、もっと相応しい神の居場所を空けるために、星界/The Cosmosへと送り出されるのだという。
登場
登場作品・登場記事
- Planeswalker's Guide to Kaldheim, Part 2/プレインズウォーカーのためのカルドハイム案内 その2(Feature 2021年1月14日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)
- Aim Through the Target/サイドストーリー第2話:狙いは外さず(Magic Story 2021年1月15日 Setsu Uzumé著)
- Brokenbrow/サイドストーリー第3話:傷頭(Magic Story 2021年1月22日 Roy Graham著)
その他
- モチーフは北欧神話における主神オーディンの宮殿、ヴァルハラだろう。ワルキューレに選ばれた戦死者の魂エインヘリャルが住む場所で、彼らは世界の終末ラグナロクに備えて昼は戦を行い(死んでも夕方には蘇る)、夜は宴を行うという。