羊術師/Ovinomancer
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珍しい、バウンスではない青のクリーチャー除去。しかも再生不可が付いている。しかし基本土地3枚を手札に戻すのはかなりのリスクである。また、これのせいで繰り返し使うのが難しくなっている。(羊トークンの方はあまり気にしなくていい)
何らかの手段で速攻を与え、CIP能力解決前に起動型能力を使用してしまえば、3マナソーサリー除去のようにして使える。問題は、そのタイミングで速攻を与えられるのは基本的に赤のカードだ、という点だろう。
千年霊薬/Thousand-Year Elixirとの相性がいい。3マナソーサリーのようにして、マナが続く限り何度でも除去をしてくれる。手札に戻すのはコストなので、優先権がこちらにある限り相手のインスタント・タイミングのクリーチャー除去では妨害が難しい。これに対しては、羊術師を唱えるのに対応して千年霊薬を除去するのが有効な対処法となる。
- 騙し討ち/Sneak Attackで出すと面白いかもしれないが、それならもっといいクリーチャーがいくらでもいる。
- 元々のクリーチャー・タイプはソーサラーだった。日本のテーブルトークRPGでは、ソーサラーを「妖術師」と訳すものが多く、その点でもカード名との間で駄洒落が成立していたのだが、変更されてしまった。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。
- このカードは、ブリザード社のコンピューター・ゲーム、ウォークラフトに敬意を表したもの。その中に敵対ユニットを羊に変身させる呪文があって、このゲームは、ビジョンズのデザインをしている時期、R&Dチームのお気に入りだったそうだ。
参考
- カード個別評価:時のらせんタイムシフト
- カード個別評価:ビジョンズ - アンコモン
- 羊!(米Wizards社、英文)