エクステンデッド
提供:MTG Wiki
エクステンデッド/Extendedは、公式フォーマットの1つ。拡張された(Extend-ed)の意。構築環境の1つとして分類されている。縮めて「エクテン」、あるいは英語の頭3文字をとって「エクスト」とも呼ばれる。
目次 |
解説
6〜8つのブロックと3〜4つの基本セットから構成され、3年ごとにローテーションすることになっている。2008年10月のローテーション以降は、スタンダードと同様にブロック毎に1つずつローテーションすることに変更される(参考)。
- スタンダードが創設されてからしばらくすると、スタンダード落ちしたカードが溜まってきたけど、Type1(ヴィンテージ)をやるにはちょっと…という人が増えてきた。そこで、「ちょっと広げたスタンダード」として追加されたのがエクステンデッドである。使えるカードが多い分、難易度もスタンダードより高い。
- ローテーションが導入されてから、本当に「カードプールを少し広げたスタンダード」のような扱いとなった。それ以前では、「過去のカードを使える壊れていないフォーマット」の代表的存在であったのだが、近年ではその役目はレガシーの方が近いかも知れない。
- Type1.5(現レガシー)とType2(スタンダードの俗称)の中間という意味合いで、Type1.75やType1.xという呼び名もあった。
- 次のローテーションは2008年10月に予定されている。それにより、第7版、インベイジョン・ブロック、オデッセイ・ブロックの各カードセットが使用不可能となる。それ以降は、前述したようにスタンダード同様1年ごとに1つのブロックがエクステンデッドから落ちる。
- かつてリバイズドがエクステンデッドから退場したとき、特別にデュアルランドだけは環境に残された(現在は使用できない)。
期間の区分
ローテーションが導入された事で、近年ではエクステンデッドと言ってもどの期間の事を指すのかが曖昧になってきている。
主な呼称としては、下記のように呼ばれることがある。
- アイスエイジ・ブロックからオデッセイ・ブロックまでの期間を、「アイスエイジ期」、「デュアルランド期」
- テンペスト・ブロックからミラディン・ブロックまでの期間を、「テンペスト期」、「前環境」
- インベイジョン・ブロックから現在までの期間を、「インベイジョン期」、「現環境」
また、大きく環境に影響を与えた禁止カードの制定をひとつの区切りとする人も多く、以下のように分けられることもある。
- アイスエイジ期、ネクロポーテンス/Necropotence禁止以前
- アイスエイジ期、ネクロポーテンス/Necropotence禁止以後
- テンペスト期、修繕/Tinker禁止以前
- テンペスト期、修繕/Tinker禁止以後
- インベイジョン期(現在)
使用可能カードセット
- オンスロート・ブロックのカードセット
- ミラディン・ブロックのカードセット
- 神河ブロックのカードセット
- ラヴニカ・ブロックのカードセット
- コールドスナップ
- 時のらせんブロックのカードセット
- ローウィン=シャドウムーア・ブロックのカードセット
- アラーラ・ブロックのカードセット
禁止カード
主なデッキ・その他
- エクステンデッドの変遷を参照