Glimpse, the Unthinkable (Playtest)
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Glimpse, the Unthinkable (2)(青)(黒)伝説のクリーチャー — イリュージョン(Illusion) ならず者(Rogue)
被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
Glimpse, the Unthinkableを選ぶことはできない。
Glimpse, the Unthinkableという名前を選ぶことはできない。
[テストカード - 構築では使用できない。]
不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkableに「極めて」酷似した名前(英語名)を持つ伝説のイリュージョン・ならず者。ただしカード・タイプはもとより、能力的にも全く関連が無い。
とりあえずこのカード単体だけで見ると、被覆によって呪文や能力で対象にできないのはもちろん、選ぶ事もできず名前も選べない(#ルール参照)。文字通りこのカードの存在が「Unthikable(考えられない)」となる。
総じて「とにかく選べない」ように見せかけて、意外と抜け道が多いクリーチャーである。そんなに深く考えずとも4マナ4/5被覆持ちのまぁまぁなコスト・パフォーマンス。能力のおかげで除去がほとんど効かない反面、強化も極めて難しいデメリットもあるが、色が合うならピックを検討する価値はある。
- 「(playtest)」が入っているので問題になることは少ないが、その部分を除けば不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkableにカンマ(,)が入っているかの否かの違いしかない、非常に紛らわしい名前である。当然ながらカンマは発音しないので、口頭での会話ではややこしいことこの上ない。もっともMystery Booster 2に不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkableは封入されていないし、カード・タイプも能力も全く関係ないのでそこまで混乱はきたさないかもしれないが……。初見(初聞?)のプレイヤーはイラストのような反応になることうけあい。
- 公式のリリースノート[1]でも「口で説明するのは難しいけど、不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkableの名前を選べなくする能力じゃないよ」と説明されている。英語の原文をよく見てみよう。
- イラストも(だいぶコメディチックになっているが)オリジナルのイラストを意識したものである。
ルール
- 2番目の「選ぶことはできない」能力とは、虚空への呼び声/Call to the Voidのようなクリーチャーや他のパーマネントの中から、具体的にクリーチャーを選ぶことを求める呪文や能力において、このカードを選ぶことを妨げる能力である。
- 3番目の「名前を選ぶことはできない」能力とは、翻弄する魔道士/Meddling Mageのようカード名を選ぶ能力において、それを妨げる能力。ただしこの能力は(他のクリーチャーがそうであるように)戦場にいる間のみ適用される。そのためこれが戦場に無いのならこのカード名を選ぶことは問題なく可能。
- 対象としたり選ぶことができないのはあくまで呪文や能力でのみ適用される。攻撃やブロックするクリーチャーとしてこれを選択することは問題なくできる。
脚注
参考
- カード個別評価:Mystery Booster 2(R&D Playtest cards)