一瞬の散漫/Fleeting Distraction
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パワーを1だけ下げる、まさに一瞬だけ隙を作るようなキャントリップのインスタント。
戸惑い/Bewilderの下位種で、打ち寄せる水/Hydrosurgeと違って手札は減らないとはいえコンバット・トリックとしてはあまりに脆弱。最小限のマナで手札を消耗せずにインスタント呪文を唱えるイベントを満たす事の方が主目的のカードと言える。
たびたび再録されるリミテッドでもインスタントやソーサリーとのシナジーを意識したデッキでの採用に限りたい。ファウンデーションズのリミテッドでは、それに加えてセカンドドロー関連のカードを1マナと最低限のテンポロスで利用できる上、この種のカード定番の赤緑のアーキタイプがパワー4以上を参照するのを妨害できる事もあるのが一応の長所。微小術師/Micromancerが最低限のアドバンテージを確保できる選択肢としてデッキに1枚程度差して置く程度でも仕事を果たす。
- Ghosts of the Damnedや剣の踊り手/Sword Dancerの起動型能力だけを切りだしたと言える。
- 上位互換として機を見た干渉/Timely Interferenceや出頭/Take the Fallなどが登場している。
参考
- カード個別評価：アヴァシンの帰還 - コモン
- カード個別評価：エルドラージ覚醒 - コモン
- カード個別評価：ファウンデーションズ - コモン
- カード個別評価：ジャンプスタート2022 - コモン
- カード個別評価：コンスピラシー：王位争奪 - コモン
