入門の儀式/Rites of Initiation

2008年8月8日 (金) 16:13時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版

Rites of Initiation / 入門の儀式 (赤)
インスタント

望む枚数のカードを無作為に選んで捨てる。あなたがコントロールするクリーチャーは、これにより捨てられたカード１枚につき、ターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。

1マナでインスタントの全体強化というのはかなりポイントが高いのだが、「無作為に」という条件がネックになっている。自分のコントロールする全てのクリーチャーを強化するので、数さえ出しておけば、土地1枚捨てるだけでも相当な効果が期待できるだろう。

当然一瞬の平和/Moment's Peaceなどの濃霧/Fog系に非常に弱い。
不確定ながらワイルドワームのキーカード。
オデッセイだけのリミテッドでは意気沮喪/Demoralizeとのコンボがあり、「真空波動拳」と呼ばれた。
これで日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla4体＋憤怒/Angerを捨てて１ターンキルができないかという質問がたまにあるが、不可能である。なぜなら、カードを捨てるのはコストではなく効果であるため、これの解決時までに日を浴びるルートワラが場に出る事は無いからである。もちろんルートワラ×4が居る時点でこれがあるなら十分即死級である。
初期のゴブヴァンテージでも採用されていた。数を並べるゴブリンデッキに効果が適しており、またコストである手札もゴブリンの首謀者/Goblin Ringleaderによりまかなう事ができるためである。

参考