勇敢な姿勢/Valorous Stance
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Valorous Stance / 勇敢な姿勢 (1)(白)
インスタント
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。
・タフネスが4以上のクリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。
クリーチャーの破壊かクリーチャーへの破壊不能付与のモードを選べるインスタント。
1番目のモードはアジャニの存在/Ajani's Presenceなどに劣るものの、2マナと重すぎないため構えやすく、選択肢としては悪くない。2番目のモードは追放が破壊になった代わりに1マナ軽くなった光の柱/Pillar of Lightで、白の単体除去としてはなかなかの性能。総じて優秀なカードと言える。
運命再編登場時のスタンダードではクルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixや軍族の解体者/Butcher of the Hordeなどのミッドレンジの主力クリーチャーに強い。1番目のモードを活かせる青白英雄的で採用するのもよいだろう。白を含むデッキでしばしば採用されている。
イニストラード:真紅の契り再録時のスタンダードでは神河:輝ける世界以降のジェスカイ日向やジェスカイ・ストームにおいて、除去兼フィニッシャー保護としてサイドボードあるいはメインデッキから採用されている。バウンスや追放除去も多い環境のため、それらにも対応できるセジーリの防護/Sejiri Shelterと散らして少数採用される。
- エルドレインの森ではリメイク版の武勇の時/Moment of Valorが登場。
- マジック・オリジン 対戦キットに新規イラストで収録された[1]。
- ジャンプスタート2022ではマジック・オリジン対戦キット版のイラストで再録されたほか、アニメ版カードとしても収録されている。
- イラストではオーリオック/Auriokが荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusと闘っているが、ルール上はとてもこのカードで対処できる相手ではない。あちらは破壊不能を持っているため2番目のモードで破壊できないし、ブロッカーに1番目のモードで使っても感染によりダメージが-1/-1カウンターに置き換わるため死亡を免れない、と相性が悪い。
脚注
- ↑ 『マジック・オリジン』対戦キット&エントリーセット デッキリスト(Arcana 2015年7月9日 Blake Rasmussen著)
参考
- Linear Strategies(Daily MTG、Level One、文:Reid Duke)
- カード個別評価:イニストラード:真紅の契り - アンコモン
- カード個別評価:運命再編 - アンコモン
- カード個別評価:ファウンデーションズ - アンコモン (Starter Collection)
- カード個別評価:ジャンプスタート2022 - アンコモン
- カード個別評価:Jumpstart - アンコモン
- カード個別評価:ダブルマスターズ - アンコモン
- カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons - アンコモン