波止場の恐喝者/Dockside Extortionist

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2024年9月24日 (火) 17:30時点における京狐 (トーク | 投稿記録)による版
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Dockside Extortionist / 波止場の恐喝者 (1)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 海賊(Pirate)

波止場の恐喝者が戦場に出たとき、宝物(Treasure)トークンをX個生成する。Xは、対戦相手がコントロールしているアーティファクトとエンチャントの総数に等しい。(宝物トークンは、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)

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ETBで、アーティファクトエンチャントの数だけ宝物生成するゴブリン海賊

統率者戦では、マナ加速に各種マナ・アーティファクトが多用されるため、ほとんどの場面で強力である。対戦相手全員を参照するため、リセットの直後でもなければずる賢いゴブリン/Wily Goblin以下になることはまずない。多色デッキ色事故防止にもなる。

を含む統率者であれば、入らない理由を探すのが難しいパワーカードであった。後に登場した偏向はたき/Deflecting Swatとともに、統率者戦での赤の評価を大きく上げた。これらの登場以前は「統率者戦ならではのパワーカード」という位置づけのカードが赤には少なかった。禁止カードに指定されるまでは、このカードを使用するために赤を含む統率者が選択されるケースすらあった。

狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator祝福されたエミエル/Emiel the Blessedなど、明滅できるカードと相性がよい。宝物によって出せるマナ起動コストより多ければ、お手軽無限マナになる。

  • 需要は多いがダブルマスターズ2022まで再録がなく、シングルカード取引価格が高騰していた。しかし後述する禁止カードに指定された結果、取引価格が500円前後まで下落、買取価格は店舗によっては50円まで落ち込むなど前代未聞の暴落を起こした。
  • ある種の置物対策と言える。赤は、アーティファクトに関しては利用も対策も得意なだが、直接的ではないにしてもエンチャント対策となるカードは珍しい。
  • ダブルマスターズ2022にて再録された際のイラストは、通常版ボーダーレス版ともに統率者2019版とは打って変わって青い皮膚と白い体毛で描かれており、イクサラン/Ixalan次元に生息するゴブリン/Goblinの個体であることがうかがえる。
  • 統率者戦で2024年9月23日付で禁止カードに指定された。[1]宝石の睡蓮/Jeweled Lotus魔力の墓所/Mana Cryptと同じく、2~3ターン目に爆発的なマナから優位に立てるマナを容易に確保してしまう点を問題視された。登場後まもなく活躍し、赤を象徴するマナ加速であり、常に監視対象だった。禁止直近のセットで、エンチャント・トークンやアーティファクト・トークンを出すカードが増えた点や、統率者戦向けのセットで強力なカードが増えた結果、以前のパワーレベルの範囲内に収まらくなったと判断された。

参考

  1. Commander Banned and Restricted Announcement – September 23, 2024/2024年9月23日 統率者戦禁止制限告知
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