キマイラ
提供:MTG Wiki
キマイラ/Chimeraは、クリーチャー・タイプの1つ。複数の動物の特徴を併せ持った獣。
Brass-Talon Chimera / 真鍮の鉤爪のキマイラ (4)
アーティファクト クリーチャー — キマイラ(Chimera)
アーティファクト クリーチャー — キマイラ(Chimera)
先制攻撃
真鍮の鉤爪のキマイラを生け贄に捧げる:キマイラ(Chimera)・クリーチャー1体を対象とし、その上に+2/+2カウンターを1個置く。そのキマイラは先制攻撃を得る。(この効果は永続する。)
Majestic Myriarch / 威厳ある万卒隊長 (4)(緑)
クリーチャー — キマイラ(Chimera)
クリーチャー — キマイラ(Chimera)
威厳ある万卒隊長のパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールするクリーチャーの総数の2倍に等しい。
各戦闘の開始時に、あなたが飛行を持つクリーチャーをコントロールしているなら、ターン終了時まで威厳ある万卒隊長は飛行を得る。先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、到達、トランプル、警戒についても同様である。
Gnostro, Voice of the Crags / 岩山の声、ノストロ (1)(青)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — キマイラ(Chimera)
伝説のクリーチャー — キマイラ(Chimera)
(T):以下から1つを選ぶ。Xは、このターンにあなたが唱えた呪文の総数に等しい。
・占術Xを行う。
・クリーチャー1体を対象とする。岩山の声、ノストロはそれにX点のダメージを与える。
・あなたはX点のライフを得る。
初出はビジョンズのアーティファクト・クリーチャーのサイクルで、生け贄に捧げることにより他のキマイラを強化できる特徴的な能力を持つ。長い間それらのみが有するクリーチャー・タイプであったが、原典であるギリシャ神話をモチーフとしたテーロス・ブロックで新種が追加され、以降も時折登場している。
黒を除く各色に存在する。その出自故か、何かを参照して姿を変えるなど、奇妙な能力を持つものが多い。
タイプ的カードは前述したビジョンズのサイクルのキマイラ(真鍮の鉤爪のキマイラ/Brass-Talon Chimeraなど)たちのみ。
伝説のキマイラは統率者レジェンズ現在、岩山の声、ノストロ/Gnostro, Voice of the Cragsのみ。
- 壁以外で初めてアーティファクト・クリーチャーに与えられたクリーチャー・タイプである。
- ビジョンズのキマイラのメカニズムは、後に接合のモデルとなった。
- ビジョンズのキマイラのイラストを見てみると、それぞれ背景に設計図らしきものの一部が見える。これこそが、全てのキマイラが合体した姿なのである(→Chimera lore参照)。
- 直接の関係は無いが、カード名に「キマイラ(Chimeric)」が含まれるアーティファクトがいくつか存在する。これらはいずれもコストを支払うことでそのターンの間クリーチャー化するアーティファクトである。これらはクリーチャー・タイプとしてのキマイラは得ない。(→「カード名にキマイラを含む」「クリーチャーでない」で検索)
- キマイラ(キメラ)とはギリシャ神話に登場する怪物。ライオンの頭とヤギの胴体と蛇の尾を持つと言われ、さらにライオンとヤギと蛇の3つの頭を持っている、という記述もある。そこから転じて、マンティコアやグリフィンなどの複数の生物が融合した怪物の総称を意味する言葉として使われることもある。ちなみに、生物学用語の「キメラ」はこの怪物のキマイラを語源としている。生物学用のキメラについてはキメラを参照。