ボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Realm
提供:MTG Wiki
ボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Realmはレジェンドサイクル2小説三部作(Assassin's Blade、Emperor's Fist、Champion's Trial)初出の次元/Plane。後にプレインチェイスで次元タイプの1つに選ばれた。
目次 |
[編集] 解説
エルダー・ドラゴン/Elder Dragonのプレインズウォーカー/Planeswalker、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasが支配する次元の1つ。謎多き超現実的な世界で、次元の様相は訪問者の思考や起こりうる将来を鏡に映し出すかのように変化する。小型の次元(Pocket Plane)とされる。
マダラ帝国/Madaran Empireの高官や工作員の中には、ドミナリア/Dominariaからこの次元へのアクセスが許されている者もいる。Ramses Overdark(ラムセス・オーヴァーダーク)やテツオ・ウメザワ/Tetsuo Umezawa、竜公マーホルト/Marhault Elsdragonなどが該当し、彼らは精神集中や儀式的な手段によって瞑想領土を訪れ、ボーラス皇帝に謁見する他、情報交換や会談を行い命令伝達をしている。
元々はウギン/Uginが初めてプレインズウォークした際に訪れた次元であった(彼により生み出された人工次元の可能性も示唆されている)。ボーラスはこの地で精霊龍となる前のウギンを倒し、次元を自らのものに作り変えた。
灯争大戦においては、ウギンはサルカン・ヴォル/Sarkhan Volの協力のもと瞑想領土を取り返した。彼はこの場所を、ボーラスに敗れたニヴ=ミゼット/Niv-Mizzetの魂を復活の日まで匿う場所として使っていた。また、ボーラスの頭上の宝石は元々瞑想領土に由来するものであるため、その繋がりを用いて彼のラヴニカ/Ravnicaでの動向を監視していた。最終的に、この場所は灯と名前を失ったボーラスを封じ込める牢獄領域/Prison Realmとなっている。
- 「ボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Realm」はプレインチェイス以降の名称であり、レジェンドサイクル2小説三部作では単に「Meditation Plane(瞑想次元)」と呼ばれていた。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
- プレインチェイス
- 生達の池/Pools of Becoming
- 基本セット2013
- 適合の宝石/Gem of Becoming
- 灯争大戦
- 牢獄領域/Prison Realm、啓示の終焉/Finale of Revelation
[編集] 登場作品
- Assassin's Blade(小説)
- Emperor's Fist(小説)
- Champion's Trial(小説)
- Time Spiral(小説。ボーラスの思念が残留していた場所は瞑想領土と思われる)
- Enter the Eldrazi 第3部(ウェブコミック)
- The Talented Captain Vraska/敏腕船長ヴラスカ(Magic Story 2017年9月20日 R&D Narrative Team著)
- Chronicle of Bolas: Whispers of Treachery/ボーラス年代記:不実の囁き(Magic Story 2018年7月11日 Kate Elliott著)
- Chronicle of Bolas: Perspectives/ボーラス年代記:もう一つの視点(Magic Story 2018年8月8日 Kate Elliott著)
- Chronicle of Bolas: The Unwritten Now/ボーラス年代記:書かれざる現在(Magic Story 2018年8月15日 Kate Elliott著)
- War of the Spark: Ravnica
[編集] 登場記事
- The Known Mutliverse(Brady Dommermuthによる次元解説。2008/3/19)
- The Planes of Planechase(Doug Beyerによる次元カード解説。2009/9/2)
- What's That Gem?(Internet Archive)(Magic Arcana 2012年8月23日 Monty Ashley著)