大洞窟のコウモリ/Deep-Cavern Bat
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Deep-Cavern Bat / 大洞窟のコウモリ (1)(黒)
クリーチャー — コウモリ(Bat)
クリーチャー — コウモリ(Bat)
飛行、絆魂
大洞窟のコウモリが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を見る。その中から土地でないカード1枚を、大洞窟のコウモリが戦場から離れるまで追放してもよい。
脳蛆/Brain Maggotと帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooterの良い所取りと言え、帆凧の掠め盗りよりタフネスは下がったが絆魂により着実にライフ差をつけにいける。追放する種類に土地以外に制限が無くなったのは非常に大きな点で、相手のデッキタイプに寄らずに確実に動きを妨害できるようになった。アグロに対しては次のターンに展開するはずだったクリーチャーを奪い、2マナクリーチャーに除去を打たせてテンポを損なわせることができるし、除去コントロールデッキに対しても切り崩し/Cut Downなどの安価な除去を奪うことで喉首狙い/Go for the Throatや全体除去などを使わせるか放置する事を押し付けることができる。自分のデッキが攪乱的アグロなら手札を見られるのでマストカウンターが見極めやすくなるというメリットもある。
登場時のイニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期のスタンダードでは、エスパー・ミッドレンジを始めとする黒入りのミッドレンジデッキで分派の説教者/Preacher of the Schismと共にレギュラーになりつつある。策謀の予見者、ラフィーン/Raffine, Scheming Seerや地底のスクーナー船/Subterranean Schoonerなどでサイズの小ささは補われて飛行と絆魂が活きやすい。
- イクサラン:失われし洞窟シーズンのWPNプロモパックに封入されている、ダークフレーム版プロモーション・カードのひとつに選ばれている(カード画像)。
ルール
- 能力の解決時に大洞窟のコウモリがすでに戦場を離れていた場合、対象の対戦相手の手札を見ることはできるが、カードを追放することはできない(CR:611.2b)。
- その他のルールは放逐する僧侶/Banisher Priestを参照。