お菓子の小屋/Gingerbread Cabin
提供:MTG Wiki
Gingerbread Cabin / お菓子の小屋
土地 — 森(Forest)
土地 — 森(Forest)
((T):(緑)を加える。)
あなたが他の森(Forest)を3つ以上コントロールしていないかぎり、お菓子の小屋はタップ状態で戦場に出る。
お菓子の小屋がアンタップ状態で戦場に出たとき、食物(Food)トークンを1つ生成する。(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)
エルドレインの王権のコモン土地サイクルの緑。アンタップインできた場合に食物・トークンを生成する。
例によって能力は地味だが、食物シナジーを重視するならそれなりの価値はあり、緑という色とサイクルの相性も良好。
スタンダードで王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsが禁止されてから、食物シナジーを意識した単色デッキか2色目はタッチするくらいの構成では少数採用される場合もある。
リミテッドなら緑単色で食物シナジー重視となることが十分考えられるので、投入しやすい。
- サイクル共通のルールについてはのどかな農場/Idyllic Grange#サイクル共通のルールを参照。
- モチーフは、グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』に登場する「お菓子の家」[1]。森の奥に捨てられたヘンゼルとグレーテルの兄妹はお菓子でできた家を見つけるが、そこは悪い魔女の住む家だった。
- 日本語版のカード名では「お菓子」と訳されているが、エルドレイン/Eldraineには生きたジンジャーブレッド/Gingerbreadたちがいる。ジンジャーブルート/Gingerbruteを参照。
- ジンジャーブレッドハウス(Gingerbread house)というお菓子も実在する。ドイツ語でヘクセンハウス(Hexenhaus)とも。呪詛/HexというカードもあるようにHexとは「呪い」、Hexenとはドイツ語で「魔女」を指す。魔女の家、つまり上述の童話を由来とした呼び方(Wikipedia:ja:ヘクセンハウス)。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
エルドレインの王権の、基本土地タイプを持つ基本でない土地サイクル。自身と同じ基本土地タイプの土地を3つ以上コントロールしていないとタップインになるが、代わりにアンタップインすると誘発するETB能力を持つ。稀少度はコモン。
- のどかな農場/Idyllic Grange
- 神秘の聖域/Mystic Sanctuary
- 魔女の小屋/Witch's Cottage
- ドワーフの鉱山/Dwarven Mine
- お菓子の小屋/Gingerbread Cabin
「Throne of Eldraine Release Notes/『エルドレインの王権』リリースノート」では、エルドレイン/Eldraineの僻境/The Wildsの風景を描いたサイクルであるとされているが、公式記事「Planeswalker's Guide to Eldraine/プレインズウォーカーのためのエルドレイン案内」ではのどかな農場のイラストが王国/The Realmの節で使われており、齟齬が生じている。