セゴビアへの侵攻/Invasion of Segovia
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バトル — 包囲戦(Siege)
(包囲戦(Siege)1つが戦場に出るに際し、それを守る対戦相手1人を選ぶ。あなたや他のプレイヤーはそれを攻撃できる。それが倒されたとき、それを追放する。その後、それを変身させた状態で唱える。)
セゴビアへの侵攻が戦場に出たとき、トランプルを持つ青の1/1のクラーケン(Kraken)・クリーチャー・トークン2体を生成する。
Caetus, Sea Tyrant of Segovia / セゴビアの海暴君、カエトス
〔青〕 伝説のクリーチャー — 海蛇(Serpent)
あなたが唱えてクリーチャーでないすべての呪文は召集を持つ。(あなたのクリーチャーが、それらの呪文を唱える助けとなる。クリーチャーでない呪文を唱える段階であなたがタップしたクリーチャーは、(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点を支払う。)
あなたの終了ステップの開始時に、クリーチャー最大4体を対象とする。それらをアンタップする。
セゴビア/Segoviaがテーマのバトルから変身する両面カード。第1面はトランプルを持つクラーケン・トークン2体の生成を行う包囲戦、第2面はクリーチャーでない呪文に召集を与え、終了ステップにクリーチャーをアンタップする伝説の海蛇。
第1面のコスト・パフォーマンスは悪く、P/Tの関係で活かせないトランプルを無視すると、同じ機械兵団の進軍でコモンとして収録されているラルの援軍/Ral's Reinforcements同等の性能で1マナ重い。
しかしながら、第2面の性能は強烈で、トークンが生き残っていれば通常のアンタップと終了ステップのアンタップで正味6マナの加速、その他のクリーチャーがいればさらに多くのマナを使えるので、クリーチャー以外ならばもはや使い放題と言ってもいい。火力呪文を使ってでも変身させる価値のあるバトルと言えるだろう。
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その他
セゴビア/Segoviaという次元自体がジョークのような次元である。セゴビアの大怪魚/Segovian Leviathanがイラスト上やフレーバー・テキスト上で巨大なものとして描かれているのに対してP/Tが決して大きくないことがプレイヤー達に話題となっていた。これに対して、セゴビア次元自体のスケールが他の次元の1/100であるために、3/3クリーチャーであってもセゴビア次元では巨大なのだ、という回答から次元自体の世界観が生み出されている。
第二面が3/3の海蛇であるのはセゴビアの大怪魚からの引用であり、第一面で生み出されるクラーケンが本来大型クリーチャーであるのに対してP/Tが1/1であることもミニチュア次元であるセゴビアのフレーバーを醸し出すものである。本来大型クリーチャーが持つ傾向にあるトランプルを持つのも、セゴビアではこのクラーケンでも大型であるというフレーバーからだろう。
- バトルを選べ その1(Making Magic 2023年4月10日)
参考
- 『機械兵団の進軍』のトークン(Daily MTG 2023年4月10日 Kendall Pepple著)
- セゴビア/Segovia(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:機械兵団の進軍 - レア